暗号通貨

暗号通貨市場で盛り上がりをみせるDeFiの正体とは

Defi

DeFiってそもそも何?

今年の後半に入ってからの暗号通貨市場は、上昇傾向にあり、特にビットコインは節目だった1万ドルを突破し、賑わいを見せていると言っても過言ではありません。

特にこの記事の前日、10/1には米司法省が取引所BitMEXと同社のアーサー・ヘイズCEOらを告発、Samuel Reed共同創業者(CTO)を拘束するというニュースが流れ、これによりビットコインが下落しましたが、その下落も限定的でした。

日本でも多くの人がトレードで使っているイメージの取引所ですが、さほどの下落ではありませんでした。

それだけ今の市場が上向きなのでしょう。

その一つの要因となっているのがこのDeFiです。

正確にはDecentralized Finance(分散型金融)でディファイと呼ばれています。

これはブロックチェーン上に構築されるサービス・アプリケーション・エコシステムのことで、人や企業が存在しなくてもスマートコントラクトにて自動化されて動くものです。

最近では運営側が資金に触れることなく、自身のウォレットを介してブロックチェーン上だけで完結していく金融サービスまで登場しています。

今、暗号通貨市場を牽引するDeFi

ブロックチェーン上で金融のサービスやアプリケーションを構築することで、誰でも利用することが可能になり、透明性の高いサービスが実現できるのです。

そもそも金融における手数料は、銀行などによる金融機関や専門家に払う対価がとても多く決して安いものではありません。

その手数料が高いほど、利益が目減りするのは言うまでもなく、参加する人のハードルも上げてしまうわけです。

それらを解消するとしてDeFiが浸透してきています。

・金融の自動化

・コストダウン

・誰でも参加できる(スマホがあれば)

となるのです。

特に誰でも参加できるという点においては、世界中の人が金融にアクセスすることを可能にします。

世界には銀行口座を持たない、持ちたくても持てない人たちがいますがこの仕組みならスマホさえあれば参加できるのです。

それにより、今まで金融にアクセス出来なかった多くの人たちが顧客になることも考えられ、市場規模は大きくなります。

今後の金融の新しい形になり得るのか

現状、DeFiのその多くはイーサリアムブロックチェーン上で構築されていますが、こちらの統計サイトによると$10.8B(ビリオン)のETHがロックアップされているのです。

日本円にすると1,000億円以上です。

https://defipulse.com

ETHをロックアップすることで担保として独自トークンを発行したり、レンディングとして金利を得たり、利息としてトークンがもらえたりします。

これはもう、銀行と同じ仕組みであり、システムなので休み24時間可動し、手数料が安く良いことづくめです。

今後も需要は増えるでしょう。

また分散型の取引所では管理者がいないため手数料がかかることなく、取引を可能にします。
自身のウォレットを使い、売りたい人、買いたい人をマッチングしてくれるのです。

さらにはイーサリアムのブロックチェーンは互換性があるため様々なサービスをつなげたり、拡張性を持たすことに優れているのです。

そのため、フルスクラッチ(一から構築すること)ではなく他のサービスにアクセスできるのです。

これはスピードが求められる金融市場において大きなアドバンテージです。

このようなDeFiによるサービスが続々と登場し、暗号通貨市場に賑わいをもたらしているのです。

DeFiの将来性は?

DeFi銘柄が、続々と暗号通貨ランキング上位に上がっています。

2020年10/2現在、coinmarketcapによると

7位のPoladot(DOT)
8位のChainlink(LINK)

と10位以内に2つもランクインしています。

他にも上位にランクインしている銘柄はいくつもあり、高騰を見せています。

それだけ期待値も高く、多くの参加者がいるのです。

しかしながらこのDeFiの盛り上がりは非常に勢いがあるものの、既存の伝統的な金融に影響を与えるのにはまだまだと言えるでしょう。

それだけ市場規模が今はまだ、小さいのです。

既得権益者が上げていた手数料、その莫大な利益を参加者に分配されるこの仕組みは世の中のあり方を大きく変えることになりますが、これは暗号通貨市場のさらなる成長が必要です。

そして実態があるとはいえ、数倍、数十倍という高騰はバブルの可能性もありますので十分な注意が必要です。

ABOUT ME
Hiroki Kato
Hiroki Kato
早くから暗号資産(仮想通貨)に携わり自宅にてマイニングを行うなど豊富な経験を持つ。また海外でも活動しアジア、特にカンボジアに精通する。
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