暗号通貨

【 過剰流動性相場 】ビットコイン爆上げ到来に期待

荒れるマーケット、ビットコイン上昇期待

現在金融市場が荒れています。ただなにも知らない状態でチャートを見れば ” 3月の大暴落からの戻し” 相場に見えます。しかしそんな楽観視をしている状況か・・。今回は、楽観視出来ない世界情勢と、そこに割って入ってくる存在となってくる可能性が十分あり得るビットコインについて書きます。

歴史的節目、1万ドルを突破

1BTC1万ドルというのはトレードや投資を行う人からすれば「意識するポイント」です。これは1BTC100万円といった円表記でも同様に意識されます。ビットコインは、BTCUSDや、BTCJPYという感じで、ビットコインとドル、ビットコインと円とのトレードで成り立っています。もちろんその他BTCとの組み合わせは多数存在しますが、大きく意識されるのがドルや円であるということを覚えておくと役立ちます。

そんなビットコインですが、10000ドルには壁があります。そしてその壁を抜けた後も面白い展開をしています。実は10000ドルを超えて推移したのは、2017年のビットコインバブルと呼ばれた時期、として2019年の春先からの上昇、それだけです。

しかもその2回の時期ですら、数ヶ月しか10000ドルより上には存在していません。それ以外は10000ドル以下でチャートは推移しています。2020年は2月に10000ドルを少し抜けましたが、あっさりその日のうちに下落しました。

そんなビットコインがいよいよ6月に10000ドルを突破しました。*みなさんがこの記事を読む頃は再度10000ドルを割る可能性は当然ありますのでご了承ください。

株価バブル、資金が流れてくるか

株価がバブルといわれる状況に見られます。バブルというのは決して褒められた言葉ではなく、実体経済が追いついていない中での上昇、これにはいわゆるじゃぶじゃぶマネーというものが見え隠れしています。

世界情勢を見ても米中問題は激化しており、さらには米国では抗議デモが暴徒化しており、車が燃やされ、店舗は営業出来ない状況も出ています。

経済が緩やかに回復することを見越した期待感での株価の上昇はどこまで続くのか?これは投資家心理としてもむずかしいところです。このような考え方が増えれば増えるほど、悪材料が出ればマーケットは一気に変貌します。

新型コロナウィルスを楽観視していた米国株のその後

2月上旬を覚えているでしょうか。アジアでは新型コロナウィルスが危惧されはじめました。当然米国なども対策として、中国にいる米国人を国に戻し隔離する動きなどは見せていましたが、米株は史上最高値を記録していました。

急騰ではないジリジリと高値を更新しており、当時の報道では「マーケットは感染症は問題ないと楽観視」といった内容が流れていました。ここで気になっていたのが、あまりにも不透明な内容が多かったこと、” 武漢が数名の死者で交通機関を封鎖 ” これは冷静に考えておかしいことではないでしょうか。

とんでもない感染症、いやなにかが隠れていると考えていい場面ですが、WHOの発信を鵜呑みにしていたのか楽観的。しかし、新型コロナウィルスが良くない状況と知ると一気に急変、前代未聞の暴落劇を繰り返しました。ここで脳裏に焼けつけておきたいのが、2度あることは3度あるです。

現在の状況はどうも腑に落ちない、そういう点が多いです。

ビットコインが、リスクオフで逃避先になる可能性

戦争やテロなどが起こるとリスクオフ要因となります。リスクオフでは主にこのような反応が各金融商品では起こります。

・株売り
・円買い
・ドル買い
・スイスフラン買い
・ゴールド買い
・新興国通貨売り

当然全てが全てそうなるのではなく、そのときの状況によってもなにが買われるのかが変わってきますが、このような際に目立つのがゴールドの買いです。

そんなゴールドに近い役割を見せているのが、デジタルゴールドとも呼ばれるビットコインです。

ただ現時点でのビットコインの動きは、リスクオフでもリスクオンでも買われる、逆にリスクオフでもリスクオンでも売られるという不思議な状況にあります。ただビットコインの存在感としては、このようなリスク商品の1つとして連動してきているというのは大きなメリットではないでしょうか。

不安定な新興国、ビットコインに流れやすい

アルゼンチンのデフォルト。このように新興国が不安定な状況になるときに、ビットコインに流れるケースもあります。そして今回でいえば中国人民元や香港ドルなどは非常に不安定な状況になっています。

香港ドルで保有しておくのが不安・・・ となった人はなにに資金を替えるか?ドルや円もあるでしょう。しかしどの国にも依存していない、ビットコインが脳裏に浮かぶ人も増えてきているのではないでしょうか。

中国の国民も資産を守る動きは出ているようです。そうなると一気に上昇したビットコインがさらなる上昇を見せる可能性も考えられます。

ビットコインが半減期を迎えている

ビットコインはマイニング報酬といって10分に1度決まった報酬がマイナーに入ります。マイナーがビットコインのマイニングを行うことによってビットコインは保たれていますが、この報酬は4年に1度半分になります。

50BTCからはじまり、25、12.5となっていました。そして2020年5月12日に6.25BTCになっています。

冷静に考えてビットコインの価値が上昇しないと、これからマイナーは採算割れをしてしまうということです。2016年25BTCから12.5BTCにマイニング報酬が変わる頃ビットコインの価格はまだ10万円にもなっていませんでした。その後半減期後に1年で220万円に到達、低迷期もありましたが今時点で110万円台に近づいています。

これから4年先まで半減期はありません。マイナーがいないとビットコインは成立しません。ではそうなるには価格はどうあるべきか?この辺も過去の傾向や現在世界で起こっていることを踏まえると、ビットコインに少し意識をおいてみるのも面白いでしょう。

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Hatanaka
投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。