昨年より行われたキャッシュレス・消費者還元事業(2020年6月で終了した)の導入などにより、日本においてもキャッシュレス化が進んだ印象はあります。
コロナ禍においてお金の受け渡しをしなくて済むこともあり、普及が後押しされているのではないでしょうか。
キャッシュレス決済とは大きく分けると、クレジットカード決済、電子マネー、QRコード決済に分類されます。
そんな中、QRコード決済の中で圧倒的なシェアを誇るPayPayをご紹介します。
PayPayとは
ソフトバンクグループ、ヤフーが株主となって運営されている会社です。
自身のウォレットとなるバーコードを見せるか、相手のQRコードを読み込むことで支払いが可能となります。
使うためにはチャージが必要となりますが、一度設定すると次回から簡素化されるため、その手軽さも人気の秘訣なのでしょう。
チャージ方法は
銀行口座から即時チャージ
セブン銀行ATM
ヤフオク・PayPayフリマ
ヤフーカード
ソフトバンク・Yモバイルまとめて支払い
と豊富にありますが、銀行口座チャージがゆうちょを始め80行以上をサポートしているので、ほとんどの方が容易に始められるでしょう。
PayPayが多くの人に利用される理由
登録ユーザー数3,300万人を突破していることもさることながら、使えるお店が260万店以上あり、コンビニ各社からドラックストアまで幅広く使えます。
さらにアプリ自体に近くのPayPayを使えるお店が検索できるので、財布や地図を持たずに出歩くことが容易なこともあります。
グルメ、カフェ、コンビニ、スーパーなど簡単に見つかるので、地元を離れた時でも使いやすいというメリットも。
残高が送れる
使いこなすと便利なのが「送る機能」で、文字通り残高を家族や友人などに送金することが可能です。
例えば割り勘が必要な時であったり、会費や入場料の支払いなど、様々なシーンで使えます。
コロナ禍でZoomセミナーが流行りましたが、有料セミナーなどで参加費の支払いとしても使われる機会が増えています。
送る方法も簡単で
ホーム画面のバーコード
電話番号またはID
受け取りリンクを送る
この3つがあります。
送金時にメッセージを添えることや、パスワード設定も可能なのでセキュリティ面でも安心です。
PayPayのキャンペーンが豊富
PayPayがスタートした時に、総額200億円のキャッシュバックが行われました。
PayPayで買い物すると20%還元されて、20人に1人は全額キャッシュバックまであり、
これは購入後、当たるまでキャンセルをくり返すなどの不正も行われてしまいましたが、大きなインパクトがありました。
現在、ここまで大きなキャンペーンはありませんが、定期的に特定のストアとコラボしたりキャッシュバックしたりも行われているので、使わない手はありません。
定期的にチェックしてみてください。
https://paypay.ne.jp/event/
マイナポイント
これはPayPayに限ったことではありませんが、総務省が実施するマイナンバーカード取得者を対象としたポイント還元施策で、対象となるキャッシュレス決済を一つ選び、手順に沿って登録をすると5,000円分のポイントが付与されます。
つまりPayPayを選んだ場合、最大で5,000円分使えるようになりますので、ぜひ登録をしてみてください。
キャッシュレスは今後も普及していくのか?
間違いなくユーザーは増えていくでしょう。キャンペーンもさることながら、お金の管理がしやすく、お金に触れる必要もありません。
定期的なキャッシュバックまで行われるので、使わない理由もないでしょう。
キャッシュレスの波が来ている中で、ぜひ乗り遅れず使いこなしてみてください。
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