2026年3月15日 過去24時間の市場動向と経済ニュース
過去24時間のビットコイン価格動向
ビットコインは直近24時間で70,702.98ドル(約0.66%安)となり、比較的小幅な動きとなっています。今週に入ってからはイラン情勢による原油高で一時60,000ドル台前半まで下落しましたが、トランプ前大統領の「戦争はまもなく終わる」との発言で市場心理が改善し、原油急落のなかで7万ドル台まで反発しました。機関投資家によるETF買いなども下値を支え、ビットコインは戦争開始前の水準に近づきつつあります。暗号資産市場では24時間取引が可能な特性が「デジタルゴールド」としての底堅さを支えており、現状は他の資産に比べて安定して推移しているとの指摘があります。
中東情勢悪化で原油急騰、米欧株急落
米国株式市場では原油価格が再び急騰した影響で主要指数が大きく下落しました。原油高はホルムズ海峡封鎖懸念などイラン情勢激化によるもので、インフレ圧力の高まりとして市場が捉えています。欧州の株式市場も軟調で、ユーロ圏のSTOXX600指数は今月に入って7営業日のうち6営業日で値を下げました。米連邦準備理事会(FRB)は来週の会合で現行金利を維持する見通しですが、今回の中東ショックが今後の物価に与える影響は注視されています。
日韓財務相、急落する円・ウォンに警戒 必要あらば介入も示唆
日本と韓国の財務相は共同声明を発表し、急落する円・ウォンに「深刻な懸念」を示した上で、必要なら為替介入も辞さない姿勢を表明しました。声明では、米欧諸国のイラン攻撃を受けてドルが安全通貨として買われた一方、原油輸入依存度の高い両国通貨が大きく下落したと指摘しています。両国は「為替市場を注視し、急激な変動には適切な措置をとる」と明言し、通貨安定化に向け官民で連携する方針を強調しました。この声明を受けて週末にかけて円相場は下げ止まりを見せており、投機的な動きに対する当局の姿勢が改めて意識されています。
テスラ、AIチップ巨大工場を7日以内に稼働―マスクCEO
テスラのイーロン・マスクCEOは14日、同社が建設中のAIチップ生産工場「Terafab(テラファブ)」について、稼働開始まで「7日以内」と発言しました。Terafabでは自動運転車用の第5世代AIチップを自社設計で量産する計画で、昨年の会見でマスク氏は巨大な工場の必要性を示唆していました。今回の発言でマスク氏は自社製チップの開発・製造体制を強化する方針を明確に示し、半導体大手との連携強化も示唆しています。業界ではテスラがAI搭載車の開発競争で優位に立つべく、独自チップ開発を急いでいるとの見方が広がっています。
インド、パイプガス家庭へのLPG供給停止
インド石油・天然ガス省は14日、都市ガス(PNG)接続家庭に対して液化石油ガス(LPG)シリンダーの新規取得・補充を禁止すると発表しました。これにより、パイプガスが利用できる家庭は今後LPGシリンダーを購入できなくなります。政府系石油企業もPNG家庭へのLPG供給を停止するといい、中東情勢の緊迫化でエネルギー需給が逼迫するなか、備蓄維持と需要抑制を狙った措置とみられます。一方でLPGに依存する家庭では燃料確保が難しくなり、消費者物価への影響を懸念する声が上がっています。