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テスラ、3回目のマスタープランを読み解くと?

テスラのマスタープランの発表がテキサスのテスラ工場で行われています。マスク氏は冒頭で「完全に持続可能な地球に向け、明確な道筋が豊富にある」と述べています。

マスク氏は、今回の投資家向けイベントがテスラ株主だけでなく「地球への投資家」のためのものだと発信しています。

この辺りの発言は本当に上手だなーと思いますね。今まで以上により多くの応援団を世界中から集める戦略です。広告費を一切かけずに圧倒的に販売数を伸ばす方策は凄いと思います。

テスラ株が急上昇する可能性も

投資家の間では、テスラが大衆市場への進出を強化するため、いつ、どのようにしてより低価格の新型乗用車を発売するかが今回は最も注目を集めています。

テスラが米国内で販売する最も安いモデルは4万ドル(約544万円)を上回っており、このあと、サプライズで低価格EVの発表が行われるかもしれませんね。

そうなれば今日の夜のNY市場、もしくは明日の時間外でテスラ株が急上昇するシナリオは十分あると思います。

↓↓マスク氏のテスラ株売却で株価は12月に急落↓↓

イーロンマスク、テスラ株を大量売却で株価大幅下落イーロンマスク氏が14日までの3日間で36億ドル相当のテスラ株を売却しました。先月は40億ドル相当を売却しています。 Twitte...

今年に入り既に年初の安値から倍近くまで上昇していますが、多くの証券会社はテスラ株に対しては強気です。個人的にはこの後もテスラ株をもう売買することはありません。買っていたのはコロナ禍の2020年初頭でした。そこからは想像以上に大きく上昇しましたし十分利益を得ました。

今のテスラ株はボラティリティが高すぎます。ボラティリティが高い投資は正直言って暗号通貨だけで十分です。

暗号通貨投資家がテスラ株を買うのは、それこそお金を全て一つの財布にいれておく行為です。資産分散には全くなっていないのです。上昇する時の値上がり率は非常に大きいですが、リスクの高い行為だと思います。

↓↓テスラ株上昇の理由 2020年2月当時の見解です↓↓

テスラ株価 今後
テスラ株価上昇の理由は?今後はどうなるのか?テスラの続く株価上昇、テスラ株はバブルなのか?今回は、テスラ株価が上昇している理由...

テスラ社株の売買は行いませんが、個人的に期待が大きいのは暗号通貨市場への影響の大きさです。テスラ株保有者は暗号通貨保有者とも多くが共通していますので、テスラ株の上昇は暗号通貨市場への資金流入、そして強気相場につながりますから。

この点からイーロンマスク氏、テスラ社を引き続き応援したいと思います。

米国株がなかなか上がらない2つの理由

米国株はしばらくは重たい展開が続きそうです。

その理由は2つあります。

米国株への重し① 1990年来の最悪

UBSグループがまとめたデータによると、金融とエネルギー企業を除く、S&P500種株価指数構成企業の利益は減価償却の調整を加えたベースで、昨年9月までの1年間に営業キャッシュフローを14%上回りました。

1ドルの利益に対するキャッシュフローはわずか88セントにとどまり、その差異は少なくとも1990年以来の大きさだということです。

米企業業績はこの後2四半期はマイナス予想ですし米国株は暫くは重い展開を予想し、今はNASDAQ100をショートしています。

↓↓現在のポートフォリオ↓↓

3月の投資市場を占う!!現在保有するポートフォリオ進捗2023年もあっという間に2ヶ月が経過し3月入りです。 まずは今年に入ってからの自らの投資ポートフォリオを確認してみると? ①米...

米国株への重し② 一段の利上げ発言が相次ぐ

米地区連銀総裁2人が一段の追加利上げについて昨日言及しました。昨夜の米国株下落の要因はこの発言が意識されたことにあります。

アトランタ連銀のボスティック総裁は政策金利を5%から5.25%の間に引き上げ、2024年もしばらくその水準で維持する必要があるとの認識を示しました。

ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、今月のFOMCで利上げ幅を再び0.5ポイントにするかどうかについて、「現時点ではオープンマインドでいる」と語っています。

3月の利上げは0.25%にとどまると思いますが、仮に0.5%になれば、米国株、暗号通貨市場にはショックを与え一段安があると思います。3月のFOMC開催日は3月21日、22日です。

2023年のFOMCの開催予定日

第1回 1月31日・2月1日
第2回 3月21日・22日
第3回 5月2日・3日
第4回 6月13日・14日
第5回 7月25日・26日
第6回 9月19日・20日
第7回 10月31日・11月1日
第8回 12月12日・13日

これらの発言により米10年債の利回りは昨年11月以来の4ヶ月ぶりの4%台のせです。そして当然のことながら、日本国債の上昇圧力は高まり、日本の10年債は0.5%に張り付いています。

植田新総裁候補の発言からみても、3月の黒田総裁任期中のサプライズはないでしょうが、4月の28日にはYCC撤回などのサプライズは十分にあり得ると思います。

2023年の日銀 金融政策決定会合日程

第1回 1月17日・18日
第2回 3月9日・10日
第3回 4月27日・28日
第4回 6月15日・16日
第5回 7月27日・28日
第6回 9月21日・22日
第7回 10月30日・31日
第8回 12月18日・19日

もし、YCC撤廃となればドル円は10円以上円高に一時的に振れる可能性はあります。株式市場、暗号通貨市場に激震が走ります。

このタイミングで為替EAがポンド売り円買いのポジションをしっかりと持てていれば、非常に大きな利益を上げられることになりますのでこの点は期待しています。

この後の数ヶ月で考えた場合、最も市場リスク要因として高いものとなりますので、引き続きアンテナを張り最新の情報を分析していきます。

↓↓日銀金融政策 3月の変更はなし↓↓

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↓↓日銀の金融政策変更で国民生活はどうなる?↓↓

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インフレ、株価、暗号通貨市場、金利、為替

それぞれの個別の状況の変化によりどのような影響が及ぼされるのか?

これを俯瞰して理解することは、なかなか奥深く難しいことでもありますが、大凡でも理解できるようになると、資産を守る非常に重要なリスク管理ができることになります。

このあともできるだけわかりやすく読み解いていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

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