為替

【 重要事項 】FXの時間帯を味方につければ、大きく成果は変わる。

FXをする時間帯はかなり重要

知ってしまえば当たり前・・でも、そこまで深く考えていなかった・・ そんなことって世の中にはザラにありますよね?

そういうことって、知ってしまえば、そりゃ重要でしょ!となります。そんな1つに上げられるのが、FXトレードをする方なら必ず意識しておくべき内容が、「FXを行う時間帯」です。

テクニカル分析は、チャートを用いてトレンドラインやフィボナッチなどなど、あらゆるテクニカルツールの分析が必要です。そして、ファンダメンタルズ分析では、世界情勢や金利差など、ヘッドラインや長期的に活かせる内容などがあり、その分析が必要です。

しかし、FXを行う時間帯はそんなにややこしいものではなく、「ただ時間に注意をする、時間の傾向を知る」だけで十分です。

これを知っているのと知らないでは大きな違いです。知っていたけどあまり意識していなかった、という方は、ぜひ今後は意識して見てください。大きな変化を感じることになります。

FXを行う時間帯は、大きく分けて3つ

ほとんどの日本人は日本に住んでいます。ですが、トレードは24時間行うことが可能です。しかし日本のマーケットは「東京時間」といって、その時間帯に多くの参加者がトレードをします。その他にも欧州時間、NY時間とあります。

24時間トレードは可能ということを念頭に置きつつ、まずこの3つの時間帯を覚えておいてください。

・東京時間(8時〜16:00頃)
・欧州時間(15時〜翌2:00頃)
・NY時間(21時〜翌6:00頃)

*冬時間は、1時間遅れます。

では、この3つの時間でなにが重要なのかを説明します。

FXは時間帯によってプレイヤーが全く違う

トレードをする上で、FXの時間帯を意識するべきポイントは、まずそれぞれの時間によって「プレイヤーが異なる」ということを理解しておいてください。

なが〜く、ダラダラとチャートを見ていると全てが繋がっているように見えます。24時間見続けるとなおさらですね。そんな24時間の流れの中にあるメリハリが、FXの時間帯の切り替わりです。そしてプレイヤーが入れ替わっています。

では、どのようなプレイヤーがいるのか?

・東京時間:シドニー・東京・香港・シンガポール
・欧州時間:フランクフルト・チューリッヒ・ロンドン
・NY時間:ニューヨーク

東京は、アジアタイムといわれていますが、欧州時間は欧州ヤクザ、NY時間はヤンキータイムなどとネット上ではいわれています。

なんとなく恐ろしいイメージですが、それくらい荒く、激しい相場になることが多いということからこのような表現になっています。比較的穏やかな東京市場から、欧州時間に移り変わった瞬間、真逆でド派手な動きになることが多く見られます。そして、NY時間に入ると、欧州時間の流れに大きく逆らう動き、上昇した分下落し、さらにはそれ以上の下げが出たりと全否定の動きもあります。逆にその流れを引き継ぎさらにどんどん上昇(下落)継続する流れもあります。

FXの時間帯の切り替わりは重要

このように、プレイヤーが変わるということはご理解いただけましたか?

あなたが会社員で、出勤してトレードをしている立場だというイメージをして見てください。東京時間は東京時間の人、欧州時間は欧州時間の人、NY時間はNY時間の人、それぞれが新しいトレードを新たな気持ちで取り組むということです。

その時間帯に切り替わり、東京でいえば8時〜ですが、9時くらいが動きが出やすいです。欧州時間は16時頃から、NY時間は21時頃からの時間の切り替わりで、プレイヤーが新しく入ったなという感覚が出ます。これは、もちろん日によっても異なりますが、ぜひこの切り替わり時間、時計を見ながらプレイヤーを意識しながらトレードをして見てください。

全ての時間の前場を見るのがおすすめ

東京、欧州、NY全てにおいていえる傾向ですが、前場、始まりが流れを作りにきている傾向が強くあります。これは、新たな気持ちでスタートする中でのスタートの部分にあたります。

東京でいえば、午後からの動きは方向性がないことが多いです。大きく動くことが多い欧州時間でも、比較すると後半よりも前半の仕掛けで一気に動き、後は動いた流れに身を任せている感じを受けます。NYも同様です。この時間帯を意識してチャートを見ると、同じチャート形状でも今は攻めるべきFXの時間帯か?見送るべき時間帯か?が判断出来ます。

動かない時間帯に動くことも稀にありますが、トレードは全てにおいて確率的に考え、確率が高い方にベットします。

この考え方でいえば、時間帯も確率が高い、いわゆる動きやすい時間帯にチャート形状が一致すれば、ベットすればボラティリティもあり、しっかりと動きやすいということです。

このFXの時間帯は、ぜひ味方につけトレードをする上での一つの武器に付け加えていただければと思います。短期デイトレ、中期スイングによっても考え方、使い方は異なりますが、効果的なのはデイトレやスキャルピングです。

番外編:ビットコインFXはどうか?

ビットコインFXは、24時間だけじゃなく365日だれでもトレードが可能となります。ですので、少し上記の説明では把握しかねる部分を多々見受けられます。最近の傾向でいえば、日本の夜中に一気に動くことがあります。

そういうのを見ると「欧米のトレーダーが仕掛けているのかな」ということは、それぞれの生活リズムからイメージは出来ます。ただ、為替FXと比べ、メリハリがなくデータとしてはあまりこれといったものが今のところないというのが自身の感想です。

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Hatanaka
投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。
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