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【 日本長者番付2020年 】世界から見た日本の長者番付けを比較

長者番付けとは

長者番付けとは、簡単にいえば、「お金持ちの順位」です。日本では、高額納税者公示制度といって、政府が数千万~数億円単位の高額納税者を公示していました。

それを元に高額納税者番付、長者番付けなどを作成していましたが、2006年に廃止されました。廃止の主な理由は、これらをリスト化して悪用したり、当人や身内が犯罪に巻き込まれるケースなどの声が強まったからです。

世界規模で見ると、世界長者番付けが毎年3月に米国経済誌『フォーブス』より発表されます。このランキングには、国における権力や支配的な地位によって富を所有している独裁者、王室などは除外されています。

とはいえ、日本の長者番付けは気になる方も多いでしょう。今回は、日本の長者番付け2020年最新と前年度の比較、そして世界と比較した日本の長者番付け上位者はどうなのか?に迫って見たいと思います。

日本長者番付2020年最新

最新の2020年の長者番付けが発表されました。新聞やテレビなどで馴染みがある、知っているという人も多いのではないでしょうか。日本の長者番付けトップ10をピックアップしますと以下の通りです。

1位・柳井正氏(71歳):223億ドル
2位・孫正義氏(62歳):205億ドル
3位・滝崎武光氏(74歳):198億ドル
4位・佐治信忠氏(74歳):94億ドル
5位・高原豪久氏(59歳):59億ドル
6位・三木谷浩史氏(55歳):54億ドル
7位・重田康光氏(55歳):47億ドル
8位・毒島秀行氏(67歳):41億ドル
9位・似鳥昭雄氏(76歳):40億ドル
10位・森章氏(83歳):39億ドル

驚きの数字で、正直桁違い過ぎますが、この中でも差が開いているのが分かります。

1位~3位の200億ドル超え(約2兆円台)にたいし、4位の佐治信忠氏は半分の94億(1兆円台)、さらには5位との比較でいえばさらに半分の59億ドル(5000億円台)となっています。

これらから見て圧倒的に上位3位までの数字が飛び抜けていることが分かります。年齢は、最年少が55歳、最年長が83歳となっており、平均年齢は67.5歳です。かなりの高年齢層というのも印象的です。

日本 長者番付2019年と2020年を比較

最新の2020年を知りましたが、2019年が気になるところです。2019年の長者番付けはどうなっているのでしょうか。そして2020年との比較をして見ましょう。

1位・柳井正氏(71歳):249億ドル
2位・孫正義氏(62歳):240億ドル
3位・滝崎武光氏(74歳):186億ドル
4位・佐治信忠氏(74歳):108億ドル
5位・三木谷浩史氏(55歳):60億ドル
6位・重田康光氏(55歳):54億ドル
7位・高原豪久氏(59歳):52億ドル
8位・森章氏(83歳):47億ドル
9位・永守重信氏(75歳):45億ドル
10位・毒島秀行氏(67歳):44億5千万ドル

驚くことに上位10人はほとんど代わりがありません。変化があるとすると、2020年と比較すると、2019年に9位にランクインしていた永守重信氏がベスト10から落ち(11位)、代わりに似鳥昭雄氏が2020年は入っています。

そして不動の3位までの順位も変わらずですが、2019年と2020年を比較すると1位柳井正氏と2位の孫正義氏は、減額となっている一方で、3位の滝崎武光氏は、12億ドル増額となっています。柳井氏の圧倒的な強さは健在です。

世界との日本の長者番付け比較

スポーツでもなんでもですが、日本人は世界に通用しているのか?

これも気になるところです。せっかくですので、世界の長者番付けと、日本の長者番付けをリードする方々がどこにランクインしているのか見ていきましょう。まずは世界の長者番付けです。2020年長者番付けベスト5をピックアップします。

1位・ジェフ・ベゾス氏(56歳):1130億ドル
2位・ビル・ゲイツ氏(64歳):980億ドル
3位・ベルナール・アルノー氏(71歳):760億ドル
4位・ウォーレン・バフェット氏(89歳):675億ドル
5位・ラリー・エリソン氏(75歳):590億ドル

世界の人口の過半数以上の資産を10人の超富裕層が保有する真実。

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日本で圧倒的に1位の柳井氏が223億ドル、世界の1位は1130億ドル。世界の広さ、強さが改めて実感されます。そしてこの上位5位の中で、3位のベルナール・アルノー氏を除いた4名はアメリカ人です。ベルナール・アルノー氏はフランス人です。1位のジェフ・ベゾス氏は3年連続1位で、Amazon.comの創業者です。このような上位の数字が並ぶ中で、日本人はといいますと・・・

39位・柳井正氏
47位・孫正義氏
51位・滝崎武光氏

の順となっています。

アメリカの強さが目立ちますが、これは世界の株式時価総額ランキングと関係してくると考えると、失われた30年は個人のみならず、日本経済の発展に痛手となっていることがわかります。

30年前は、日本企業が時価総額ランキングトップ10をほぼしめていましたが、今では1位のサウジアラムコ(サウジアラビア)以外はアメリカがしめています。サウジアラムコは国有石油会社ですので、アメリカの強さが際立っています。

唯一上位といえる位置?

46位にトヨタ自動車がランクインしています。平成元年ではNTTの1位から、上位5位まで全て日本企業、そして日本の銀行がしめていました。時代の移り変わりを感じる反面、日本企業の弱体化が進んでいる事実を改めて気付かされます。

ここから日本人、日本企業が大きく飛躍するためには、恐れずに新たなチャレンジをし続けることにありそうですね。

時価総額ランキングも調べてみましたのでこちらもぜひご覧ください。

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Hatanaka
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投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。
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