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【 株価暴落も 】水星の逆行期間を意識する投資家多数

水星の逆行とは

水星の逆行は、年に2、3回起こる逆行現象です。惑星は、水星以外でも逆行が起こります。このような現象を意識している方の中で、投資家がかなり多くいます。今回は水星の逆行とその期間の注意点について解説します。

水星の逆行やその近辺にある世界情勢を合わせて意識することで見えてくる世界が変わります。投資は、テクニカルやファンダメンタルズ、そして水星の逆行や満月、新月などあらゆる場面を統合的に捉えることが重要ですので、今回は水星の逆行について過去に起こった興味深い現象も用いて説明します。

水星は「 情報と伝達 」の惑星

水星は、「 情報と伝達 」の惑星です。情報と伝達は、日々の生活で大きく関係する部分です。ここ何十年間での革命といえばパソコンやスマートフォンの普及。非常に便利な世の中になっていますが、実際これらの不具合が生じる可能性が高いともいえます。

執筆時の10月16日現在は、水星の逆行期間中です。今朝、7時〜8時頃にTwitterで通信障害が起こりました。1時間Twitterがアップ出来ない状況となりました。

このように通信などもですが、その他の逆行期間は以下のようなことに注意が必要です。

・交通機関の乱れ
・スケジュール変更
・突然データ消失
・連絡ミス、行き違い
・メール誤送信
・パソコン、スマホトラブル

そんなことを信用できるか!?という方も、少し意識してみることはいいですね。例えば、余裕を持って外出したり、スケジュールを再確認することでリスクを軽減することは可能です。

2020年水星の逆行期間

現在水星の逆行期間中ですが、2020年は3回の水星逆行期間があります。

・2月17日〜3月10日
・6月18日 〜7月12日
・10月14日〜11月4日

そして、この水星の逆行期間に注意が必要なのが、投資、株式市場や為替などです。

水星の逆行のマーケットは荒れる

投資家の中には、水星の逆行期間は全くポジションを増やすことをしない人や、一切水星の逆行期間中はポジションを持たない人がいます。これは、予期せぬ動きをマーケットがすると知っている過去の経験則からです。水星の逆行期間は、乱高下が激しいという認識を持っておく必要があります。

興味深く、わかりやすいのが2月の水星の逆行期間です。2月24日〜株式市場は大暴落が始まりました。そして、3月9日は追い討ちをかけるような下落。水星の逆行期間終了後もマーケットの下落幅は拡大しましたが、トリガーとなったといってもおかしくないタイミングです。株式、為替、CFD、仮想通貨などあらゆる金融商品が一気に暴落しました。画像は、NYダウです。

米国大統領選&英国離脱問題

今回の10月14日〜11月4日の水星の逆行期間で投資で注意したいのが、11月3日に控えている米国大統領選の行方と英国の離脱に際するEUとの合意についてです。どちらもファンダメンタルズ的にも大いに重要視されていますが、水星の逆行期間中に乱高下することが予想されます。

現に、既にポンドがかなりの乱高下を見せています。乱高下とは、一気に下落したかと思えば、その下落を帳消しにする ” 全戻し ” 全てを戻してしまう状況です。本来であれば、チャートは上昇や下降トレンド、そしてレンジの場合はあまり動かないですが、水星の逆行期間は、急騰、急落の乱高下が起こやすいです。

画像は、ポンドドル1時間足です。ご覧いただくと一目で分かるように、10月14日の水星の逆行期間(青縦ライン)付近から乱高下が見られます。ファンダメンタルズ+水星の逆行期間、ここは注意したいところです。

新月、満月も合わせる

水星の逆行と合わせて覚えておきたいのが新月、満月です。2月の暴落の始まりは、ちょうど2月24日の新月でした。果たしてこれは偶然でしょうか。新月、満月では相場が転換しやすいといわれています。下降から上昇、上昇から下降への転換もありますが、上昇からさらに勢いをつけた上昇など、一度節目となりやすいのが新月、満月です。

10月は、満月が2回、新月が1回ありますが、基本「月に1回ずつ満月、新月になる」と覚えておくといいですね。新月から満月、満月から新月の移り変わり期間は約2週間です。

10月の新月満月
・10月2日(満月)
・10月17日(新月)
・10月31日(満月)

今回の10月2日の満月で綺麗な流れが出ているのがビットコインです。ビットコインは、10月2日付近を底に上昇が始まっています。

もちろん、全てに対して転換が起こるわけでも、満月から新月まで続かない場合もあります。ただ、毎回ウォッチすることで見えてくることがたくさんありますので、ぜひ検証されて見てください。

水星の逆行+新月・満月

水星の逆行期間中(10月14日〜11月4日)に新月が17日、満月が31日にあります。ここの起点を注視することと、そしてなんといっても米国大統領選です。米国は、株価もですが、基軸通貨ドルがどのような動きを見せるのか?も非常に気になるところです。

このようにテクニカルだけはなく、世界情勢や水星の逆行&新月、満月などを組み合わせることでより見えてくるものがあります。最終テクニカルが反応することが多く感じますが、どれをメインに持ってくるといいなどの決まりはありません。投資家が意識する水星の逆行だからこそ何かが起こる、このように頭の片隅に入れておくことで投資の幅が広がり、リスクを身構えることも可能になります。

ABOUT ME
Hatanaka
投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。