為替

【 FXトレーダーが陥る罠 】インジケーターいじりはトレード成績を妨害する

FXトレードは地味な作業

FXトレードで成果が出ていない方やこれから始めようと思う方は、SNSなどで「1日で◯十万ゲットです!」みたいな見出しに釣られて始めた、始めようと思っている方が多いのではないでしょうか。

全ての発信を否定する訳ではありませんが、中にはそれを餌に情報商材や取引所口座開設誘導で、フィー目当てに発信されている内容も多く見かけます。

もちろん1日で大きく利益を得ることも可能な世界です。ただし、日々地味な作業と自制の繰り返しが本当の成果に結びつくと言うことを念頭に入れて読み進めてみて下さい。

これをやれば上手くいくではない、「これをやらなければ上手くいく」と言った方法を今回は記載させていただきます。

大きく勝つ原理を知る

大きな資金を得ることが可能なのがFXトレードです。しかし、そこにはハイリスクでもあると言うことを理解しておく必要があります。

トレードはギャンブルではない と言う考え方を自分自身は持っていますが、少し競馬で例えさせて下さい。

・単勝、1.3倍

競馬をご存知の方は、この馬券はガチガチの手堅い券であることが、お分かりだと思います。勝っても1.3倍にしかなりませんね。

これでは面白くないので、それならオッズがもっと高いのを狙っていわゆる「大穴狙い」で一攫千金を多くの人が狙いにいきます。その発想がギャンブルとも言えます。

ギャンブルかギャンブルじゃないかは抜きにして、この馬券が必ず勝つと分かっていたらどうしますか?

・馬券の最低購入金額が100円
・100円購入なら勝って130円払い戻し=30円増える

必ず勝つのですから・・

・馬券の最低購入金額を100万円分購入
・勝って130万円払い戻し=30万円増える

必ず勝つのなら借金でもして・・

・馬券の最低購入金額を1000万円分購入
・勝って1300万円払い戻し=300万円増える

まぁあり得ない話ですが、これは例え話です。さてトレードで大きく勝つと言うのは、この買う枚数を増やすと言うことです。馬券と同じで小さい金額でトレードしてもたいして増えません。同じレースを取れたとしてもです。

ですので、値幅が同じであっても競馬同様、ある人は100円のプラスなのに、ある人は10万円プラスになっていると言うことです。これが、「1日で◯十万ゲットです!」のカラクリです。

そしてトレードは、不規則な値動きの中で、利ざやをプラスにする作業ですので、ランダムな動きにたいして、規律あるトレードを継続し続けなければいけません。これが今回の主旨でもある、インジケーターをいじり過ぎても意味がないと言うことに関係してきます。

インジケーターとは

インジケーターとは、トレードを学びだすとテクニカル分析といって、チャート上に移動平均線や一目均衡表などを設定出来ます。これはどの取引所のチャートを使っても、ほぼ似たようなテクニカルチャートが表示することが可能で、複数を組み合わせて使うことも出来ます。

インジケーターは、大きく分けて2種類あります。

・オシレーター系インジケーター
・トレンド系インジケーター

この2種類のインジケーターが、枝分かれして何十、何百種類にもなります。これが厄介なのです。トレードとは、ランダムな動きにたいして、規律あるトレードを継続するのみです。ですが、いくら規律あるトレードをしてもロスカット(損失)をしてしまいます。

100%の手法などありません。ここに落とし穴があり、「このインジケーターは、使い物にならない、次を試してみよう」と言った感じで、トレードごとにインジケーターを変更する作業を行なってしまいます。そうすると、正確なデータが収集出来なくなります。

淡々とした作業、利益と損失の繰り返し

トレードを行う上で、インジケーターについて意見を求められた場合は、「どのインジケーターでも良い、徹底的に使い続けることが重要です」と僕自身は、友人や質問をされた場合は答えています。

これは、10年以上トレードを行なってきた上での明確な答えです。断言出来る理由は、自分自身もあれこれ試し続けた結果、なんでも同じだった・・ と行き着いたからです。インジケーターの設定を変えると、気持ちが変わりなんだか新しい気持ちになれます。

しかし、トレードにはそんな新しい気持ちなど、全く必要ありません。同じ武器で戦い続けるべきで、そこから利益と損失を繰り返し、利益を積み重ねていくことが重要なのです。当然、そうなってくると利益と損失の比率や勝率も重視されてきます。

インジケーターいじりより、リスクとリターンを日々意識

インジケーターいじりは無駄である! このことがご理解頂ければ次に行きましょう。もちろん納得出来ないって方もいるでしょう。そう言う方は、止めはしません。

”自分で試して身体で覚える”これも決して無駄ではないからです。ただし、遠回りを経験した手前お伝えしている訳ですので、そこは各自のトレードライフと言うことで選択されれば良いと思います。

では、ここからはリスクとリターンを意識する方が重要であると言うことについて説明します。

リスク、リワードの比率

リスクとは、その1回のトレードにおいての損失額です。FXで言えば、PIPS(ピプス)とも言われ、1円幅で言うと(100ピプス)とも言われます。


ドル円、1ドル100円のとき買いで参加。
101円で利益確定=1円幅(100ピプス)の利益

この1円幅も競馬の馬券のようにいくら分買うか?によって変わってきます。

これは、取引所のLOT(ロット数)を見てコントロールする必要がありますが、始めのうちは、”デモトレ”と言って、リアル資金を使わずにゲームで練習できるようになっていますし、用意されている取引所も多くあります。

ここでリアルでご自身はいくらから始めるか?で練習をしてみることがおすすめです。この際ですから言いますが、デモトレは大きな枚数を張っても負けないからといって大きな枚数で遊ぶ人がいますが、あまり意味がありません。

ご自身が参加予定の資金量をどう使うか?の練習場にされ身体に覚えさせることが重要なのです。ここでも地味な作業を行う必要があります。

リワードは、1回のトレードで得る利益です。ですのでリスク、リワードは1:1以上であることが望ましいです。

勝率50%のトレードを行いリスク(損失)1にたいしてリワード(利益)2であれば、繰り返せば繰り返すほど利益が積み重なります。簡単に説明しましたが、これを意識する方が、インジケーターにかじりつくよりも何倍も重要なのです。

あなた自身が決めたポイントで、あとは損失と利益をとるポイントを決めて下さい。そしてその作業を徹底し繰り返す必要があります。先ほど紹介したデモトレで、何度も何度も練習を行った上で、リアルマネーでデビューされる方もいます。

これは人それぞれの考え方次第です。リアルじゃないと本気になれないと言う方は、最初から取引所に資金を入れた上で、始めは小額でスタートしてコツを掴むことが重要です。いきなりぶっ飛んだ枚数を張って、とんでもない利益を得たとしてもそこには、なんの意味はありません。

なぜならリスク、リワードが身体に叩き込まれていないのであれば、いつかは必ず大きな損失を出すからです。

損切りが続くとついつい別のことをしてしまいます

ここまで書いてもやはり、同じやり方で地味に続けていく中で、損失が続くと人はつまらなさや自己否定感にかられます。これがトレードをむずかしくしてしまう要因です。

損失を繰り返しても同じやり方、そしてリスク、リワードを徹底して行うことで見えてくるものがあります。

トレードにも絶対はありませんが、地味な作業でスキルを向上させることは可能ですので、是非諦めずにチャレンジしてみて下さい。

【 トレーダー着眼点 】 トレードにおいて見るべきポイントと無視すべきポイントマーケットは、初心者だからといって甘くしてはくれない コロナ禍で、投資やトレードへ関心を持つ人が増えています。ネット証券の取引口座の新...
ABOUT ME
Hatanaka
Hatanaka
投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。
AI TRUSTメルマガへ登録しませんか?

毎週1回情報をまとめてお送りします。

AI TRUSTでは日々の金融市場に影響を与えるニュースを独自の視点から解説を行っています。是非ご自身の投資指標としてご活用ください!!