本日夜にアメリカのCPIが発表されます。この数字如何によって株式市場の方向性が見えてきます。
NASDAQとの相関性が低くなってきている暗号通貨市場ですが、流石にインフレが高止まりする数値がでれば利確の動きが進むと見ています。
まずは昨日からの専門家の意見を見てみましょう。
ゴールドマン・サックス・グループのパートナー、ジョン・フラッド氏は、
前年同月比のCPI上昇率が前月の6%を上回った場合S&P500種株価指数は少なくとも2%下落する見通し。だが、ブルームバーグのエコノミスト調査はコンセンサスである5.1%以下なら、株価は上昇する可能性が高い。
と述べています。
本日アメリカのCPI発表で市場はどう動く?
総合CPIは5.1% コアCPIは5.6%の上昇というのが最新の予想値です。個人的には6%を上回るようなことになれば、2%程度の下落では済まず、週間ベースで考えれば5%以上下落する可能性は高いと考えます。
暗号通貨市場ではBTC・ETHは10%程度の調整があり、アルトコインについては15%の急落も十分にあり得ると思います。
ただし、予想を下回り4%台となれば真逆の展開となり、暗号通貨市場は特に安心感からの焦りの買いが相場を押し上げると思います。
今日の夜の発表に注目です。
↓↓金価格は過去最高値を更新↓↓
ブラックロックは根強いインフレを予想
参照元:https://www.sustainablebrands.jp/news/us/detail/1206750_1532.html
ブラックロック・インベストメントのストラテジストがまとめた10日付のリポートによれば
” 構造的なトレンドが物価上昇圧力を持続させる可能性が高い ”
として、ブラックロックは数年前からインフレ連動債を戦略的にオーバーウェイトにしており、市場のインフレ期待を示す指数が低下した先月にはそのポジションを積み増しました。
” 12日に発表される3月米CPIでは根強いインフレが裏付けられるとストラテジストらはみている ”
とあります。
予想値よりも高いインフレ率になることを予測
予想値よりも高いインフレ率になることを予測しています。
個人的にも同感で、インフレ率は高止まりしていると考えており、今はこれに備えて低い価格での買い指値を暗号通貨で何通りか入れています。
そして生成系AI銘柄の大本命のエヌビディアは利確はせず、継続的な保有戦略です。そして更に押し目買いでこちらも指値を入れていきます。
↓↓米ハイテク株の今後をどう読むか?↓↓
地区連銀総裁は異なる見解
米金融当局の次の政策措置を巡り、地区連銀総裁2人が昨日異なる見解を示しています。
※参照元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-30/PJ0IEE6S972G01
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は11日
” 金融当局には物価抑制のためになおやるべきことがある ”
と述べ、銀行セクターの混乱で生じた新たな不確実性の中でも、これまでの路線を維持する方針を示唆しました。
参照元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-02-17/RQ8V6GDWX2PT01
シカゴ連銀のグールズビー総裁は金融ストレスに伴う、与信状況の引き締まりが経済に及ぼす影響を評価する上で
「慎重さと忍耐」
を呼び掛けました。
利上げを当面見送ることが必要になるかもしれないとの考えを、米金融当局者として真っ先に示唆した形です。
地銀の破綻リスクは高まっている
高インフレに対してFOMCは、2%の恒常的なインフレまで落とそうと昨年は連続して利上げを行いました。しかし、未だに直近のインフレ率は6%程度ですから4%の開きがあります。
インフレを抑えようとして更に利上げを行えば、国債価格は下落し、銀行保有の含み損は更に膨らみます。地銀の破綻リスクは高まります。
銀行はリスク回避のために貸し出し姿勢を急速に強化し、貸し渋りの状況にあります。
貸し渋りは資金繰りの悪い企業、中小企業、さらには成長関連銘柄にも大きな負担となります。経済は確実に悪化していきます。
↓↓次の金融ショックはリート市場から始まる↓↓
米株価10%下落予想
ウェルズ・ファーゴの株式戦略責任者、クリス・ハーベイ氏は
” 向こう3カ月から半年でS&P500種株価指数は10%の調整を強いられる ”
と予想しています。
” これによりS&P500種は3700近辺まで下落し、昨年11月以来の水準に近づく ”
との見通しを示しました。
米ハイテク株の企業業績は1~3月期は15%ほどの落ち込みが予想されています。
高インフレ*利上げ継続*業績悪化
流石に年初からの株高はここまでだと考えます。
そして、暗号通貨市場もBTC3万ドル達成感からの調整があると考えます。
流石に2万ドル割れというのはないでしょうが、25,000ドル程度までの調整は十分に考えられます。慌てずじっくりと安値で買い指値を入れていきます。
暗号通貨市場で大きな投資成果を得るために必須のアイテムです。
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