【参加は不要！】投資初心者がセミナーに参加してはいけない3つの理由｜AI TRUST

米国の格差拡大、株式投資を基本に
懇親会で他の投資家との交流はアリ
メインネット公開直前の10月17日　ウェブセミナー＆ZOOMセミナー開催決定

米国の格差拡大、株式投資を基本に

コロナ禍の中、米国では格差が拡大しています。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）がまとめた2020年上期末までのデータによると、2020年に入り、米国の富裕層上位50人の合計資産は3,390億ドル増え、約2兆ドル3,390億ドル増となっています。

さらには、下位50％（約１億6,500万人）の資産額は合計2兆800億ドルとなっており、上位50人と下位50％にあたる約1億6,500万人の資産がほぼ同じということになり、格差が拡大しています。上位層のほとんどは株式を保有しており、これらの流れは世界的に見ても同様です。

投資で資産拡大をする意識は、常に念頭に置いておく必要性があります。ただ、このような謳い文句から株式投資を始めましょうという流れが加速すると、初心者で投資を始める人が陥るワナがあります。それは、セミナーへの参加です。

今回は、「投資初心者がセミナーに参加してはいけない3つの理由」について解説します。最後までご覧いただくことで、なぜ初心者は参加するべきではないか？が理解できますので、どうぞお付き合いください。

投資情報は、無料でも有益である

〜投資初心者がセミナーに参加してはいけないその①〜

投資＝大きく稼ぐ、このようなことが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。前述した米国の格差拡大などを見ても、このようなことは証明されています。ただ、だからといっていきなり投資を始めた初心者が、長年築き上げた投資常連の投資資産にいきなり追いつくはずがありません。全ては正しいステップを進めることが大切です。そんな中で重要となるのが、「基本の情報」です。

投資の始め方、投資の種類、投資の考え方などなど多くの内容を少しずつ学ぶ必要があります。そしてそのような情報は、無料でネット上で多く見つけることが出来ますので、慌てずに学ぶという姿勢でまず有益な情報、そしていくつかに目星をつけて長めに見ることがポイントです。有益情報の選び方は以下の通り

・あなたのレベルにあっているか
・更新頻度
・あなたの知りたい情報か
・利益ばかりを追求した内容ではないか

最後の ” 利益ばかりを追求した内容ではないか ”　ですが、これは投資だから利益を追求して当然だろ？と思われるかもしれません。しかし、長い目で考えると自身で考え、自身で投資することを目的とするべきですので、短期的な利益を狙ったような情報を目的に探していると、目先の利益だけにとらわれ長く投資は続かない可能性があります。

投資セミナーも同様です。セミナーに出る前に、この辺りを意識して基礎の基礎を学ばれてみてください。投資セミナーが悪いというわけではなく、理解していない段階でセミナーに参加しても意味がわからず、時間の無駄になる可能性があるということです。

投資初心者は全てのセミナーが正しいと理解しがち

〜投資初心者がセミナーに参加してはいけないその②〜

投資を謳ったセミナーは数多くあります。そしてこれから、コロナ禍で日本の雇用が悪化していく中で、投資に可能性をかけて参加する人も増える可能性があります。少なくとも新型コロナウイルスが流行した3月は、証券口座開設が急増しました。新規で投資を始めた方が増えたということです。

投資を始めるとどうしても、「学べば資産が増える」と思いがちです。学ぶことは当然大切ですが、学び方によっては無駄な時間であったり、価値のない投資商品に投資してしまったりとしてしまいがちです。価値のある投資商品かそうじゃないかの区別は初心者の方でなくてもむずかしいです。

ただセミナーで注意したいのが、投資商品の斡旋。この辺で全てをいい風に感じる、せっかく足を運んできたからその投資商品がいいものと信じたい心理が働くなどがあります。ですので、知識がない間は、投資セミナーへの参加は避けるべきです。仮に参加するとしたら、今回は投資商品が出たとしてもスルーすると決めて、学ぶ目的などで参加することをおすすめします。

「セミナー参加＝儲かる」の謎の思考回路

〜投資初心者がセミナーに参加してはいけないその③〜

タイトルにあるような考えがある方は、セミナー参加を控えるべきです。これは、有料の情報に参加することに関しても同じことがいえます。「お金を払って参加したんだから、儲かるでしょ」このような考え方だと、悪いいい方をしますと、カモにされる恐れがあります。

お金を払えば投資が成功するのであれば、だれも苦労はしません。しかし多くの方は、高額のお金を払ってスクールなどに参加してしまう傾向があります。スクール＝儲かるではなく、基礎を叩き込む場と理解しているのであれば問題ないですが、基礎は無料情報でも叩き込めます。そしてそのような資金があるのであれば投資の経験値に活かすべきです。

ですので、投資は地味な学び、経験の繰り返しをする中で投資スキルを養い、そんな中で成長するにつれて、投資に回す資金の一部を有料情報に回して学びを深めるという考え方はありだと思います。そして、初心者にありがちなのですが、まっとうな情報でも理解が追いついていかず重要なポイントを聞き逃した結果で損失が発生し、そこで「詐欺被害意識」が芽生える人もいます。そうなると、他力本願が加速し、自身の投資スタイルを構築することが困難になってきます。

懇親会で他の投資家との交流はアリ

あくまでも初心者の方、知識が乏しい間は、投資系セミナーはあまりオススメしないという観点でお伝えしてきましたが、超初心者の方でも1つ効果があることがあります。それは、投資セミナー後の懇親会の参加です。開催していないセミナーもありますが、お酒を飲みながらアットホームな形でセミナー登壇者の方にアドバイスを頂いたり、同じ投資仲間ができたりします。

特に投資仲間は純粋なものであれば非常に力強い存在になる可能性も高く、孤独といわれがちな投資の世界においては仲間を作っておくのも時には必要です。ただ、ネットワークビジネス狙いの参加者なども最近は含まれていますので、この辺も注意が必要です。