2020年には東京オリンピックがあるが、その期間に為替がどう動くのか?ある程度予想が出来れば、オリンピック中に為替(FX)で儲ける事も可能となる。今回は、東京オリンピック、そしてワールドカップによる為替の影響について書いていく。
オリンピックは為替(FX)で儲けるチャンス!?
2021年、東京オリンピックが開催される。
オリンピックは言わずと知れた4年に1度のスポーツの祭典だが、このオリンピックやサッカーのワールドカップなどのイベントが為替に影響を与えることはあまり知られていないかもしれない。
その影響というのは、開催国の通貨が上がる・下がる、というような相場の話しではない。
オリンピックは世界的なトレードの「総量」に影響を与えるのである。オリンピックの期間中は、例年、若干為替の商いの量が減る。
TVの前でオリンピックを応援してトレードはお休みする、というトレーダーが世界的にいるためだ。
とは言え、この相場への影響は限定的であり、為替の変動にはあまり大きな関係性が無いといえるだろう。
為替取引(FX)は、過去のオリンピック時期を振り返ってみても、通常通りのトレードスタンスで問題ない。
ただ、ワールドカップはそうではない。
サッカーワールドカップでは為替(FX)の動きは小さい
為替の取引でもっともシェアが高いのは欧州(イギリス市場)であり、あのアメリカの2倍以上にあたる。
つまり、為替の動向を占う上で、欧州の動きは見逃せないファクターだ。
そんな欧州には、熱狂的なフットボールファンが多い。
その因果関係の中で、4年に1度のワールドカップ開催期間中は相場の動きが少なくなる。
理由はワールドカップの観戦・応援に夢中になるため、トレードを休むトレーダーが多いためである。これは為替だけでなく、株式も同様だ。
相場の動きが少なくなるということは、ボラティリティが低くなるため、通常のトレードをしても利益が少なくなる。
一方で、流動性が少なくなるということで、フラッシュクラッシュ(相場の流動性が少ない時に大量の注文が入ることで相場が瞬間的に急落すること)のリスクが高いタイミングにもなる。
利益を取るのが難しいうえに、リスクの高い時期と言えることから、ワールドカップなどのイベントの時期は取引を控えた方が良いタイミングと言える。
また、そういうことを多くのトレーダーも認識しているため、同期間中はトレードを手控え、世界全体で為替の商いが更に少なくなる、という流れになっている。
各国の大型イベントでの為替の取引高の変化に注意
世界的に有名なワールドカップに限らず、トレード量が少なくなるような各国での大型イベント時には、同じ理由でトレードは手控えた方がよい。
その国の通貨の流動性が低下し、値動きが鈍くなる傾向があり、かつリスクが高くなるためだ。
例えば、アメリカで言えば11月第4木曜日の「感謝祭」とクリスマス時期。家族で過ごすことが習慣となっており、トレードが一気に縮小する。
また中華圏における旧正月も同様。
欧米は7月末〜8月のサマーバケーション時期も商いが薄くなる。
日本では年末年始やお盆時期、ゴールデンウィーク時は注意が必要である。
オリンピックが中止になった場合の為替の動向も書いてみたのでこちらも合わせて読んでみて欲しい。

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