昨日の米国株は3指数とも上昇。ファーストリパブリックバンクの問題は既に、市場はある程度織り込み済みと言った感じですね。
暗号通貨市場は小休止といった感じで動きは静かです。
ファーストリパブリックバンク問題
28日の米株式市場の時間外取引でファーストリパブリックバンクの株価は、一時54%急落しました。当局の管理下に置かれるとの観測が強まったことで売られました。
米連邦預金保険公社(FDIC)はファーストリパブリックを管財人の管理下に置く準備をしていると報じられています。
ファースト・リパブリックの株価は時間外で一時1.62ドルまで下落。通常取引終値は3.51ドルでした。年初からのこの日の通常取引終了時まで97%余り下げています。
他の地銀への広がりもまだまだ続くと考えるべきで、この点での金融市場混乱は常に意識しておく必要があります。
日銀 植田新総裁も打つ手無し
昨日の日銀の政策会合でもイールドカーブコントロールは継続されることになり、円は大きく各国通貨に対して下落しています。
ドル円は136円台。ユーロ円はいよいよ150円突破です。
↓↓円安は再加速?↓↓
日本銀行は28日の金融政策決定会合で、1年から1年半程度の時間をかけて多角的なレビューを行うことを決めました。
政策金利のフォワードガイダンスは廃止し、長短金利を操作するイールドカーブコントロール政策を軸とした現行の大規模な金融緩和策は維持となりました。
植田総裁の昨日の主だった発言を見ると・・・・
現在は基調的なインフレ率が持続的・安定的には2%に達していないと判断しているが、これが1年半の間に変わる可能性はゼロではなく当然それに伴って政策変更はあり得る
レビュー期間中に出口あるいは正常化を始める可能性はゼロではない
もう少し基調的なインフレ率安定までには時間かかる
現行の金融緩和継続基本だが、副作用も認めざるを得ない
政策の効果と副作用のバランス注意深く分析し情報発信
賃金と物価の上昇の循環を確認できる状況を待ちたい
市場環境は一応安定、今後どうなるか注意深く見守る
結局のところ、誰が総裁を引き受けても日銀は既に詰んでいて、打つ手がないということです。
今のインフレの状態を安定的ではないといっているのは、正直馬鹿ではないかと思います。
↓↓3月の本当のインフレ率は4.23% ↓↓
円安は継続し、昨年の秋のドル円150円突破に向かっていく
日銀の政策変更がないことで、安心して円を売れます。来週のFOMCでの利上げはほぼ決定的ですし、欧州のインフレはまだまだ高い状態であり、ECBの利上げもまだ続けられます。
金利差の再拡大は意識されることになり、円安は継続し、昨年の秋のドル円150円突破に向かっていくのではないかと個人的には思っています。個人投資家のキャリートレードも改めて活発化するでしょう。
そして、円安が加速すれば資源もエネルギーも食料品も、輸入品は全て値上がりします。
インフレが加速することになります。インフレに対して利上げで対応すべきなのに利上げができない・・・・・利上げをすれば日銀が詰んでしまうからです。
↓↓日銀は実質債務超過↓↓
日本はもう打つ手がない
残念ながら、日本国民がますます貧しくなる政策を日銀が行っています。本当に打つ手がないのです。
最終的には日本が積み上げた負債は全て国民の保有する国内資産の価値がなくなる形で相殺されていくことになるでしょうね。
↓↓最後のツケは国民が負担する↓↓
日本のインフレは最終的にはトルコのようになるのでは?
個人的にはそう考えています。
日本円以外を持ち、日本とは別の場所に住む
日本円以外の資産に逃避させることは当然ですが、今の状況下で日本に住むこと自体が大きなリスクだと思います。
↓↓日本人に人気のお勧め海外移住先↓↓
問題を先延ばしするのはそろそろやめて、一度完全にガラガラポンをしてやり直した方が日本の未来のためになると思いますが、戦争リスクも高まっていますし、非常に難しい局面に入っていると感じます。
↓↓レイダリオ氏 米中は戦争手前↓↓
いつも言っていることですが、日本という国が日本国民を守ってくれる時代では既にありません。自分のこと、家族のことは自分自身で守る。これしか打つ手はないのです。
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