経済危機は時系列で起きている!!
世界中で2000年以降に起こっている経済危機、経済混乱、政治混乱は時系列に繋がっている事が分かり、1箇所で起こったことが、連鎖的により大きく繋がっていくのは、グローバル化された現代社会の特徴とも言えよう。
グローバル化された世界では、世界各地から情報が瞬時にスマートフォンを経由し、手元に届く。ひとつの火種が周辺国に飛び火し拡大、拡散していく。
一見関係のないようにみえる事柄が、表面的には繋がりのない事案が、何か一つのきっかけを起点として、絡み合うように繋がり、拡大していく。
感染拡大は収まらない新型コロナウイルスにより、現在の世界が抱える様々な問題が、今後一気に広がり、表面化するリスクに備えることが必要だろう。
サブプライム以降の世界を震撼させた経済問題を羅列
2007年 アメリカではサブプライム危機!
サブプライム問題とは、アメリカの住宅ローン崩壊を背景とした金融危機のこと。 具体的には、米国における住宅バブルとそれに便乗した手法であるサブプライムローン、及びその証券化が起こした不動産バブルの崩壊と以後続く世界恐慌とも呼べる世界金融危機のこと。
2008年 リーマン・ショックで100年に一度と言われる経済危機!
リーマン・ショックは、2008年9月15日に、アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.)が経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象を総括的に呼ぶ通称である。
2009年 ギリシア危機!!
2009年末のギリシアの政権交代の際の財政スキャンダル発覚によって発生したソブリン危機を嚆矢とし、ユーロ危機ならびにギリシア国内の政治的・社会的混乱を誘発することになった複合危機のこと。
2010年 欧州ソブリン危機!!
通称ユーロ危機は、2009年10月のギリシャ政権交代による国家財政の粉飾決算の暴露から始まる、経済危機の連鎖である。
2011年 中東でアラブの春 !!
2011年初頭から中東・北アフリカ地域の各国で本格化した一連の民主化運動のこと。 この大変動によって,チュニジアやエジプト,リビアでは政権が交代し,その他の国でも政府が民主化デモ側の要求を受け入れることになった。
移民はヨーロッパ各国に押し寄せることになり、イギリスのブレグジット問題の根本も移民問題にある。
現在の世界が抱えている様々な問題は?
①中国バブル崩壊リスク
中国の社債デフォルトによる経済混乱リスクについてはAITRUSTではこちらで記事化している。詳細を今すぐ理解すべし!
②債権バブル崩壊リスク
新興国、途上国債務問題についても詳細をこちらから理解すべし!
③マイナス金利による金余りバブル崩壊リスク
マイナス金利により2020年金融破綻が起こる!
この記事は昨年12月30日に予言済み
④不安定な中東情勢リスク
不安定な中東問題についても、そのリスクを指摘済み!
⑤アメリカ、中国、ロシア等 強権的な政治家の多発化リスク
トランプ政権の何がリスクなのか? この記事から読み解いてみよう。
⑥不安定な南欧、欧州リスク
2020年に起こる世界恐慌リスク 改めて理解をこちらから深めるべし。
⑦積み上がる日本の借金、財政リスク
日本の借金、財政リスクは、実はソフトバンクグループが抱える問題とも同質な点も!
https://ai-trust.info/softbank/
全てが今後はつながって表面化し、連鎖は拡大する!!
連鎖的にバブルが崩壊する可能性は高まっており、今回の場合、何処かで風船の一つが破裂すれば連鎖的に繋がっていき、経済危機、経済混乱に収まらず、各国の政権が不安定化し、デモ、テロが多発化、そして大きな紛争に繋がっていく恐れも高いと考えられる。
マイナス金利で運用先に困ったリスクマネーが投資市場に我先にと入ってきたが、現在はそこからの逆転現象が起こっており、並大抵のことではこの流れは止まらず、金融バブルを崩壊に結びつける可能性が高いわけである。
毎週1回情報をまとめてお送りします。
AI TRUSTでは日々の金融市場に影響を与えるニュースを独自の視点から解説を行っています。是非ご自身の投資指標としてご活用ください!!