ChatGPT

【注目未上場AI企業】Jasperとは?今後の価格や将来性について解説!

チャットGPTが登場してからは様々なAIが出てきています。

その中でも世界中で10万以上の企業で利用されているAIライティングツール「Jasper」について解説していきます。

Jasperとは?

Jasperは、ビジネス・マーケティングの分野に特化したAIライティングツールを提供しています。

ツールは事業提携により OpenAIのGPT-4などの最先端のモデルを使用しており、IBM、Google、Zoom、Airbnbなど、世界中で10万以上の企業で利用されています。

ブランドの声を一貫して反映させる技術や、リアルタイムでの共同作業を促進するコラボレーションツールなど、ビジネス向けの機能を重視しています。

サブスクリプションモデルで収益化を行います。

会社名 Jasper
設立 2015年
創業者 Chris Hull, Dave Rogenmoser, John Philip Morgan
本社 カナダ モントリオール
製品 Jasper
ウェブサイト https://www.jasper.ai/
IR情報 https://www.crunchbase.com/organization/jasper-ai

Jasperの歴史

Jasperは2015年に設立され、CEO Dave Rogenmoser、J.P. Morgan、Chris Hullによって主に自己資金で立ち上げられました。

Rogenmoserは以前、Proofというビジネスウェブサイトのカスタマイズアルゴリズムを開発するスタートアップを共同設立しており、その技術がJasperの基盤となっています。

OpenAIのGPT-3の登場を機に、ビジネスとプロフェッショナルクリエイター向けのAIコンテンツプラットフォームを立ち上げました。

最近では、$1.5 billionの評価額で$125 millionを調達し、AIスタートアップOutwriteを買収しました。

Jasperは29言語に対応する画期的なAIツール

Jasperは、ブログ投稿、マーケティングコピー、AI生成画像の作成など、多岐にわたる用途で活用されています。

29言語以上でチャットベースの出力をサポートし、アート生成も可能です。

最近では、「Jasper Campaigns」というエンドツーエンドのマーケティングソリューションも発表されました。

Jasper APIを使用して、プラットフォームにAIエンジンを直接組み込むことも可能です。

JasperのAIエンジンは、OpenAIのGPT-4、Anthropic、Googleのモデルなど、最高のモデルからデータを取得し、最適化ツールと組み合わせて使用しています。

さらには、Chrome拡張機能も提供しています。

Jasperの公式ホームページ要約

社交的なキャプション、メール、ブログ、ラブレターなどの作成にJasperを使用でき、Jasper APIを使用して、プラットフォームにAIエンジンを直接組み込むことも可能です。

また、Jasperは、スタイルガイド、製品カタログ、企業情報、ブランドアイデンティティなどを学習し、ブランドの声を一貫して反映させることができます。

異なるスタイルのブランド内の声にも対応しています。

コラボレーションツール

Jasperは、コンテンツを数分で全面的なキャンペーンに変換し、リアルタイムで共同作業を促進します。チームの創造的な潜在能力を引き出すことができます。

AIエンジン

JasperのAIエンジンは、OpenAIのGPT-4、Anthropic、Googleのモデルなど、最高のモデルからデータを取得し、最近の検索データ、ブランドボイス、SEO、文法などの最適化ツールと組み合わせて使用します。

セキュリティとプライバシー

Jasperは、データを安全かつプライベートに保管し、最新のセキュリティプロトコルに対応しています。SOC2認証を含む業界最高の基準に従っています。

顧客事例

スポーツイラストレイテッド、Anthropologie、SentinelOne、Trascend.io、Morningstar、Walkme、LinkSquaresなど、多岐にわたる業界での成功事例が紹介されています。

Jasperの理念とは?

Jasperのコアバリュー(核となる価値観)は、企業の文化と行動の指針となっており、以下の4つの主要な価値から構成されています。

お客様重視(Be Customer Obsessed)

お客様のニーズを常に中心に置き、お客様の勝利を自分たちの勝利と捉える姿勢を大切にしています。

自己責任(Own It)

主体性と責任感を持ち、成功を祝い、失敗から成長することを信じています。

工夫を凝らす(Be Scrappy)

問題解決、資源の効率的な活用、創造性を重視し、常に改善と先行を目指しています。決断力と粘り強さを持つ企業であると自認しています。

チームプレイヤーであること(Be A Team Player)

最良の結果は共同作業を通じて達成されると信じ、互いのアイデアを尊重し、チームメイトが助けを求めた際に支援することにコミットしています。

Jasperは今後どうなる?

Jasperの直近の会社の評価額は、15億ドル程度ですが、資金調達も順調に進んでおり、主要株主にも注目です。

資金調達について

Series A

2022年10月18日にInsight Partnersなどから1億2500万ドルを調達

Seed Round

2021年6月5日にFoundation Capitalなどから600万ドルを調達

Pre Seed Round

2021年4月1日に2社から調達
2018年3月22日に1社から調達

主要株主

主要な株主は下記のとおりです。

Insight Partners、Foundation Capital など

Jasper社の直近のニュース

2023年8月17日: Insight Partners、AIへの40億ドル超の投資。これからの展望は?

2023年7月3日:調査報告:不況への懸念、AIの活用、多くのスタートアップの資金枯渇

2023年6月6日:Jasper Campaigns導入:エンドツーエンドのマーケティング効率向上の新機能

2023年2月25日:Jasper AI、Chrome拡張機能付きのChatGPT代替ツールとして登場

まとめ:Jasperはこのあとも大きく化ける可能性が高い

いかがでしたでしょうか?

Jasperの注目ポイントをまとめると・・・

・ビジネス・マーケティングの分野に特化したAIライティングツール

・世界中で10万以上の企業で利用されている

・資金調達も順調に進んでいる

この後、Jasperについても動向を見ていき、メルマガでも情報を配信していきます。

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