今日・明日、FOMCが開催されます。利上げは市場予測通り0.25%で収まるでしょう。
問題はパウエル議長が明日（日本時間明日夜）にどのような発言を行うか？ですね。
ジャクソンホールでのパウエル議長の演説後市場は急落！
昨日のNY株はリスクを避けた利確売りが進み、NASDAQは2％下落しました。
昨年のジャクソンホールの前後を思い出してみると・・・・
金融市場はそろそろ利上げペースは緩くなると考え、全般的にその前に大きく上昇していました。しかし、ジャクソンホールでのパウエル議長の発言は非常にタカ派的な内容で、株式市場、暗号通貨市場とも急落しました。
NASDAQは8月１５日の１３，６６７ドルから10月14日の１０，６９２ドルまで2ヶ月間で28%と大きく下落しました。
同じ期間でのBTCの動きは8月15日は２４，３１８ドルで、10月14日は１９，３８２ドルですので同様に大きく下落しています。
といってもBTCの場合、年初からの下落率はNASDAQよりも圧倒的に高くボラティリティが高いのが暗号通貨の特徴でもあります。そして同期間のアルトコインの下落率はBTCを大きく上回ります。
現在のNASDAQは１１，９１２ドルで昨年の8月半ばの半値戻しの水準にあります。それに対してBTCは２２，９００ドルをつけており、昨日は２３，９１８ドルと、２４，０００ドルを伺う水準までの上昇もありました。
昨年11月はFTXの破綻、さらにはレンディング会社等の連鎖破綻もあり、アラメダリサーチの大量保有をしていた一部のアルトコイン（SOLなど）は投げ売りの状態となり暴落しました。
↓↓FTX バンクマンフリードの行った愚かな行為↓↓
そのようなことがあったにもかかわらず、暗号通貨市場は年初からは大きく上昇しています。
↓↓CTRでは1月9日のレポートで市場急騰を的中↓↓
ここからの市場の動きを考えてみると？？？
パウエル議長の発言内容次第で市場は上下どちらにも大きく動く可能性が高いです。ちなみに11月末のパウエル議長の発言では米株は急騰しています。
↓パウエル議長の前回の発言↓↓
パウエル議長の発言内容に注目！！
より柔軟な発言に終始し、0.25%の利上げを行いつつも、3月の次回FOMCで利上げ終了が近づく発言だと市場が捉えれば、米株式市場は急騰する可能性が高いです。
メタ・グーグル・アップル・アマゾンの決算がその後に控えますが、各社の決算内容が想定内に収まれば、GAFAMを中心とした昨年売り込まれたIT関連銘柄は急騰する可能性が高いです。
そして、米国株が急騰すれば、暗号通貨市場は一段高となる可能性が高いです。暗号通貨市場は米国株よりも遅行して上昇が続く傾向が強いです。
そして面白いのは香港株、ハンセン指数の上昇の始まりとメタ株の上昇の始まりが重なっています。中国株、メタ株の上昇は11月1日より始まっており、継続上昇しています。
メタやテスラ、GAFAMの個人株主は暗号通貨投資家とも多くが重なっており、暗号通貨市場の上昇は遅延して起こっていることを考えると、暗号通貨市場の上昇は継続する確率が高いです。
BTCの価格は節目の２５，０００ドルを超えてくれば次は３０，０００ドルを目指す事になるでしょう。出遅れしているアルトコインも大きく上昇することになるでしょう。
ちなみに暗号通貨市場は、今は11月22日を起点とした上昇相場の最中にあります。時価総額上位100銘柄の中で価格が倍以上になった銘柄は既に15銘柄です。
上昇が継続するようであれば、この後は出遅れ銘柄短期売買が狙いどころだと思います。昨年11月22日からBTCは42％。ETHは40％上昇しています。
上位100銘柄の中で、これよりも上昇率が低い銘柄は30以上あります。
この中から厳選して選定すれば、短期で大きなリターンも狙えると思います。
急落リスクにも注意を！！
そしてもう一つのパターンとしてはパウエル議長が株式市場を牽制するために、よりタカ派的な発言を強めることです。この場合、市場は急落リスクが高くなります。
この辺りのリスクを想定し、昨夜のNY株は下落したわけですが、タカ派発言をしても、市場がそれを間違って捉える場合もよくあります。
今の経済指標は全般的には経済の大きな落ち込みは回避できそうな流れになっていますので、今回は楽観視、市場継続上昇と考えてポジションを取っています。本日朝、BTC、ETHをはじめとして4つの暗号通貨を再度買いました。
↓↓1月18日の利確からの買い直しです↓↓
今日、明日、明後日でその結果は出ることになるでしょう。
短期売買とするか、中長期のポジションとするか？これは今週中には判断することになると思います。
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