三大投資家の動向を注視せよ
世界が大きく変わろうとしている中、投資をする上で意識しておきたいのが、三大投資家の存在です。
・ジム・ロジャーズ
・ウォーレン・バフェット
・ジョージ・ソロス
それぞれ投資スタンスは全く違えども、” 先見の明 “ の持ち主であることは、いうまでもありません。投資は結果が全ての中で、高齢になりながらもリターンを出し続けての結果がこの3名にはあります。
先見の明は昨日、今日で身につくものではなく幾多の経験の積み重ねあってのこと。このような経験を今、我々はWEB空間を通じてすぐに知ることが出来ます。
しかしすぐに情報を得られる時代が故に、価値も伝わりにくいのが現状です。” 有料こそ正義 ” このような考えの方もいるのではないでしょうか。
人の意見を鵜呑みにしない
情報を得る上で重要なのが、有料であれ無料であれ、パッと出た情報を鵜呑みにしないことです。これは例え三大投資家であってもです。意識しつつ、自分軸で分析することが必要となってきます。
ウォーレン・バフェットでいえば、視点は超長期です。一喜一憂するような考え方、投資スタンスではないということですので、これはあなたの投資スタンスと異なる可能性もあります。
このように自分自身の状況を理解した上で、人の意見を柔軟に取り入れることで、あなたになかった経験値を共有することが出来ます。ポイントを抑えるという意識で、是非情報収集に挑んでみてください。
ジム・ロジャーズにも動きが
ジム・ロジャーズは、2011年3月11日の東日本大震災の直前に、日本株を買い始めたということで有名です。そして震災後さらに買い増しをしています。これは、中長期的にみて日本の景気が戻ると見ていたからでしょう。
そんな中で、2019年には日本株を売却しました。これには、安倍政権の対策を見ての判断とのこと。
しかし2020年に入り、コロナショック後、再度日本株に関心を示しています。特に以前から注目している日本の農業関連、ここに勝機を感じているようです。
何故、日本の農業なのか
日本の農業は、高齢化により衰退しています。ジム・ロジャーズは、「もし私が40歳の日本人なら農場を買う」と発言しています。
これは、当然日本の農業に勝機があると考えているからです。そして外国からの労働力が支えることで、日本の農業が活性化していくとの考えのようです。移民にたいしては賛否あるでしょうが、確かに現在の日本の状況を見ていると国内で支えきれない、もしくは安い人件費を求めて、企業側は海外労働者を活用しているケースが多々あります。
農業=食、食はなにかを削ってでもなくならないと考え、再度奮起をかけるために日本の農業も工夫をしてくると考えているのでしょう。
そして興味深いのが、米中の冷戦については、最終的には中国が覇権を握ることになるという考えを発言しており、こうなると日本の立ち位置は今後ますますむずかしくなります。
金融の街、香港から東京へ
2020年6月30日、中国による国家安全維持法が全人代で全会一致で可決となりました。これは簡単にいえば、香港が今までの状態ではなく、中国の政治、警察などで裁かれるということです。
中国は社会主義、共産主義ですので、考え方自体を日本人には理解出来ない側面もありますが、香港はこれにより、中国の厳しい目が今後は光るということは間違いありません。
そんな中で気になるのが、アジアの金融のハブであった香港の存在です。これが東京に移るのではないか?といわれており、実際そのような動きもあります。
自民党で動きが加速
中国が香港への統制を強める一方で、日本は日本で動いています。香港に代わるアジアの金融ハブに東京をしようとする動きが、自民党内で加速しています。これは、香港の自由を考えると心苦しい部分もありますが、日本経済にとっては明るい材料でもあり、どこかが結局はアジアの金融ハブになる必要があります。
これをジム・ロジャーズは見越していたのではないか?と個人的には考えています。 そして新型コロナウィルスの感染は、まだまだ世界中では拡大している中、ロックダウンを再度行う国や地域も出ています。
しかし日本自体は感染拡大していますが、地域は限定的で、感染者死者も爆発的に増えていない現状です。一部専門家は、アジア人は新型コロナウィルスにたいしての免疫力を、ある程度持ち合わせているのではないか?ともいわれています。
たしかにここまでの流れを見る限りでは、日本が新型コロナウイルスの封じ込めに成功したのではなく、アジア人はコロナにたいしてかかりにくい、かかってもそこまで酷くならない状況であるのは、データでも明らかになっています。
ジムロジャーズ最大の日本株購入の理由
最後に、ジム・ロジャーズは、日本株を購入する理由をこう述べています。
「わたしよりもお金を持っている中央銀行(日銀)が買っているからだ。」
これは非常に説得力があります。日銀はETFを買い続けています。
そしてコロナ禍でも買い支えは続いています。買いが出ると株価は上昇します。当然のことです。さらに上で買う人がいればさらに上昇します。今の株式市場には、バックに日銀というとんでもない大金持ちがついていると、ジム・ロジャーズはいっているのです。
以前、お伝えした「【夏枯れ相場突入】大統領選に向けた調整の動き、リバウンドに備える」を参考にしながら、タイミングをはかるのも面白そうです。
投資での成功は、歴史を知ることですが、歴史を知り、経験を積み続けている投資家の意見も重要ですね。
*投資は、自己責任、最終自己判断の世界ですので、その辺をご理解のほどよろしくお願いします。
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