日本人のメディア信頼率
コロナ禍で情報に対しての人々の意識が強化されています。全ての情報をテレビや新聞などから得ていた時代は過ぎ、インターネット、SNSなどで有益な情報を発信する人々が増えてきました。そんな中、日本人のメディアに対する信頼率が衰退する傾向が続いています。これは、何を意味するのか?
2020年は激動の年でした。そんな中、正しい情報が常に求められる中で人々の意識は変化してきています。今回は、コロナ禍、そしてアフターコロナで起こる情報への意識について解説します。
新聞の読者数はほぼ半減
Yahoo!ニュースなどネットで全ての情報が得られてしまう中、新聞の読者数はほぼ半数と減っています。ただ、公共放送のNHKの信頼度は60%と依然高い傾向にありますが、これも徐々に崩れていく流れとなると考えられます。
理由は、今までこれらの情報を支持していた高齢者の意識も変わってきていることがあります。そして、中年層、若年層はもうすでにインターネットを中心に活用しています。
印象操作に不信感、情報の裏側が見れる時代
印象操作という言葉をご存知でしょうか?情報操作とも呼ばれていますが、与える情報(証言、記事、写真、映像)を制限したり、虚偽または虚偽にならない範囲で改変することによって、その情報を受け取った側が受ける印象や判断結果に影響を与えようとする行為です。
これが近年酷くなっています。いえ、酷くなっているのではなく、多くの人が気づくことが出来る環境になっているというのが正しい表現かも知れません。
戦後の日本教育ですが、米国によって過去の資料は処分され、教科書は黒塗りにされました。それは米国にとって都合の悪いことだったからです。米国は日本に戦争で勝ったとはいえ、日本を非常に脅威に感じていました。ですので、根本から日本を変えていく取り組みをしたのです。
このように過去の歴史は変えられ、その中で日本は成長をしてきました。このような情報の変更、操作はメディアでも常に起こっているという前提で常に行うべきことがあります。それは、1つの情報に対してAという情報が発信されていたのであれば、逆説を発信している人はいないか?と調べて見ることです。
新型コロナウイルスでいえば、医療崩壊、感染拡大という報道の中で、「医療は崩壊するのか?感染は拡大するのか?」など疑問を持つことが大切です。印象操作の裏側には、利益を考える人が見え隠れしている可能性を考え、真に受けないことが重要です。
新型コロナウイルス、夜の街はなぜ叩かれのか
新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、このような報道が一時期メディアで一気に拡散されていたのは記憶に新しくないでしょうか。「夜の街による感染拡大、若者の感染」これで、新宿歌舞伎町などは一気にPCR検査がされ、陽性者は感染者とされ、あたかも夜の街が新型コロナウイルスの拡散させているという情報操作が行われました。
当然、夜の街はお酒を飲んで騒ぎますので全否定はするべきではありませんが、最近気になる内容がありました。それは、「豊洲市場での感染者」です。夜の街の定義でいえば、クラスターと呼ばれ連日メディアが取り上げ叩いてもおかしくない人数、160人以上の感染。しかし、東京小池都知事は、検査の努力の結果とさらっと流しました。
このような情報の差を見ると、政治的な意図を疑う人もいるのではないでしょうか。ここからは陰謀論になってしまいますが、新宿歌舞伎町を一斉清掃したかったのではないか?という話も聞きます。
ショックドクトリンは常に存在する
ショックドクトリンとは、大惨事につけ込み一気に実施される過激な市場原理主義改革のことをいいますが、日本人は性善説で考える傾向がありますが、性悪説で物事を考えるとこの辺りは磨かれてきます。つまり、全てを疑ってかかる、何かやろうとしているなと探ることが大切です。
これは、メディアの報道が傾いた時は要注意です。偏向報道ともいいますが、逆側を伝えなければ自分で調べる癖をつけない限り、いつの間にか情報に流され、それを信じてしまう展開になるでしょう。
米大統領選で報じられない「不正選挙」
米国の大統領選は、日本のメディアでは、トランプ大統領がただ駄々をこねているというような報道が目立ちました。しかし、実際不正選挙はなかったのか?ここに深く言及するメディアはないに等しいです。これは、日本だけでなく米国でも同様です。
しかし、12月29日になる現在でもまだトランプ大統領のTwitterの投稿は意味深で、デモは日本を含む世界でも続いています。これらはあまり知らない人も多いですが、間違いなく「裏側」で何かが動いていることを感じている人が多いということで、単なる陰謀論では片付けられない内容となっています。そして、それを報じないメディアに対して見切りをつける人が増えているということです。
大手メディア離れは加速する
メディア離れは加速しています。しかし、これは大手メディアにとっては生まれ変わるチャンスであるということは間違いありません。権威に臆することなく情報を発信するメディア媒体が今後は注目され、中心になっていくのではと考えています。まさに情報のピボットは既に始まっています。