春節とは、中国・中華圏における旧暦の正月(旧正月)です。
春節は全世界の華人にとって最も大切で伝統的な祝日です。2023年の春節は1月22日(日曜日)となり、休み期間は1月21日から1月27日まで7連休になります。
昨日はバンコクにいましたが、デパート、ショッピングモールも春節の派手な赤い飾り付けで街一色です。
ランチはトンローにある日航ホテルの3階の中華で北京ダックを食べましたが、チャイナドレスを着ている人も多く、店は昼から満席で多くの方がお酒も飲んでました。
タイ経済でも華人の影響力は絶大ですし、タイは中国からのコロナ移動の規制も一切ありませんので中国人観光客が大々的に増えているのが実感できます。ハイシーズンということもありますが、宿泊料金もだいぶ値上がりしています。
コロナ禍では多くの店が閉じていましたが、本当にあっという間にいろいろな店が新たに開いており経済の力強さを感じます。そして、春節での人の移動が増えたことにより、バンコクの夕方の車の移動は大渋滞でした。
春節のリスク要因は?
都市部から田舎に、そして海外に、この時期だけでも20億人以上が移動します。田舎でのコロナ感染が一気に広がることになりますから、医療体制がそもそも脆弱な農村部でのコロナ感染拡大は高齢者の大量な死者を出すことは間違いないでしょう。
ただし、まともな人数の発表はないでしょうが。
↓↓イタリアで中国からの航空機で半数がコロナ感染↓↓
https://ai-trust.info/20221229/
パンデミックにより感染力の強い変異種が発生しないか?
中国の田舎でのコロナのパンデミックにより感染力の強い変異種が発生しないか?
春節が終わり都心部に皆が戻った時、都市部で変異種がパンデミックを引き起こし、ロックダウンにつながる。
このケースが起これば中国経済は大きく落ち込むことになりますから、昨年後半から急反発している中国、香港株は大きく下落します。
↓↓中国 医療制度が壊滅的な打撃も?↓↓
https://ai-trust.info/20221210/
そして、中国に大きな生産拠点を持つAppleやTeslaの業績が打撃を受けます。
日本の自動車メーカーも大きな影響を受けますし、日本の株式市場にとっても当然悪影響になります。
↓↓iPhone生産混乱、Apple業績は?↓↓
資源価格に注目!!
昨年後半には銅の価格の上昇を予測していましたが、この予測も見事に的中し、11月から15%以上上昇しています。
しかし、中国の混乱により需要が短期的に低迷することで、資源価格は落ち込むことが予想されますので、仕込むには良いタイミングが来るのではないかと思います。
↓↓中国でのコロナ感染拡大と資源価格↓↓
インバウンド関連は?
この変異種が海外に再拡大しないか?
この点が最も大きな世界経済へのリスクとなります。日本、韓国に関しては、中国側がビザの制限を行う嫌がらせをしていますから、かえってこれが、変異種の日本国内拡大の制限にもつながるのではないかと思います。
中国からのインバウンドは当面期待できないことにはなりますが。
田舎でのコロナ感染拡大が習近平体制を弱体化させないか?
政治的な不安定さが増すことも世界にとっては不安材料とはなります。国民の不満を外に向ければ、台湾問題、尖閣諸島問題が改めてリスクとして表面化します。
これは日本株にとっては悪材料になりますから、日本株を買っている人は注意が必要です。
中長期的な観点から考えると?
昨日も中国の富裕層を束ねるコンサルティング会社のトップとZOOM会議でした。
中国人中間層、富裕層の今最も大きな需要は
・家族が安心して住める海外の家
・海外への資金送金&資産移転
・海外のビザ
この3つです。
これを改めて確認することができました。
金額的に言えば中間層で3,000万円~5,000万円程度。
そして、富裕層に至っては数億円から数十億円。その1桁上もありますが。
これらの需要を満たすことが投資、ビジネスという観点からいっても、最も大きなチャンスとなる可能性が高いと考えています。
タイは中国人家族も簡単にビザが取得できますし、気候が年中温暖で過ごしやすいパタヤはコロナ禍前は中国人に大人気でしたから、パタヤの不動産と中国人富裕層を繋ぐ仕組み作りに今年は注力です。
↓↓タイ、パタヤのプールヴィラの魅力↓↓
日本人という枠の中だけでビジネスを行うのではなく、多くのお金を保有する中国人にサービスを提供し、そこで利益を外貨で得る。
こういった仕組みを持つことが今の日本人には必要ではないかと思いますね。
円安が進み、インフレが進む中でもらえる年金は減り国民負担がますばかりの日本。
本当にこのまま日本に住み続けて良いのか?どのように対応すればリスクを逃れられるのか?
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