昨日のアメリカでは、金融当局がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが市場予想を下回りました。
PCEコア価格指数は前月比0.3%上昇で、市場予想は0.4%上昇でした。
アメリカの利上げもあと1回?
積極的な利上げサイクルが終了に近づいている可能性が示唆されたことで、31日の米株式相場は3日続伸となり、特にテクノロジー株が買われました。
S&P500種株価指数は週間ベースで3.5%上昇。昨年11月以来の大きな上昇率です。
ハイテク株中心のナスダック100指数は前日比1.7%高。四半期ベースでは2020年第2四半期以来の大幅上昇を記録しました。
1月後半に190ドル程度で買ったエヌビディアは継続上昇であっというまに277.7ドル。かなり効率の良い投資になっています。
FOMCの利上げもあとせいぜい1回。0.25%か。金融市場の混乱がまだ収まったとは思えませんが、利上げが止まれば株式市場、暗号通貨市場には好材料です。慌てずじっくり追加投資のタイミングを待ちます。
日銀はYCCを放棄する?
いよいよ日銀のトップが変わります。政策変更があれば、世界の金融市場は確実に混乱します。
日本国債売りで有名になったブルーベイは、日銀のYCC放棄を予想し、日本国債ショートを最大限に増やしています。
個人的にも日本国債のショートを行っていますが、今はまだ含み損を抱えたまま。ただしYCCが解除されれば大きな利益を見込めますので、じっくりとこのタイミングを待ちます。
↓↓日銀の政策変更リスクに備えよ↓↓
暗号通貨 TONは8%以上の上昇
米国株の大幅上昇もあり、暗号通貨市場にも安心感が広がり、全般的に買われています。
先週はハッキングによるハッカーのまとめ売りで価格の崩れたTONでしたが、本日は8%以上の上昇。
価格は2.25ドルまで戻しています。
Bitfinexでの売買がまだ開始されていませんが、開始されれば価格は12月の高値の2.65ドルを超えるのではと個人的には考えています。
先週は2.0ドル台で大量にTONを追加購入できていますので、これもかなり効率の良い投資になると考えています。
↓↓Ton価格急落と今後↓↓
ただし、TONはWeb3.0の主軸銘柄だと考えていますから、多くの保有分はステーキングを行い長期保有です。
↓↓Ton ステーキング利回り14%↓↓
https://cryptotrade-alpha.com/ton/?code=aitrust20230324
欧州は引き続き高インフレが続く!!
昨日発表された3月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値では、総合インフレ率が6.9%と、前月の8.5%から低下しました。
しかし、その一方で食品やエネルギーなど、価格変動の激しい項目を除くコアインフレ率は5.7%に上昇し、過去最高を更新しました。
どこかのタイミングでユーロ圏は崩れていく
欧州は各国間でのインフレ率が大きく違っており、インフレ率の低い国の基準に金利を合わせようとすれば利上げはできず・・・・
インフレ率の高い国を基準に金利を合わせようとすれば、圧倒的に利上げが足りない・・・・
非常にアンバランスであり政策取りが難しい状況です。
やはりどこかのタイミングでユーロ圏は崩れていくと考えます。欧州への投資、ユーロの保有は避けるべきだと考えます。
↓↓欧州株が強い理由がわからない↓↓
ハイパーインフレのジンバブエの昨今は?
ハイパーインフレで有名なジンバブエですが、かつては100兆ジンバブエドルという高額紙幣も発行されました。当時2,000枚の100兆ドルを1枚1ドル(当時100円程度)でイスラエルで面白半分で購入しました。
これが今ヤフオクなどで1枚2万円程度で売られています。20万円で買ったものの価値が既に4,000万円です。
紙幣の価値とはなんなのか?改めて考えさせられます。
ジンバブエの状況をみると・・・・・
2000年代初め、当時のムガベ政権は土地再配分政策の実施による農業生産の激減を埋め合わせようと紙幣を増刷しました。月間インフレ率が796億パーセントに達したあとの2009年、政府はジンバブエドルを廃止し、米ドルを使い始めました。
その後数年は通貨が安定しましたが、中央銀行であるジンバブエ準備銀行が米ドルの需要に対応できなくなりました。
銀行口座の資金は現金で引き出せなくなり、2019年初め、中銀はジンバブエドルを再導入し、米ドル建ての預金や国内の政府債務を現地通貨建てに切り替えました。現在、ジンバブエドルの水準は1米ドル=900ジンバブエドル超で、1月のインフレ率は230%に上昇しました。
米ドルへの切り替えでインフレがある程度落ち着いたものが、ジンバブエドルへの再度の切り替えでハイパーインフレに後戻りです。そして、今面白いことがジンバブエで起こっています。
小額通貨の問題が起こっている
ジンバブエの商業銀行と中央銀行は国内での使用向けに米ドル札を輸入していますが、硬貨は重く、額面も小さいため、海外から空輸するのは経済的合理性があいません。
硬貨はほとんど輸入されていないのです。そのためにジンバブエ国内に硬貨が足りないのです。
人気のファストフード店で商品を注文し、例えば代金3.5米ドルを支払うのに5ドル札を差し出すと、レジ係からお釣りの代わりに店の名前と次回の購入時に使える金額が記された紙を3枚渡されるのです。別のお店ではお釣りの代わりにゆで卵を渡されるそうです(笑)
ジンバブエの人々は政府を信用していません。
しかし、その同じ人々が民間企業は信用しているのです。ファストフード店でクーポンを渡されたら、明日店に行けば受け取ってもらえることを人々は分かっています。政府よりも民間企業が信頼されているのです。
日本の紙幣の価値も幻想に過ぎない
日本の紙幣というのも日本国民が信頼しているから価値があります。しかし、この価値は幻想に過ぎないということです。
コロナ禍のあと、政府の補正予算の積み増しは完全にタガが外れています。
日銀の国債買い入れも必ず限界は来ます。そして、植田新体制で金融政策を変更すれば?
円の価値は大きく継続的に下落し続けることになるでしょうね。
↓↓最後のツケは結局国民が負担するのです↓↓
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