お金の話

今さら聞けないお金の話 ⑤

投資で最も左右されるのは人の感情にあるというのは、前回の「今さら聞けないお金の話 ④」で書いてみたが、今回はより効率的にお金を増やすにはどうしたらいいのか?について書いてみる。

情報格差と自己投資

勤勉な人はお金持ちになる素地を持っていると言える。勤勉な人は情報力を持っており、情報力は、資本主義社会において非常に大きな力となるからだ。

たくさん本を読めば、たくさんの知識や知恵を身につけることが出来るようになる。

情報の蓄積によって、分からないことが分かるようになり、出来ないことが出来るようになる。投資の専門用語や経済の話なども、日々それを読むことで理解が深まり、別々の事項だと思ったことが繋がっていき、全体を見通せる俯瞰する力を得られるようになるのだ。

若ければ若いほど有利

知恵や技術を身につけると、ほかの人より有利になるのは言うまでもない。情報の格差は地位の格差になり、地位の格差はお金の格差につながる。大人が子供より有利なのは、子供より経験豊富で物知りだからである。

もし、子供のほうが、経験が豊富で物知りなら、立場は逆になるだろう。しかし、子供には若さという強さがある。若ければ若いほど、これから多くの経験を積み上げることができるのだ。

教えられる側より、教える側のほうが、立場が高くなり、社会的地位も高くなる。当然のことだが稼ぐことができるお金も多くなる。それは、同世代の人たちでも同じことが起こる。

同じ年の人同士でも、よく知っている人のほうが教える側に立つことができ、立場も条件も有利になる。博識になり、情報力を持ち、投資力を持てばお金が増えていくのである。

自己投資をすること

お金が貯まる人、お金持ちはお金が増える使い方を実践している。お金が増える使い方のひとつは投資を行うことであり、もうひとつは自己投資をすることだ。

自己投資は、失敗がない確実な投資先である。

株式投資、為替投資、商品投資、暗号通貨投資、不動産投資、投資には様々な種類があるが、投資先に迷ったら、まず自分に対してお金をかける自己投資をすればよい。

読書をしたり、投資を学んだり、習い事をしたり、語学を学んだり、旅行に出かけたりして、人間としての器を大きくしていくことだ。仕事で必要な技能を身につけるために、自分のお金で、セミナーや講習に出かけるのもよい。自分磨きをしてこそ、人の話が理解でき、仕事を効率よく進められるようになる。自己投資は、お金持ちへの第一歩となるのである。

成功者を模することが大切

誰もが最初からお金持ちであるわけではなく、親から資産を受け継ぐとか、たまたま宝くじが当たったということでなければ、みんな同じようなスタートラインに立ち、成長、成功の積み重ねで結果的にお金持ちになっている。

起業をして成功する人のほとんどの人は、最初は他の人の成功を真似ている。成功者の本を読み、そこから学び、同じ事を実践する人も多い。成功している事業を真似する人もいる。

そして、成功している企業で働き、そこで学んだノウハウを持って独立する人もいる。真似をすることに後ろめたさを感じる必要など無い。 徹底的に真似をすることでリスクを極限まで減らすことにつながるのだ。

これは投資の世界でも同じことが言える。投資で成功したお金持ちの行動、投資方法を徹底的に学び、理解し、模していくのである。 

これによって成功する確率は一気に高くなり、お金持ちへの道筋が出来上がっていくのである。

お金の話
今さら聞けないお金の話 ⑥お金の軸の中心は自らの中心に置くこと 将来のお金が心配、老後がどうなるか心配、年金は本当にもらえるのだろうか? 将来が不安なのは...