政治混乱

【 呪われた大統領 】テカムセの呪い、『20』にまつわる大統領の生存率の低さ

テカムセの呪いが2020年の米国大統領選でも起きる?

今回は都市伝説的な内容です。ただこれじっくりと考えるとあまり邪気に扱えない内容じゃないかな?と思い取り上げてみました。

実は、20年周期、いわゆる「20」のつく年に大統領に就任した人はかなりの確率で、その後の短期間で死亡している事実があります。これを「テカムセの呪い」といいます。

今年は、20のつく年、そして大統領選、さらには、2020年とダブルで20がついています。今からかなり波乱が予測されますが、大統領選だけでなく、大統領が決まった後にも注目する必要があります。

テカムセの呪いとは

テカムセとは、人の名前です。インディアン部族の1つである、ショーニー族のテカムセ酋長から来ています。このテカムセ酋長は、1811年領土を白人に奪われた末、殺害されています。

その後、テカムセの母が呪いをかけたといわれています。もちろん、根拠はありませんが、驚くべき内容が、その後20の周期で就任した大統領の生存率です。

テカムセの呪いで過去に亡くなった大統領とは?

2000年のブッシュ元大統領を除いて、全ての大統領とその関係者が命を落としています。

1840年 ウィリアム・H・ハリソン、1841年4月4日に肺炎で死去した。
1860年 エイブラハム・リンカーン、1865年4月14日に暗殺された。
1880年 ジェームズ・ガーフィールド、1881年7月2日に暗殺された。
1900年 ウィリアム・マッキンリー、1901年9月14日に暗殺された。
1920年 ウォレン・ハーディング、1923年8月2日に心臓発作で死去した。
1940年 フランクリン・ルーズベルト、1945年4月12日に脳溢血で死去した。
1960年 ジョン・F・ケネディ 、1963年11月22日に暗殺された。
1980年 ロナルド・レーガン、1981年3月30日に暗殺未遂にあうものの任期を満了した。

2000年のブッシュ元大統領は後述しますが、1980年のレーガン元大統領の暗殺未遂も大統領自身は亡くならなかったのですが、かばった補佐官が亡くなっています。

・暗殺:4回
・暗殺未遂:1回(補佐官が身代わりに亡くなる)
・病死:3回

8回中、7回が大統領自身が任期中に亡くなり、残りの1回も命を狙われた中で、関係者が亡くなったという事実があります。これが、テカムセの呪いかどうか?は抜きにしても驚くべき内容ではないでしょうか。

2000年、ブッシュ元大統領も波乱の任期だった

20年前の2000年に就任し、二期を努めたブッシュ元大統領は今も健在です。しかし、命が危ないと狙われる場面もありました。

2002年:プレッツェルを食べている最中に失神・昏倒。
下手すると窒息死の恐れも。顔に傷を追う。

2005年(二期目):演説中手に投げ弾が投げ込まれる。
不発に終わるも、命を狙われている。

任期満了直前:イラク人記者に靴を投げつけられる。
うまくよけるが、イラク人記者の不満は溜まっていた様子。

このように数多くの事態が起こっており、死亡、暗殺にもなり得る可能性の高い内容も多かったのです。

2001年・アメリカ同時多発テロ

ブッシュ元大統領任期中で記憶に新しいのが、任期1年目の2001年に起こった惨事、アメリカ同時多発テロ、9・11です。これは、日本にいても空港がテロ警戒をするなど、非常に危機感を感じたのを覚えています。僕自身も危機感を覚え、海外旅行をキャンセルにしました。

1840年〜1980年までの大統領、関係者の死はストップしたものの、2000年も呪いは継続していたのではないでしょうか。

テカムセの呪い、W20年の年、2020年に何かが起こる?

複数のキリスト教団体は真剣に呪いと向き合い、1980年、2000年はそれぞれ、現役大統領が災難から守られるように祈願をしています。それでいうと、確かに大統領自身の身に災いは降りかかっていないともいえます。

今年はダブルで20がつく年です。トランプ氏、バイデン氏どちらが大統領になっても、この辺りは懸念しておく必要があります。

世界情勢を見ると?

世界情勢を見ても、いつなにがどこで起こってもおかしくない状態にあります。米中の衝突はもちろんですし、例えば、我が国日本でいえば、尖閣諸島にたいして軽視していけない、殺伐とした日々が中国との間で続いています。

さらには、新型コロナウィルス感染拡大しているものの、落ち着いているかに見える世界経済。今後さらに悪化を回避するのは厳しい状況ではないでしょうか。

そこで溜まるのが、国民のルサンチマンです。ルサンチマンとは、主に弱者が強者に対して、「憤り・怨恨・憎悪・非難」などの感情を抱くことをいいますが、日本でも政権にたいしてのルサンチマンは、日々膨れ上がっているように感じています。

これは米国も同様です。黒人人種問題や、失業者が今後増えていく中でのルサンチマン。これは必ず国のトップに矛先が向かいます。今回のテカムセの呪いは、単なる都市伝説で片付けるか、過去のデータや現在の情勢とリンクさせて身構えるのか?

それはあなた次第なのです。

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Hatanaka
投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。