日銀の金融政策変更により金利が上昇してきています。
10年債の金利も上限0.5%への設定で、夜間中には0.499%まで上昇する場面がありました。現在は0.455%です。
いずれにせよ、早々に0.5%に張り付いて、日銀が買いオペをせざるを得ない日々が続くでしょう。
そして、更なる利上げ圧力が強くなり、0.75%まで緩和というのが来年の2月、3月の黒田総裁の任期中に行われることを今はAITRUST編集部では想定しています。
これによりこの後の半年という単位で考えれば一段のドルに対しての円高は続くでしょう。
変動金利でローンを組んでいる人は固定金利で借り換えるのがお勧め
変動金利でローンを組んでいる人は、早めに金利の安いうちに固定金利で借り換えるのがお勧めです。
アメリカのインフレについては峠を超えてきていますが、日本のインフレの峠はまだ先だと思います。
日本人の実質所得はまだまだ下がる
そして、大企業では来年の高い賃上げは期待できますが、中小企業ではそれはなかなか難しく日本人の実質所得はまだまだ下がると思います。
インフレ率に所得上昇が追いつかず、使えるお金は減りますので、固定金利にすることで支払い利息が増えるとしても、金利上昇のリスクに対してはヘッジすることが正解なのです。
↓↓2023年日本のインフレは加速する↓↓
FOMCがハト派中心に!!
来年の米国株の上昇には明るい傾向がFOMCから見えています。FOMCは、新年からややハト派寄りになりそうです。雇用の最大化に重点を置くメンバーが来年に投票権を持つためです。
FOMCでは投票権を持つ地区連銀総裁が毎年入れ替わります。インフレ退治を優先し金利の大幅上昇を支持していたセントルイス連銀のブラード総裁、クリーブランド連銀のメスター総裁、カンザスシティー連銀のジョージ総裁の3人が来年は投票権を失います。
タカ派の3人が投票権を失うことで、ハト派が中心となりますので、利上げには相当慎重な姿勢になることが予想されます。
3月のFOMC辺りが底値になる可能性
12月の米消費者信頼感指数は108.3と、市場予想の101を上回る上昇となり、4月以来の高水準となりました。
インフレ緩和とガソリン価格下落が背景にあります。
インフレが落ち着くことで、無理な利上げを行う必要もなくなり、2月のFOMCで0.25%の利上げを行う時、パウエル議長が利上げ終了に近いアナウンスを出せば、株式市場は急騰する可能性が高いです。
その時点ででなければ3月のFOMCとなりますがこの辺りがやはり底値となりそうですね。
↓↓米金利と米国株の相関性↓↓
アメリカの高配当銘柄に魅力が高い!!
アメリカ株が底値を確認して上昇し出せば、日本株にも好影響となります。暗号通貨市場にとっても当然好影響を及ぼします。
ただし、企業業績に対しては慎重に見ていく必要があります。GAFAMの中でAppleなど、個別に魅力が高い銘柄はあります。
ハイテク株は2023年も反動が続く可能性
しかし、ハイテク株は過剰流動性バブルの中で買われすぎました。その反動は2023年も続く可能性があります。
テスラ株については何度かまだまだ下落することは書いていますが、書いてからも継続的に下落が続いています。
12月に入ってからも月初の199ドルから昨日の137ドルまで30%以上下落しています。流石にここからショートする勇気はありませんが、まだまだ下落は続きそうです。
↓↓イーロンマスク テスラ株大量売却↓↓
↓↓テスラ株更に厳しい時代に↓↓
来年、米株を買うのであれば、何度か記事の中でも書いていますが、長期間高配当を続けている銘柄の中でいくつか選定していくのが効果的な方法だと思います。
AITRUST編集部ではこの後の2月、3月までの下落時に仕込んでいく予定です。
スカイマーク株は堅調に推移
記事の中でも紹介したスカイマーク株は短期的にはまずまずの結果につながりました。初値は1,277円で、その後の高値は1,545円まで上昇しました。
直近の日銀ショックからの株価下落の中でも本日も1,435円つけています。
2023年はインバウンド銘柄はまだまだ伸びを期待できると考えられますので、買われた方は継続保有で正解だと思います!!
↓↓スカイマークに注目↓↓
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