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【アフターコロナ 】バイクのインフレが始まる!?

昭和のバイクが値上がりしている!

中古バイクの価格が上昇してびっくりしている。著者も10代の後半、ヤマハのRZ350というバイクに乗っていたのだが、当時は中古の程度の良いものを10万円程度で買うことができた。

それが現在程度の良いものを探してみると、200万円を超えているのだ。しまった!とっておけばよかった!そう思っても後の祭りである。しかし新型コロナの影響で一時より価格は下落しており、今、改めて分散投資のひとつとしてオールドバイクに大きな魅力があるように思える。

価格上昇はなぜ起こるのか?

一般的に機械製品は、年数が経つにつれてその価値は減少する。たとえばエアコンや冷蔵庫、テレビやパソコンは、時代とともに高性能化し、旧型の価値は落ちていく。世界最初のなど、よほどの枕詞がつかない限り、何十年も前の製品が高値で取り引きされることはまずない。

もちろん、バイクも機械だ。ところがこの世界では頻繁に、古いというだけでその価値が高まることがある。あるいは超高値ではなくても、劣化や減価償却を無視するように底値が維持されることも多い。このベースとなっている事実のひとつが、バイクは趣味のアイテムということだ。

現在、世界でプレミア化しているバイクの大半は、ビジネス車や原付スクーター以外の機種である。これらは、生活のアイテムというよりも趣味の道具として扱われている。つまり、古い楽器や骨とう品などが高騰するのと同じ要素を持っているのだ。

もともとバイクには希少価値がある

またバイクは、その流通量が少ないこともあり、クルマと比べればはるかに、経年による値落ち率が低い乗り物だ。10年が経過したファミリーカーには、新車価格の1/10で販売される中古車も少なくないが、バイクの場合、10年落ちの車両でもせいぜい1/3の価格になるかどうかといったところである。

この2つの背景が、絶版バイク高騰の下支えとなっている。そしてその一部機種に、超希少とか、根強い人気とか、流行などのさらなる理由が加わることで、驚くほどの高値に発展しているのだ。

価格高騰のもっともベーシックな条件となっているのが、発売当時に名車とうたわれ、そこから数十年が経過している点だろう。今回は年数の経過によって価格の上昇傾向が続いている機種の一例をあげてみることにする。アフターコロナに価格はどうなっていくのか? 投げ売りバイクが出ていれば、非常に投資パフォーマンスの良いものになるかもしれない。

2ストピュアスポーツはもう二度と出てこない

2000年に排気ガス規制や騒音規制が強化されたことで、1999年にほとんどの2ストバイクは生産終了になった。しかし、一部車両に関しては中古市場でまだまだ高い人気を誇っており、特に2スト時代最後を飾る90年代後半の高年式モデルは軒並みプレミアム化していると言ってよいだろう。

2ストレプリカではNSRを筆頭にTZR、γなどが未だに高値で取引されており、その価格が下がる気配はまったくない。また、オフロードモデルも同様で90年代後半モデルとなると、40万円を超えるモデルも出てくるほど。

だが、ひとつ心配なのは部品の問題だ。絶版となって10年以上が経過しているため、車種によっては維持するために必要な純正部品が生産中止となっていたりする場合も多い。特に部品供給で難のある80年代車は、大きな上昇期を迎えていないことにも注目したい。

つまり90年代車でも、今後そういう局面を迎えると現在の上昇期が一転して下降期に向かう可能性もある。とにかく2スト車を買うのなら、常に部品の供給状況を把握することで、中古相場の先読みもできるし、あえて下降期を待つという方法もあるといえるわけだ。ではどのようなバイクの価格が上昇しているのか?その一例をあげてみることにする。

HONDA DREAM50

中古平均価格 41.7万円〜

60年代レーサーをモチーフに設計された、49cc空冷4スト単気筒の原付MTスポーツ。97年に登場も、約3年で廃版に。レース専用モデルのみ09年まで販売された。

KAWASAKI Z1000R

中古平均価格 424.6万円〜

81年と82年のAMAスーパーバイクで、エディ・ローソンが駆るKZ1000で王者に輝いたことを記念して、82年と83年に発売。Z1000Jベースで、ビキニカウルも特徴。

HONDA CB750 Four

中古平均価格 142.7万円〜

69年に発売開始。量産車として世界で初めて、200km/hを突破した。736cc空冷並列4気筒エンジンを採用。78年型のK8(国内はK7)まで販売された。

KAWASAKI 900 Super Four

当時の世界最速をめざして設計され、72年秋から欧米で発売された。通称はZ1で、国内仕様がZ2(750RS)となる。903cc空冷並列4気筒エンジンを搭載する。

新車当時は、北米では1,895ドル(当時の為替相場で約57万1500円)で販売されていたが、現在の中古車相場は少なくとも300万円以上となっている。初期型で希少性が高く、程度の良いものであれば600万円は優に超えている。

ホンダ・CB1100R(RD)

新車で約250万円という高価格が設定されていたが、これが予想外の大人気になった。生産台数も市販車として認められる1,000台を少し超える1,050台と限られていたことがコレクター魂に火を点けてしまった。当時の日本にも少量が逆輸入されましたが、わずかな台数だったようで、現在の700万円以上する中古車も存在する。

ホンダ・CBX400F

新車価格が単色で47万円、ツートンが485,000円だったのに対し、現在の中古相場価格は200万円以上となっている。 6万台以上が作られたCBX400Fだが、もう約40年も前のバイクであり、中型バイクという性格から乗り潰されてしまい、程度のいい車両の現存数が多くないことが価格高騰の要因となっている。

アフターコロナ 狙い目は?

もともとバイクに乗っていた人であれば、過去のツーリング仲間や近所で古いバイクを持っている人がいないか探してみると良いだろう。以外と自宅のガレージの中で、そのまま寝かしてしまっている人も多い可能性もある。

多少傷んでいても、レストアすれば十分に蘇り、過去の輝きを取り戻すだろう。乗る楽しみがありながら、今後の価格上昇も期待できる。まさにアフターコロナの新しい投資先のひとつとなるのではないだろうか。

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