暗号通貨市場が急落し、BTCは現時点で21,800ドル台まで下落しています。今月頭には24,000ドルを超えていましたので10%以上の下落です。
アルトコインの中にはこの24時間だけで10%以上下落している銘柄も多いです。そして米最大の交換業者コインベースの株価は14.1%安で取引を終えました。
クラーケンのステーキングサービスが違法
今日の下落の要因はアメリカでの規制強化の動きに対して、リスク警戒感からの利確、ショートが大きく行われたことにあります。
暗号資産交換業者クラーケンのステーキングサービスについて、証券の違法販売に当たるとSECが認定し、クラーケン側は民事制裁金を含む3000万ドルの支払いに応じたと発表され、このあと市場が大きく下落しました。
SECのゲンスラー委員長は今回の措置について
「ステーキングのサービスプロバイダーが登録を義務付けられ、完全で公正かつ誠実な情報開示と投資家保護が要求されることを市場にはっきりと伝えるはずだ」
と発表資料で説明しました。
このことが市場にとって悪影響を及ぼすかと言えば全く逆で、規制自体が強化されることは、市場の健全化のためには必要なことであり、中長期的な視点から考えれば、これは非常に良いことだと考えます。
昨年はFTXをはじめとして数多くの暗号通貨関連のヘッジファンドやレンディング会社等が破綻し、そこには多くの違法行為がありました。
今後、同じようなことが起こらないためにも必要なことだと思います。
↓↓ FTX バンクマンフリードが行った愚かな行為↓↓
1月は暗号通貨だけでなく、米国株も大きく上昇しましたから一定の調整は必要です。
昨日は米国の金利上昇、2年国債と10年国債の逆イールドが1980年代以降で最大に開いたこともあり、先々のリセッション入り警戒感が高まり米国株下落につながりました。このことも連動し、暗号通貨市場の下落幅は大きくなりました。
米国株の上下幅に比較して、圧倒的に暗号通貨市場はボラティリティが高いです。しかし本質的な部分を理解していれば、特に慌てる必要もありません。
↓↓暗号通貨市場 バブル形成と崩壊の方程式↓↓
BTCを今の価格で購入!!
今は買うには良いタイミングだと考えて先ほどBTCを買いました。そして、BTC,ETH、いくつかのトークンには買い指値を入れています。下落時はドルコスト平均法で買いを入れるのが正解です。
今の市場を不安視していない理由には米国株での個人投資家のセンチメントの改善にもあります。
米利上げサイクルのピークが近いとの期待から、昨年大きく売り込まれた銘柄に個人投資家の買いがはいっておりセンチメントは2022年4月以降で初めて強気に転じました。
1月24日にはエヌビィディアが非常に投資妙味が高いことを伝えていますが、24日の株価は189ドルでしたが、現在は223ドルとなっており既に18%も上昇しています。
↓↓エヌビディアの成長に注目↓↓
米国金利はもう少し上昇しますが峠は近いです。アメリカのリセッション入りの確率は低いと考えていますし、世界のドル離れの動きは加速していることを考えても暗号通貨の未来は非常に明るいと断言できます。
↓↓ドルの弱体化が及ぼす影響↓↓
ただし、全ての暗号通貨が成長するわけではなく、ほとんどはゴミです。成長する暗号通貨を選定し保有することが重要です。
企業物価は9.5% 大幅上昇
本日、日銀が発表した1月の国内企業物価指数は前年同月比9.5%上昇となりました。過去最高だった昨年12月の10.5%上昇から縮小しましたが、原材料高を受けて高水準の伸びが続いています。
12月の賃金の上昇率も非常に高かったですが、このことを考えても、製品、サービスへの価格転嫁は進むことは当然であり、日本のインフレはまだまだ高止まり、収まらないと思います。
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インフレ時には価値が上昇するものに変えることが資産防衛上重要
インフレとは物価が上がるということであり、物価が上昇すれば紙幣の価値はそれだけ下がることになります。デフレ時は紙幣のまま保有することが一番資産形成には有利でした。
インフレ時は紙幣のままで保有し続ければ資産はどんどん減価します。
紙幣から価値が上昇するものに変えることが資産防衛上重要なわけです。
暗号通貨市場はボラティリティが高く、初心者にはハードルも高くはありますが、基軸通貨である米ドル自体が揺らぎ始めている時代ですから、一部の資産を分散して暗号通貨で保有するには非常に重要なことだと思います。
暗号通貨市場が今が今回の底となるか?これは数週間もすれば答えが出ると思います。
その時に改めて検証してみましょう。
暗号通貨市場で大きな投資成果を得るために必須のアイテムです。
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