暗号通貨

NFT市場が急速に拡大する中で、ビジネスとして取り組むべき方法・分野を調査

AI TRUSTでは今市場が急拡大するNFTについて、独自でのビジネスへの取り組み方について検証をしてみました。

こちらは新たなビジネスへの取り組み方として参考になる点も多いかと思いますので、記事としてまとめてみましたので是非お読みください。

NFT市場の拡大

NBAのNFT,トップショットが初月で200億円突破

https://forbesjapan.com/articles/detail/39989 (フォーブスジャパンより引用)

3Beepleの作品は7,000万ドルで落札

https://www.businessinsider.com/art-auction-nft-beeple-top-selling-most-expensive-sale-millions-2021-3 (ビジネスインサイダーより引用)

せきぐちあいみさんのVRアートが1300万円で落札

世界的VRアーティストであるせきぐちあいみさんのVRアート作品「Alternate dimension 幻想絢爛」が3月25日、NFT(代替不可能なトークン)オークションサービスのOpenSeaで約1300万円の値を付け、落札された。

https://image.itmedia.co.jp/l/im/news/articles/2103/25/l_koya_sekiguchi.png#_ga=2.94112094.2101690216.1616640655-244004497.1611301629 (ITメディアより引用)

 ジャックドーシー TwitterCEOの初ツイートは3億円で落札

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2103/23/news059.html

市場は急拡大する中、NFTは完全なバブルの様相にみられます。

NFTでどのようなものが売れているのか?

①トップショット

レブロン・ジェームズのハイライト動画が20万8000ドルで販売されました。プロバスケットボールリーグのNBA選手たちが試合中に披露した決定的瞬間の動画「モーメント(Moments)」がユーザー間で売買されています。トップショットの売上は1月に1億8730万ドルに達し、その直前の30日間との比較で1197%という驚異的上昇を記録しました。

② デジタルアート Beeple等

③ 著名人の画像、言葉、動画、etc

今後有望な市場は?

①コアなファン層が世界に広がっていること

②メインターゲットは40歳以下

③競合がいない、少ない市場に可能性がある

④ アーティスト、プレーヤー、作家、出演者がマネタイズをまだできていない市場は可能性が高い

この辺りが市場として有望であり、オタク市場、地下アイドル、アニメコンテンツ、YOUTUBER等が考えられます。AI TRUSTではデザイナーであり、自らがもともとBboyである方から、Bboy市場の可能性を伝えられました。

Bboyとは?

ブレイクダンス (breakin’) を踊る男性のことをいいます。ブレイクダンサー (break dancer) と同義語になります。女性ならばBガール(B-girl)と呼ばれます。

1970年代後半、ニューヨークのブロンクス区などでブロック・パーティが行われ、ここでDJがターンテーブルを回し、ブレイクビーツを流していました。それに合わせて踊る者またはラップの合間 (break) に踊る者を、クール・ハークが「ブレイク・ボーイ (break boy)」あるいは「ビー・ボーイング (B-boying)」と呼んだとされています。

現在は北米をはじめとして、ヨーロッパ主要国、アジアだと韓国、中国、日本、インド、インドネシア、タイ、フィリピンで盛んになっています。フランス五輪からブレイクダンスが正式種目決定されたこともあり、市場はさらに大きく盛り上がる可能性が高いと考えられます。

日本でも、2012年からは中学の授業の必須科目としてダンスが追加され、3つの習うダンスの中にヒップホップも含まれており、小中高生の中でもダンスはブーム化しているのが現状です。

Bboy人口、規模

ダンスプロリーグの潜在市場規模は国内で600億円と言われています。

ダンス競技人口

ストリートダンスの推定競技人口は80万〜100万人ほどとなっています。

多くのスポーツは、ファン人口>>>競技人口

大雑把な計算として、競技人口の4.6倍=400万人前後が日本のコアなファン層であり、12歳〜35歳までにファン層は集中していることが想定できます。

現在の日本の人口を12,700万人とした場合、12歳〜35歳の合計数は3,000万人程度であり、この層の13.3%を占めることになります。

現在の世界の人口合計数は76億人で、人口が増加する新興国、途上国では若年層の割合が大きいです。この点を考慮せず、13.3%をそのままあてはめたとして、世界全体での潜在的なファン層は10億人を超えることになり、潜在的な市場は非常に大きなものとなります。

ミーティング議事録

こちらはZOOMミーティングの議事録となりますが、話の進め方など参考になるかと思いますので、読んでみてください。

ブレイクダンスはスポーツでもなく、一般的に言われるようなダンスでもなく、その間に位置している。レッドブルが主催する世界大会も開催され、人気化している。

アメリカが先駆者で、日本では1980年代からブレークダンス文化が根付く。今では世界大会のジャッジに日本人が加わっており、日本人選手も世界で活躍している。

Bboyのファンというのは、アイドルのおっかけや野球やフットボールのファンとは少し違う。これらはただのファンで競技する人は少ない。それに対してブレイクダンスの場合、個人競技のバトル大会であり、そのBboy,選手のコアなファンの多くがブレイクダンサーでもある。

選手に対して憧れもありつつ、本人もBboyである。そのため非常にコアなファンになる。さらにはアイドルや他のプロスポーツ選手と違い、Bboyの場合、選手とファンとの距離感が近い。(これは選手自体のマネタイズがまだできていない、芸能人のような存在にはなっていないからということが想像できる。)

現在は、Bboyとして活躍するダンサーの低年齢化も進んでいる。10代半ば以下で世界で活躍するダンサーが増えている。 ちなみにBboy第一世代は既に60代。第三世代が40代半ば。レジェンドと呼ばれるダンサーを若い世代のファンの多くは知らない。

世界の天才ダンサー10名

ダンスのプロリーグも既に日本で昨年からスタートしている

BboyのNFT化について

BboyのNFT化による可能性についてまとめてみました。

① Bboy、Bgirlの独自カードを、決めポーズ等で作るのが良いのではないか
② トップショット ユーチューブ等で発信しているダンス動画のオリジナル権利の販売

この辺りについては日本のメジャーBboyのカード、動画の権利を運営側で買い取ってしまい、Bboy達にお金を渡してあげることで、参加を促進させることもできるのではないか。

Bboyは自分たちのアピール用で動画をユーチューブ、インスタにあげており、既にバズっているものも多数ある。ここから専用サイトへの誘導もできるし、バズっている動画の権利を買うことが、多くのBboyからの協力を得られることにつながるのではないか。

Bboyのほとんどがダンスだけでは食えていない状態であり、彼らの食い扶持を見つけてあげられる今回の取り組みには賛同者も多いだろうと考えられる。 世界のトップのギャランティはまだ不明だが、既にプロダクション等に所属しているBboyも多数海外にはいる。

ブレイクダンスでは人種差別がないので、黒人差別問題、アジア人ヘイトが起こっている今の時流にあっている。

Bboyの中でもジャンルが幅があり、先々は詳細に区切っていくこともできる。

そしてヒップホップはグラフティアーティストと紐づかれており(例えばバンクシー)、BboyのNFTからアートへの繋がりというのも期待できる。

BboyとNFTの相性は良さそうですし、可能性があると考えて更に検討を続けました。そして結果的にどうすることになったのか?こちらは次回・後半に続けたいと思います。

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