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【注目未上場AI企業】replitとは?今後の価格や将来性について解説!

チャットGPTが登場してからは様々なAIが出てきています。

その中でも世界で最も成長している開発者プラットフォーム「replit」について解説していきます。

replitとは?

replit社は、サンフランシスコに拠点を置くスタートアップで、オンライン統合開発環境(IDE)を提供しています。

Software as a Service(SaaS)として、ユーザーがオンラインプロジェクトを作成し、コードを記述することができます。

プログラマー向けのグローバルコミュニティを持ち、教育プログラミングの支援製品も提供しています。

AIに関連する取り組みとしては、Ghostwriter AI companionなどが挙げられます。

会社名 replit
設立 2016年
創業者 Amjad Masad、Faris Masad、Haya Odeh
本社 アメリカ合衆国 サンフランシスコ
製品 Replit、Ghostwriter (AIによるコーディング支援)
ウェブサイト https://replit.com/
IR情報 https://www.crunchbase.com/organization/replit

Replitの歴史

Replitは、2016年にプログラマーのAmjad Masad、Faris Masad、デザイナーのHaya Odehによって共同創業されました。

創業者のAmjad Masadは、YahooやFacebookでのエンジニアリングの経験を持ち、Codecademyの創設にも関与しています。

Replitのアイデアは、10年以上前に生まれ、最初は教育市場に焦点を当て、その後プロの開発者にも展開されました。

replitはブラウザで完結するIDE

replitは、JavaScript、Python、Go、C++など多岐にわたるプログラミング言語で使用できるオンラインIDE(統合開発環境)で、50以上の言語でプログラミングコードを書くことが可能です。

共同コーディングの機能やリアルタイムでの編集共有、コードのデバッグなどが可能です。また、GitHubリポジトリからのコード取得や、Java、Python、Node.js、C++などでのデバッグサービスも提供しています。

生成AIを用いたGhostwriter AI companionではAIを活用してコードの記述を支援し、開発者の作業効率を向上させることができます。

replitの公式ホームページ要約

AIによるコーディング支援として、GhostwriterというAI機能を用いて、コードの生成、編集、デバッグが可能です。また、マルチプレイヤーエディタがあり、リアルタイムでの共同作業が可能。

ブラウザからのビルド、テスト、デプロイ: セットアップなしで即座にプロジェクトを開始し、開発が可能。

モバイルアプリも準備しており、世界中のどこからでもプロジェクトを構築、実行でき、ステップバイステップのチュートリアルで夢のプロジェクトの構築を学べる。

多言語対応にも対応しており、50以上のプログラミング言語やフレームワークでの開発が可能。また、カスタムドメインでプロジェクトを簡単に公開できる。

さらに報酬制度として、プロジェクトに取り組み、報酬を得ることができる「Bounties」システを準備。

replitの理念とは?

ミッション

次世代のソフトウェアクリエイターを強化し、シンプルで強力なソフトウェア開発とデプロイメントプラットフォームを構築。

チームとビジョン

世界中で最も普及しているプログラミング環境を構築し、クリエイティビティを刺激し、コミュニティを通じてクリエイターに価値を提供。学びと創造の境界を曖昧にし、同じ日にアイデアをいじり、新しい概念を学び、ビジネスを立ち上げる場所を提供。

コミュニティの成長

replitの開発者は2000万人に達し、240M以上のReplsを作成。AIプロジェクトの成長は34000%。。

replitは今後どうなる?

Replitの直近の会社の評価額は、12億ドル程度ですが、資金調達も$97.4Mと順調に進んでおり、主要株主にも注目です。

資金調達について

会社の評価額は$1.16Bで、$97.4Mの資金調達。

Series B

2023年4月25日にAndreessen Horowitzなどから$97.4Mを調達
2021年12月9日にCoatueなどから$80Mを調達

Series A

2021年2月18日にA.Capital Venturesなどから$20Mを調達
2020年2月3日に資金調達

Seed Round

2018年10月22日にAndreessen Horowitzから$4.5Mを調達
2018年3月27日に資金調達
2016年10月1日に資金調達

Pre Seed Round

2018年1月5日にY Combinatorなどから$120Kを調達

主要株主

Andreessen Horowitz

多くの有名テクノロジー企業への投資を行っている著名なベンチャーキャピタル。複数のラウンドでの投資を行っており、Replit社に対する強い信頼を示しています。

Coatue

プライベートおよびパブリックテクノロジー企業への投資を行っている。

A. Capital Ventures

イノベーションと成長を追求する企業への投資を行っている。

Y Combinator

スタートアップ企業への投資と支援を行う有名なインキュベーター。

replit社の直近のニュース

2023年6月16日: Replit Ghostwriter: オンラインコーディングの効率的な方法

2023年5月2日: 4月の新ユニコーンは生成AI企業が主導

2023年4月27日: Replit、GitHub Copilotの競合を開発するウェブベースのIDE、$100Mを調達

2023年4月25日:Replit、Andreessen Horowitzなど9人の投資家から$97,400,000 / シリーズBを調達

2023年3月29日: Google、Microsoft GitHubに対抗するコーディングリポジトリを作成するためにReplitと協力

2023年3月28日:Google、MicrosoftのGitHubに対抗するためにAIスタートアップReplitと提携

2022年11月24日:今後10年でソフトウェアに来る画期的な変化。Replit創業者、Amjad Masad

まとめ:replitはこのあとも大きく化ける可能性が高い

いかがでしたでしょうか?

replitの注目ポイントをまとめると・・・

・世界で最も成長している開発者プラットフォーム

・資金調達も1億ドルと順調に進んでいる

・AIプロジェクトの成長は34000%とコミュニティーも大きく拡大中

この後、replitについても動向を見ていき、メルマガでも情報を配信していきます。

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