週間市場動向

【投資熟考】日銀の保有国債含み損 8.8兆円に拡大、追い込まれる日銀 

日銀の保有国債の含み損が数ヶ月で10倍、8.8兆円に拡大しています。

日銀がどんどん追い込まれている様に感じます。

このあとはどの様に円が崩れていくのか?

ここに注目し、円の崩落からのリスクヘッジを行うことが大切です。世界経済の歴史の中でも重要な分岐点が近づいている様に思います。

個人的には既に様々な形でリスクヘッジを済ませていますので高みの見物です。

保有国債は12月末で564兆円

日銀が保有する国債の時価は去年12月末の時点で555兆3000億円でした。簿価は564兆1000億円です。

そして、日銀が保有する国債の含み損が2022年12月末時点で約8.8兆円ととなりました。

↓↓日銀 実質債務超過に↓↓

日銀実質債務超過に!! 昨日、日本の10年債金利が上昇し、日銀のイールドカーブコントロールの0.5%を超えて、一時0.57%まで上昇しました。 1...

日銀は4〜9月期決算で保有国債に8,749億円の含み損が生じていましたが、金利上昇のあおりで含み損が約10倍に拡大しました。たった3ヶ月で8兆円も含み損が増えたわけです。

1月の国債買い入れ額は過去最大

1月の国債買い入れ額は23兆6902億円で、昨年6月の16兆2038億円を上回って過去最大になりました。たった1ヶ月で4.2%も国債保有額が増加しています。

日銀ショートはこの後も海外勢を中心に行われますから、今の政策を続ける限り無制限の買いを継続するしかありません。そしてこれによって含み損はどんどん拡大します。

過去1ヶ月の10年債チャートを見るとわかりますが、日銀のイールドカーブコントロール上限の0.5%を何度も超えています。

先週3日にも一時0.54%まで上昇し、それを日銀が必死に買い支えました。

今月以降、含み損はさらに拡大する!!

12月31日の10年国債金利は0.401%でした。そして、1月31日の10年国債金利は0.486%です。

さらに0.08%金利は上昇していますので、含み損は現在進行形で大きく膨れ上がり続けているわけです。3月末の時点では数十兆円レベルの含み損になる可能性が高く、その前後で副総裁任期満了、総裁任期満了となります。

どこかのタイミングで日本国債、特に10年債は狙い撃ちされ、売り浴びせられることになるでしょうね。

↓↓日本のインフレは加速します↓↓

日本の今後のインフレをトルコ・ソ連・第一次大戦後のドイツを例に考えてみると? 今月も値上げラッシュでインフレが続きます。2月には5,400品を超える食品が値上げされます。 2023年の値上げ品目数の見通しは、...

日本に住む日本人の生活はさらに厳しくなりますが、このタイミングは投資としては非常に大きなチャンスですから、上手に便乗し利益を得ることが大切だと思います。

このあとはじっくりとタイミングを合わせて日本国債のショートを行います。

日本国債をショートする!!

1月18日には0.368%まで10年債金利は下落する場面がありました。

0.4%程度でショートを開始することができれば、0.5%に金利が上昇するだけで25%のリターンになります。日銀が政策を変更し、0.75%まで上限をあげて金利が0.75%まで上昇すれば、90%近いリターンとなります。

仮にレバレッジ5倍で投資を行えば、それぞれ125%,450%のリターンです。今の世界の潮流を見ても、金利が下落するリスクはほぼほぼありません。

これほど手堅く短期間で大きなリターンを得られる可能性の高い投資もなかなかありません。国債のショートは日本の証券会社で誰もができることです。

是非この機会に皆さんも勉強してみてください。

ちなみに財務省のHPの「Q&A」の中にこの様に掲載されています。

【問】 日本が財政危機に陥った場合、国債はどうなりますか?

【答】 仮に財政危機に陥り、国が信認を失えば、
金利の大幅な上昇に伴い国債価額が下落し、
家計や企業にも影響を与えるとともに、
国の円滑な資金調達が困難になり、
政府による様々な支払いに支障が生じるおそれがあります。
そうした事態を招かないよう、財政規律を維持し、
財政健全化に努めていく必要があります。

参照元:財務省HP https://www.mof.go.jp/faq/jgbs/04be.htm

笑ってしまいます。黒田総裁、財政健全化など全くやってませんね。

真逆の政策を押し通している様に思います。

国が信頼を失えば・・・・ ここから後が大事です。日本の行く末の答えが見えています。

日本の企業にも深刻な影響が!!

日本の国債市場の異常による悪影響は既に社債市場に現れています。円建て社債のスプレッド(上乗せ利回り)は今週2020年6月以来の高水準に拡大しました。

日本企業が海外で資金調達を行う上で、より割高な金利を払う必要が出てきています。日銀は日本の企業の足を引っ張り出してしまっています。

本当に日銀は為す術もないところまで来てしまいましたね。

優秀な若い世代の流出は国を弱体化させる!!

タイのパタヤにはロシアやウクライナからの幅広い世代の人たちが街に大量に訪れています。タイでは5年のビザ取得も簡単ですから長期滞在者の方が多い様です。

街中には数多くのカフェがありますが、そこでリモートワークする人たちを多数見かけます。リゾート地でのリモートワーク。パタヤは最高に環境は整っていると思います。

若い優秀な人たちの国外移住が進むと、確実にその国の将来の国力を低下させます。国の経済が混乱すればこの傾向は強くなります。

経済危機のパキスタンでは若年労働者の頭脳流出が深刻です。

デフォルトを起こしたスリランカからも大量の頭脳流出が起こっています。

武力で軍がクーデターを起こしたミャンマーも同様です。

タイの近隣国からタイになぜ多くの頭脳労働者が集まるのか?現状を世界を俯瞰すればよく見えてきます。

レバノンはハイパーインフレが酷い

カルロスゴーンの逃亡先であるレバノンはハイパーインフレが酷いです。

2月1日付けで自国通過のドル建ての価値を1/10に切り下げました。

これによりレバノン公式の相場は1ドル1,500→15,000ポンドとなりました。

しかし、実際の市場の相場は1ドル60,000ポンドだそうです。

公式レートの1/4まで自国通貨が下落しています。

そのレートであっても国民はポンドからの避難に必死な状態です。坂道を転がり出した法定通貨の末路は悲惨なのです。

そういう意味で言えば、日本円もかなりギリギリの土俵際まで追い詰められています。日銀の保有する国債の含み損は8.8兆円に、たった数ヶ月で10倍に増加しました。

そして、これは確実に今後もさらに急増することになります。日本円という通貨の価値の喪失までのカウントダウンが始まっているのです。

日本人の海外出稼ぎはこのあと加速する!!

先日、NHKスペシャルで海外に出稼ぎに行く日本人の特集がありましたが、特に若い世代で大反響になっている様です。

若い日本人の海外流出はこのあと本格的に加速することになりそうですね。そして、年金を支え、税を納める世代がどんどん海外に流出すれば、確実に国力は落ちていきます。

日本に残る若い世代の末路は?犯罪者?or 自殺??

昨年1年間の刑法犯認知件数が前年比5.9%増の60万1389件となり、20年ぶりに増加したことが警察庁の犯罪情勢統計でわかりました。

コロナ禍の行動制限が緩和された影響もあるとみられますが、アンケートで「治安が悪くなった」と回答した人は同3ポイント増の67.1%に上りました。

日本人の2/3が治安が悪化しているのを肌で感じています。

2021年の自殺者数は全体で2万1007人となり前年より74人減ったものの、コロナ流行前の19年より838人多く、高止まりとなっています。

女性は7068人に上り、2年連続で増加しました。流行前5年間平均との比較では、10代以下が29.1%、20代が16.7%増えています。

若い世代の犯罪が急増し、自殺者も急増していることは、現在の日本の仕組みが既に壊れかかり、末期状態にあることが明確だと思います。

そして、非常に厳しい話となりますが、これは今後さらに加速度的に悪化することになるでしょうね。

今週土曜日にZOOMセミナー開催!!

土曜日のセミナーでは、上昇した暗号通貨市場の今後数ヶ月、そして今年1年の状況についてお話します。

さらにはこの後有望な暗号通貨を3種類ほど紹介したいと思います。

3月、4月には日銀の金融政策の大幅変動の可能性が高く、非常に大きな投資チャンスがあります。ここに対応する具体的な投資方法についてもお話します。

これ以外にも濃い内容が目白押しです。

セミナー参加者には後日4,980円で販売するイーブックも無料プレゼントします!!

↓↓ 参加がまだの方は今すぐこちらからご参加ください!!