アメリカの雇用統計が発表されましたが、雇用市場は引き続き堅調で失業率は過去最低水準です。
これによって5月のFOMCでの0.25%の利上げはほぼ決定で、高い金利水準が年内は続くことになりそうです。
週明けの株式市場がどう動くか?
米国債は下落して、米国金利は上昇しています。
欧米の株式市場はほぼ休みでしたので週明けの株式市場がどう動くか? みものです。
日本の10年債金利はYCC上限の0.5%に3月10日まで張り付いていましたが、シリコンバレーバンクの破綻前後に世界の国債金利は下落し、0.2%割れの水準まで価格は上昇しました。
しかしそこから再度金利は上昇し始め4月5日は0.529%まで上昇し、今もYCC上限近くです。
日銀の植田総裁誕生で今月の日銀会合で動きがあるか?こちらも株式、暗号通貨、為替とも波乱材料として注意してみていく必要があります。
↓↓植田新総裁の政策変更は?↓↓
個人的には日本国債をショートしていますが、先月の急激な金利上昇には冷や汗をかきました。今は既に含み益の状況にありますから、YCC撤回での大きな利益取りを待つ状況です。
↓↓日本国債ショート↓↓
日本のインフレは上昇が加速している!
こちらは3月の日経新聞の記事です。
総務省が31日発表した東京都区部の3月の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が104.0で前年同月比3.2%上昇した。
2月の3.3%から伸びが小さくなり、2カ月連続の鈍化となった。
政府の電気・ガス料金抑制策の効果が続いた。宿泊料は横ばいだった。
全国旅行支援による割引が値上がりを相殺している。総務省の試算によると、電気・ガス料金抑制の効果と合わせた政策効果で生鮮食品を除く総合指数の前年同月比伸び率をおよそ1.1ポイント押し下げた。
政策効果がなければ前年同月比4.3%上昇したことになる。
全国旅行支援と電気、ガス料金抑制効果は共に、政府の行っているばら撒き政策です。
これがなければ4.3%のインフレ率なのです。
インフレ率はさらに悪化しているわけです。そして、ばら撒き政策はインフレを加速させます。
インフレの加速は紙幣の価値を下落させます。
↓↓日本のインフレがさらに進む理由↓↓
黒田元総裁が目指した2%の安定インフレは既に達成しています。そして、所得の上昇も今年の春闘については達成です。金融政策を変更する理由は全て揃っています。
日本円だけで持っていることは大きなリスク
これでも政策を変更しないのであれば理由は明確で、利上げをすれば国家財政がもたないということです。何度も言っていることですが既に日銀も日本財政も詰んでます。
インフレは借金の価値を下落させますので、1200兆円の借金を積み上げた日本としては、今の状況は好都合なのでしょうが、紙幣のまま資産を大事に持っていると本当にやばいことになります。
特に日本円で持っていることは大きなリスクです。常に円以外に分散し続けていくことが重要です。
暗号通貨TON、本日暗号通貨大手取引所Bitfinexに上場
継続的な上昇が期待できる、Web3.0の主軸暗号通貨であるTONが本日暗号通貨大手取引所であるBitfinexに上場です。
流動性も大きく増すことになりますし、短期上昇にも期待できると思います。
3月25日には中国でのTONのハッキング被害により短期的にTonの価格は急落しました。この時にまとめてTONを追加で買いましたが、この分については指値を入れて売却していきます。
↓↓ Tonがなぜ下落したのか?↓↓
暗号通貨 TONのウオレットが画期的に便利
TONのブロックチェーンの技術力は、SOLANAやアバランチの数年先を進んでおり、イーサ、SOLANAの問題を共に解決しており、大きく成長する可能性が非常に高いということです。
2025年の予測値で12ドルから15ドルだそうです。現在の価格は2.25ドルですから6倍以上の上昇です。非常に安定した成長が望めそうです。
Telegramでは既にウォレットが設置されています。このウォレットは非常に便利です。TONの送金がTelegramでつながっている同士であれば、即座に手数料もほぼかからず送金ができます。
日本人も簡単にステーブルコインが買える
USDTの送金もできますし、TONとUSDTのスワップも即座にできます。そして、日本のクレジットカードでも即座にTONを買うことができますし、USDTも買えます。
日本人はステーブルコインを今までは買いにくかったのが、Telegramがこの問題を解決してくれました。
銀行口座を持たずに手数料もほとんどかからず、送金ができるというのは本当にすごいことです。海外送金の壁、国家の壁も一切ありません。
7.5億人ユーザーがこのTONウォレットを利用した時は?
LINEとかでも2.17億人程度の利用者のわけで、それと比較して圧倒的になります。
Telegramの利用はさらに急増しており、10億人突破も下手をすれば来年には達成します。
中国ではウイーチャットペイ、アリペイで利用者同士の送金ができますが、店舗での支払い、屋台での支払いも皆これを使います。
店舗は時点のQRコードをレジ横に置いておくだけです。Telegramのウォレットが同様に世界中に今後広がるでしょう。
世界中の新興国、後進国でTONで支払いが出来るようになる
銀行口座を持たないアフリカや中南米、そして、アジアの人たちの金融口座にTelegramは発展し、そこでTONが広がっていく。
世界中の新興国、後進国の屋台や店舗でTelegramのウォレットで支払いができるようになる。
フェイスブックはリブラで同様のことを行いたかったわけですが、プロジェクトは頓挫しました。しかし、Telegram、TONは既にこれを完成させました。
円からの資産の分散手段として、一部をTONで保有し、Telegramのウォレットで持つというのは非常に有効な手段だと思います。
そして、ただ保有するだけではなく、ステーキングを行い、安定的に利回りを得ていくのが有効だと思いますね。
↓↓TONステーキング↓↓