【テスラ自動車だけではない】イーロンマスクが創り出す近未来｜AI TRUST

新しい時代の担い手

新しい時代の担い手

インターネットが普及してから、米国を中心に世界が変わりました。大きな力で牽引しているのが、GAFAの存在です。Google、Amazon、Facebook、Appleです。

スティーブジョブスやマークザッカーバーク、Amazonのジェフベゾスでいえば、世界長者番付を3年連続で1位をキープし存在感を見せています。このような人を中心にこの2、30年世界は大きく変わりました。しかし、まだまだ止まることはありません。

そんな中、イーロンマスクの存在も忘れてはいけません。テスラのCEOのイメージが強いイーロンマスク。彼が描く未来を見ることでワクワクする未来があります。

イーロンマスクとは

イーロンマスクは、南アフリカ人の技術者の父親とカナダ人の母親との間に南アフリカで生まれ、現在49歳。10歳のときにコンピュータを買い、プログラミングを独学しています。そして、12歳のときに最初の商業ソフトウェアであるBlasterを販売、世間にいる「普通」の子供ではないですね。

大学では物理学と工学、1995年に高エネルギー物理学を学ぶためスタンフォード大学の大学院へ進むも、2日在籍しただけで退学し弟と起業しています。この後、買収で約25億、次の会社は約200億円と大金を手にします。

テスラ自動車と同様に注目したいのが、宇宙事業です。すでに2002年には、3つ目の会社として、宇宙輸送を可能にするロケットを製造開発するスペースX社を起業しています。

Twitterの発言が面白い

面白いと言うと語弊があるかもしれませんが、遠くで見る限りは影響がないので楽しんでいるのが、彼の破天荒な発言です。

2018年4月1日のエイプリルフールには、「テスラ社が破綻した。」とのツイートを行い株価を最大8%下落させています。最近では、Twitterのプロフィール欄を突如「＃bitcoin」に変更しました。その後ビットコインは15分で15％の急騰、日本円で70万円幅の上昇を見せています。

【重要・米テスラ社】ビットコイン購入、イーロンマスクは予告していたテスラ社ビットコイン購入報道で最高値米国電気自動車テスラが、暗号資産（仮想通貨）のビットコインを15億ドル（約1,600億円）分購入...

このような突拍子もない動きを見せることもあってか、若者を中心に米国では絶大な人気となっています。当然そこには信念があるからですね。

地下トンネルで交通事情を変える

興味深く未来をイメージさせるのが、イーロンマスクの率いるボーリング・カンパニーが掘削した地下トンネルです。地下道に自律走行の可能な電気自動車（EV）を走らせるとのことですが時速は200キロ以上。近未来都市のような世界、夢のような、漫画のような世界ですが、課題は山積みですが車＝地上の概念を覆す世界に期待をしたいところです。

Tesla in @boringcompany tunnel with retractable wheel gear that turns a car into a rail-guided train & back again pic.twitter.com/3a6i0NoSmi

— Elon Musk (@elonmusk) December 19, 2018

ドライバーがいない、ロボタクシー

テスラは、自動運転分野の世界のリーダー的存在ですが、ロボタクシーも興味深いです。ロボタクシー利用客は、専用のモバイルアプリからまるでUberのようにテスラ車を呼び出して利用できるようになる計画です。

テスラ車のオーナーは、運転しない時間帯はロボタクシーのネットワークに車を提供し、利益を得るという仕組みです。法的規制もありますが、これが進むと自動車を保有する意味も変わってくる内容です。

宇宙を目指すイーロンマスク

イーロンマスクの取り組みのメインと僕が考えているのが、宇宙事業です。これは最もスケールが大きく、民間がそのようなことが可能なのか？と自分軸ではそう考えてしまいます。しかし、それはただ自分軸が小さいだけであり、イーロンマスクの軸は全く違うものです。

2002年にスペースX社を起業以来、失敗を繰り返しつつも前に進み続けおり、「火星への有人飛行」への期待が高まっています。NASAよりも早くにプロジェクトを実現させるのではないかといわれるほどです。イーロンマスクの思考はビジネスマンではなく、物理学を愛する者としての取り組みで、常に宇宙開発の常識を大きく塗り替えています。

話題は尽きない人物

私生活では、離婚、再婚や俳優のジョニー・デップと離婚申請中のアンバー・ハードと交際が噂されるなど、タレント性としても話題が尽きません。強引な面も指摘されており、労働者に対する待遇のひどさも問題視されています。独自の道を常に突き進む人物であるが故に話題は尽きませんが、未来を創り上げていく人物の1人として今後も彼から目が離せません。

PS　これを記載している矢先にTwitterをしばらくやめるとの投稿が。。汗