先週はFOMCでのパウエル議長のタカ派発言により、米株は継続的に下落し、暗号通貨市場も重い展開が続いています。先週はBTCも2度、18,400ドル台まで下落する局面がありました。
ETHのMerge前の22,400ドルからの一段の上昇時での利確を予定していましたが、残念ながらそこを天井とし、想定していた通り大きな下落となりました。
今週の米株市場が継続して波乱の展開が続くようであれば、暗号通貨市場の一段の下落も想定しておいた方が良いでしょう。BTCが18,000ドルを大きく割れる展開になれば、市場全体の更なる下げも覚悟すべきです。
年内のFOMCで2回の利上げ、合計1.25%の利上げが行われる公算が高く、利上げが終わる段階までこなければ、米国株の本格的な上昇は難しいと考えておいた方が良いでしょう。
このあとどの程度市場が下落するのか?
この点に関して言えば、高止まりするインフレ率の下落、そしてそれによるFRBの金融政策次第によって変わってきます。今はさまざまなマクロ市況を見つつ金融市場全体の動きを判断していく必要があります。この辺りは継続的に毎週のレポートでわかりやすく解説していきたいと思います。
米国金利と米国株の相関性
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短期的な上層があれば一度利確も
今週は米株も先週までの下落基調が長かった分、大きく上昇に転じる可能性もあり、暗号通貨市場もその場合大きく上昇し、BTCが22,400ドル台を超える場面も出てくるかもしれません。
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暗号通貨市場の底値戦略&効果的なステーキング
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米国住宅市況に注目
アメリカの高いインフレの中心になっているものが家賃価格の上昇です。今週は27日に7月の住宅価格指数と8月の新築住宅販売件数、28日には8月の中古住宅販売成約指数が発表されます。
いずれも前月より弱い数字が予想されています。金利上昇により新築住宅の販売価格が下がり、販売が伸び悩めば、中古住宅価格も下落します。住宅価格が下落すれば、家賃価格も遅行し下落が始まります。そうなれば高止まりするインフレを下げる効果が出てきます。
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円の終焉のリスク
日本円はまだまだ下落すると考えています。日本の積み上がった借金の先延ばしも限界にきています。日銀の黒田総裁の任期は来年3月ですが、今行っている超緩和金融政策をどのように終焉させるのか?出口は正直言って全くないと思います。
ミスター円こと榊原氏は来年のドル円を160円から180円と言っていましたが、それ以上も想定しておく必要もあります。日本は積み上がった借金により金利をあげたくてもあげられる状況にありません。
市場に流通する日本国債の半分を日銀が買ってしまい、金利のほとんどつかない財務体質の最悪の日本国債の買い手などどこにもいないのです。
買い手がいない日本国債を大量に保有する日銀がもし売り手側に回れば?
日本国債は大暴落するリスクが高いのです。本当ににっちもさっちも行かない状況に日銀はあるのです。
日本国債はどこかのタイミングで暴落し、そうなれば日銀は債務超過に陥ります。債務超過に陥った中央銀行の紙幣など誰も持ちたくはありません。円は暴落する可能性が高いのです。
CTRを活用される皆さんは暗号資産を持たれています。暗号資産はドルに連動する資産ですので、円からの資産逃避として有効です。
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