昨日の米国株はアップルやマイクロソフトなど大型株が上昇。ナスダック100指数は昨年12月の安値からほぼ20%戻し、強気相場入り目前となりました。
注目のファーストリパブリックバンクは昨日も6%の下落です。金融混乱は続く中で大手ハイテク株が資金逃避先になっています。
五強の時代は終わり、大手2社の支配率が高まっています。
GAFAM
S&P500種指数に占めるアップルとマイクロソフトの割合は合計13.3%と、過去最高水準に達しました。2銘柄だけでS&P500種で大きなウエートを占めるのは、1978 年のIBMとAT&Tの組み合わせ以来です。
ここ10年のアメリカ株では
メタ・プラットフォームズ
アマゾン・ドット・コム
アップル
グーグルを傘下に持つアルファベット
マイクロソフト
にほぼ一貫してマネーが同時に流入していました。
何年も連続で大きく値上がりしていたことで、上昇気流が止まることはないと見込んだ取引が広く浸透し、これらの5社はGAFAMと呼ばれていました。
GAFAM銘柄の株価高騰により、S&P500種に占める5社の比重も上昇。2020年8月のピーク時には、S&P500種の約4分の1を占めるまでに至りました。
足元でこの割合は21%まで下がっていますが、大型株に集中していることで、一握りの銘柄が大きく売られれば指数全体を道連れにしかねませんので、この点に関しては懸念材料となります。
↓↓GAFAMからGATAMへ↓↓
アップル&マイクロソフト二強時代へ
ここにきて、インフレ高進に対する懸念が浮上し、FRBが利上げを開始すると、大手ハイテク銘柄の間でも明暗が分かれ始め一部グロース株の魅力が薄れました。
個々の銘柄が特有の問題に見舞われたこともあります。例えば、メタは競争激化やプライバシー規制に直面しました。
株式市場が混乱する中で、アップルとマイクロソフトは資金の逃避先として存在感を高め、S&P500種に占める割合はそれぞれ7.11%と6.14%に達しています。
両社の株価は昨年の急落から持ち直し、年初来では26%、14%それぞれ値上がりしています。
メタが追いつき、Amazon、アルファベットは遅れている
株価チャートを見てみるとこれが明確です。
過去1年で見た場合、マイクロソフト、アップルが安定的な上昇基調にあり、昨年大きく下落したメタが追いつきつつあります。
Amazon、アルファベットは大きく遅れをとっています。
事業の安定感という面から考えた場合、AI分野で一歩先に抜きん出たマイクロソフト
iPhoneという圧倒的な数の端末で顧客とつながるアップル
この2社は先々の安定成長性という面でも安心感がありますね。
↓↓チャットGPTで恩恵を受ける企業は?↓↓
二強時代に加わる企業は?
AIがこの後の株式市場ではテーマとして継続成長が大きく期待できることは間違いありません。そして、その中の本命はエヌビディアです。
↓↓エヌビディアの成長に注目↓↓
1月24日の時点でエヌビディアを買い始めていますが、株式市場が不安定になっても一貫して上昇を続けています。
購入時点での株価は190ドルでしたが、昨日の終値は271.2ドルと途中で大きく値下がりもなくほぼ一貫して上昇を続けています。
上昇はまだまだ続くと考えていますので継続保有しつつ、押し目があれば追加で購入していきます。
TONコインがビットフィネックスへ上場へ!!
年初からWeb3.0の主役の一つはTONコインだと言い続けてきました。
↓↓TONコインの価格形成論↓↓
TONコインはTelegramが元々基盤となって開発が進められています。Telegramの利用者は現在世界で7.5億人まで広がり、ここに来て利用者の増加スピードは加速しています。
年初からの価格形成はじわりじわりとしたもので、他の暗号通貨のように高いボラティリティはありません。
2023年3月29日からBitfinexでの取り扱い開始
TONコインは暗号通貨上位トークンとしては珍しく、大手10位以内の取引所での取り扱いは1社のみでした。しかし、3月29日からビットフィネックスでの取り扱い開始が正式に昨日に発表されたことで、今後は流動性が大きく増すことになります。
流動性が増し、多くの暗号通貨投資家が気軽にTonを売買できるようになることで、需給バランスが変わりますので、価格は上昇し易くなります。
そして、その上で、他の大手取引所での取引も、順次開始されていくことが期待できます。そうなれば更なる価格上昇が期待できます。
ちょうど昨日から価格が下落していましたので、本日TONコインを追加で購入しました。
これは基本的には短期売買で利益を取りに行く予定です。といってもTonは中長期保有にこそメリットがあると考えてますから、元々保有分については全てステーキングに回しています。
↓↓Tonステーキングの魅力↓↓
金融システムが不安定な中でもBTC、ETHは粘り強い価格形成。
紙幣からの逃避は継続して続きそうです!!