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【新たな日銀総裁決定】政策はどう変わる?投資市場への影響は?

日本銀行の黒田総裁の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田氏を起用する方針を固めました。

副総裁には内田真一理事、氷見野良三前金融庁長官を充てるそうです。

植田新総裁とは?

参照元:bloomberg(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-10/RPUSCVT0AFB401)

植田氏はマクロ経済や国際金融の専門家です。

日銀の独立性と透明性を高めた新日銀法が施行された1998年4月に東京大学教授から審議委員に就任しました。

97年11月の山一証券や北海道拓殖銀行などの破綻による金融システム不安などを背景に日本経済が不況に陥る中、速水優総裁の下で実施されたゼロ金利政策や量的緩和政策を理論面で支えました。

次の総裁は今の副総裁の雨宮氏が有力で日経がスクープ記事もあげていたにもかかわらず、結局のところ固辞されてしまったわけです。

次の日銀の体制は最後まで持たず崩れていく

内情をよく知っている日銀関係者が皆トップを断るというのが、どれだけ日銀が厳しい状況にあるかが明白です。次の日銀の体制は最後まで持たず崩れていくということなのだと思います。

問題はどのような崩れ方をするのか?
国民生活がどうなるか?

これがポイントです。

財務省は昨日、税収で返済する必要のある普通国債の発行残高が、2022年12月末に1005兆7772億円になったと発表しました。

1000兆円超えは初めてで、22年9月末から11兆9807億円増えました。

日銀が大規模金融緩和のさらなる修正に踏み込めば金利上昇で利払い費が急増する恐れがあります。
増税に突き進むのか?

インフレがより酷いハイパーインフレに変わるのか?

トルコが歩んでいる道に近いような気がしています。

↓↓ドイツ・ソ連・トルコのインフレを振り返る↓↓

日本の今後のインフレをトルコ・ソ連・第一次大戦後のドイツを例に考えてみると? 今月も値上げラッシュでインフレが続きます。2月には5,400品を超える食品が値上げされます。 2023年の値上げ品目数の見通しは、...

日銀がギリギリのところで政策を尽くしている中で、相変わらず自民党の財政政策はばら撒きを続けて借金は積み上がります。

これがいつまでも続くと考えている能天気な人たちの気が知れませんね。無責任で無能は政治家はもうどうでも良いですが、いつまでもクレクレと言い続けてきた日本人全員が同罪でしょう。

一流国家は過去のもの、二流では止まらず三流国家に落ちていうでしょう。

積み上がった借金を減らすためには緩やかなハイパーインフレを起こして、借金の価値の継続減価が一番効果的な方法になります。

ただし、この時は紙幣の価値が継続減価しますので、多くの国民の積み上げたタンス預金、銀行預金が紙クズになります。

10年債金利に引き続き注目!!

昨日も日本の10年債はYCCの0.5% に張り付く場面がありましたが、外資は引き続き虎視眈々と日本国債を売り続けるでしょうから。

具体的な政策変更を行うにしても、黒田総裁から受け継いだ後になりますから、それまでは日銀は引き続き国債を上限なしに買い続けます。

紙幣をばら撒き続けるわけですから、これが金融市場に入ることで米国株、暗号通貨市場には好影響を与えます。

4月までは市場は強い局面が続くことが予想されますし、即座に政策変更が行動しにくいということになれば、それが後ろに伸びれば伸びるだけ紙幣のばら撒きが続けられますから、市場上昇も続く可能性が高いです。

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暗号通貨バブル形成はばら撒きと相関する!!

暗号通貨市場のバブル形成のひとつのパターンは市場へのお金のばら撒きによって起こります。

こちらのチャートはBTCとアメリカの可処分所得を比較したものです。

オレンジ色がDisposable Personal Income可処分所得です。水色の方がConsumer Price Index for All Urban Consumers: All Items in U.S. City Average。アメリカの都市部に限った消費者物価指数です。

トランプ、バイデン政権で特にコロナ禍で行われたばら撒きにより、BTC価格が大きく上昇していることがわかります。ばら撒き時、可処分所得が急増し、この余剰資金が暗号通貨市場に流れ込んだわけです。

本来この時の暗号通貨バブルは2021年の秋に終わっていたのではないかと思います。

これがその後再度市場が上昇したのは、それこそFTX,スリーアローズなどもろもろのぶっ飛んだ暗号通貨関連企業が、レバレッジを大きく利かせ市場で爆買いをしたことにより市場が高騰し、ここに一般投資家の提灯がついたのではないかと考えています。

今は日本がじゃぶじゃぶYCCでお金を刷りまくり市場に提供していますから、これが米株、暗号通貨の上昇につながっています。

新規のお金のバラ巻きが終わる時が要注意

日銀のばら撒きが続く限り米国株、暗号通貨市場には後押しとなりますが、それをやめた時には新規の資金のばら撒きがなくなりますから、市場での需給バランスが崩れる可能性が高くなります。このタイミングが要注意となりますね。

YCCをやめた途端に日本の金利が急上昇し、欧米の金利も釣れ高となり、債券が暴落ということになれば、株式市場、暗号通貨市場にも大混乱が起こります。

その前に一度利確をするのが正解となるでしょうね。

↓↓国債の買い手がいなくなる このリスクも理解すべきです↓↓

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経済の歴史の大きな参考事例になることが、このあとの日本にはやってくると思いますので、興味深く、引き続き見守り、そして起こり得ることを想定しつつ、最大限投資に活かしていくのが賢い方法だと思いますね!!

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