チャットGPTにどのような質問をしていくとより具体的な投資成果につながるか、現在行なっている方法の一つから、実際のQ&Aを公開してみたいと思います。
先に結論から言うと、具体的な投資成果につながるものとそうでないものがあることがわかります。
質問の仕方が重要だということです。
チャットGPTでの実際のQ&Aを公開
Q )生成系AIの利用者数の増加を予測してください。そしてそれによってメリットを受ける会社を教えてください。
生成系AIの利用者数は、将来的に増加すると予測されています。以下に、それによってメリットを受ける可能性のある会社をいくつか挙げますが、具体的な予測は困難です。
テクノロジー企業: 生成系AIの進歩により、テクノロジー企業は自然言語処理や音声処理の領域で新たなサービスや製品を開発することができます。例えば、チャットボットや仮想アシスタント、自動翻訳などが挙げられます。
メディア・エンターテイメント業界: 生成系AIを利用することで、メディアやエンターテイメント業界はコンテンツの生成やパーソナライズされた体験の提供を強化することができます。例えば、自動的に生成される記事や動画、音楽の作成や推薦などが可能です。
エンタープライズ企業: 生成系AIは、エンタープライズ企業においても利用される可能性があります。例えば、顧客サポートや問い合わせ対応の自動化、業務プロセスの最適化、データ分析と予測、自動レポート生成などが挙げられます。
教育機関: 生成系AIの利用により、教育機関は教材の作成や個別指導の支援、学習アシスタントの提供など、より効果的でパーソナライズされた教育体験を提供できるでしょう。
ただし、利用者数の増加とともに、倫理的な課題やプライバシーの懸念も浮上する可能性があります。適切な監視と規制が必要です。
また、具体的なメリットを受ける企業は、技術の進化や市場の競争状況によって異なります。AIテクノロジーを戦略的に活用し、適切なビジネスモデルを持つ企業がメリットを享受する可能性が高いでしょう。
利用者数の増加の詳細予測についてはこの形の質問だと予測困難という答えで終わります。
メリットを受ける業界については絞り込んで教えてくれますので、まずは一段深掘りできるわけです。
Q ) チャットGPTの公開時からの毎月の利用者の増加数、成長率を教えてください
残念ながら、私はリアルタイムのデータにアクセスすることはできません。私のトレーニングデータは2021年9月までのものであり、具体的な利用者数や成長率の最新情報を提供することはできません。
ただし、人工知能や自然言語処理の分野では、チャットGPTなどの生成モデルの利用が増加していると一般的に言われています。これは、自動応答システムやチャットボットなど、対話型のアプリケーションやサービスの需要が高まっているためです。
しかし、具体的な毎月の利用者数や成長率については、最新のデータや情報を参照する必要があります。
公開時からのチャットGPTの利用者数や成長率に関する詳細な情報を知りたい場合は、オープンAIなどの関連する組織やプラットフォームの公式発表や報告書、ニュース記事などを参照することをおすすめします。それらの情報源には、実際のデータや洞察が提供される可能性が高いです。
チャットGPTのハイエンド版であればトレーニングデータは更に新しいものになっていますので、より直近のデータが入ることで、将来予測もある程度立てられる可能性があると思います。
それによってメリットを受ける企業業績への影響も予測できるのではないかと思います。
そして、この段階でも、オープンAIのプラットフォームで確認することを勧めてくれていますので、ファイナンシャルプランナーや証券会社の営業担当よりも、ずっと正確で公平なアドバイスをしてくれていると思います。
Q ) AIテクノロジーを戦略的に活用し、適切なビジネスモデルを持つ企業を具体的に教えてください
以下は、AIテクノロジーを戦略的に活用し、適切なビジネスモデルを持ついくつかの企業の例です。
Google(Alphabet)
GoogleはAIを広範に活用しており、自然言語処理、画像認識、音声処理などの領域でリーダーシップを持っています。Googleの検索エンジンや音声アシスタントのGoogle Assistantなどは、AIテクノロジーを活用したサービスの成功例です。
Amazon
AmazonはAIを利用して顧客の嗜好を分析し、個別の商品レコメンデーションやパーソナライズされたショッピング体験を提供しています。また、Amazon Echoの音声アシスタントであるAlexaも、AIを活用しています。
FacebookはAIを利用して、自動的な画像認識や自然言語処理を行っています。これにより、ユーザーの投稿を分析し、個別の広告ターゲティングやコンテンツのフィード表示を行っています。
NVIDIA
NVIDIAはAIの推論およびトレーニングに使用されるグラフィックス処理ユニット(GPU)を提供しています。AIテクノロジーの発展により、NVIDIAのGPUはデータセンターやAIプロジェクトで広く利用されています。
Salesforce
SalesforceはAIを顧客関係管理(CRM)に統合しており、自動的な顧客分析や予測、パーソナライズされたマーケティングなどを実現しています。
これらは一部の例であり、AIテクノロジーを戦略的に活用し、成功したビジネスモデルを持つ企業の一部です。ただし、AIテクノロジーは進化し続けており、将来的には新たな企業やビジネスモデルが出現する可能性もあります。
先の質問への回答に対してより具体的な企業名を質問することで、企業名がいくつも出てきます。投資先をかなりここで絞り込みができます。
Q ) チャットGPTなどの生成系AIの成長はエヌビディアの今後の成長にどのような効果をもたらすか?
A ) チャットGPTなどの生成系AIの成長は、エヌビディア(NVIDIA)の今後の成長にいくつかの効果をもたらす可能性があります。
AI活用領域の需要増加: 生成系AIの進歩により、自然言語処理や対話型AIの分野での需要が増加する可能性があります。
エヌビディアは、グラフィックス処理ユニット(GPU)を提供することでAIの推論やトレーニングにおいてリーディングカンパニーとなっています。生成系AIの成長は、エヌビディアのGPUの需要をさらに高めることが考えられます。
データセンター市場の拡大: 生成系AIは大量の計算能力を要求します。エヌビディアのGPUは、そのような高性能な計算ニーズに応えることができます。データセンター市場において、AIのモデルトレーニングや推論に必要なGPUの需要が増えることで、エヌビディアのビジネスチャンスが拡大する可能性があります。
AIテクノロジーの開発: エヌビディアは、AIおよび深層学習のためのハードウェアやソフトウェアを開発しています。生成系AIの成長は、エヌビディアにとってAIテクノロジーのさらなる進化や開発の機会をもたらすでしょう。
新たなモデルやアルゴリズムの出現に伴い、エヌビディアはそれらのテクノロジーをサポートするための製品やソリューションを提供することが期待されます。
以上のような要素から、生成系AIの成長はエヌビディアの今後の成長にポジティブな影響を与える可能性があります。
ただし、市場環境や競合状況、技術の進化などによって影響は変化するため、エヌビディア自体の戦略やビジネス展開も重要な要素となります。
エヌビディアという企業に対しての生成系AIによる成長効果を質問すると、より具体的にわかりやすく、業績への寄与内容を教えてくれます。
受けるメリット詳細を理解することで、企業業績成長との関連性もわかりますし、投資を学ぶという点において非常に良いアドバイザーになっていると思います。
Q ) エヌビディアの過去の成長力と株価の上昇、下落の詳細とチャットGPTの利用者増加による株価上昇率を予測してください
エヌビディア(NVIDIA)の過去の成長力と株価の上下について、以下に詳細を示します。
エヌビディアは、グラフィックス処理ユニット(GPU)のリーディングカンパニーとして知られており、過去数十年間で顕著な成長を遂げてきました。エヌビディアのGPUは、ゲーム業界やデータセンター市場など、さまざまな分野で需要が高まっています。
株価の上昇と下落は、企業の業績や市場の状況によって影響を受けます。エヌビディアの株価は過去数年間で大幅な上昇を示しており、特にAIおよびディープラーニングの成長に伴い、需要の増加が株価上昇に寄与してきました。ただし、株価は市場の変動や競合他社の動向などの要素によっても影響を受けます。
一方、チャットGPTの利用者増加がエヌビディアの株価にどのような影響を及ぼすかを具体的に予測することは困難です。
AIの成長と技術の進歩は市場に大きな影響を与えていますが、株価の上昇率は多くの要素によって決定されます。これには、エヌビディアのAIテクノロジーへの投資、市場競争、法的および倫理的な規制、ビジネス戦略の成功などが含まれます。
株価の上昇率を正確に予測することはできませんが、AIテクノロジーの需要の高まりやエヌビディアがAI分野でのリーダーシップを維持することに成功すれば、株価にポジティブな影響を与える可能性があります。
ただし、投資判断を行う際には、十分な情報収集とリスク評価が重要です。投資に関しては、専門家の助言や個別の財務情報の分析を行うことをお勧めします。
質問の仕方がアバウトだと回答もアバウトになるのがわかります。
Q ) エヌビディアのNASDAQ上場後の全ての年の高値・安値を教えてください
エヌビディア(NVIDIA)は1999年1月22日にNASDAQに上場しました。
以下に、NASDAQ上場後のエヌビディアの年ごとの高値と安値を示します(注:データは2021年9月までの情報です)。
1999年: 高値 $14.62 / 安値 $5.06
2000年: 高値 $65.25 / 安値 $17.25
2001年: 高値 $50.69 / 安値 $9.69
2002年: 高値 $18.40 / 安値 $6.65
2003年: 高値 $13.49 / 安値 $4.85
2004年: 高値 $20.41 / 安値 $9.84
2005年: 高値 $35.46 / 安値 $11.65
2006年: 高値 $47.69 / 安値 $23.14
2007年: 高値 $39.70 / 安値 $19.09
2008年: 高値 $30.75 / 安値 $5.75
2009年: 高値 $17.98 / 安値 $6.37
2010年: 高値 $20.01 / 安値 $10.82
2011年: 高値 $20.84 / 安値 $11.47
2012年: 高値 $15.56 / 安値 $11.11
2013年: 高値 $17.49 / 安値 $12.34
2014年: 高値 $23.10 / 安値 $15.77
2015年: 高値 $33.76 / 安値 $19.09
2016年: 高値 $119.93 / 安値 $24.75
2017年: 高値 $218.67 / 安値 $87.92
2018年: 高値 $292.76 / 安値 $124.46
2019年: 高値 $212.28 / 安値 $124.46
2020年: 高値 $589.07 / 安値 $180.68
2021年: 高値 $857.90 / 安値 $478.39
これは、エヌビディアのNASDAQ上場後の各年の高値と安値の一覧です。価格は時期によって大きく変動し、投資に関する参考情報としてご利用ください。
なお、現在の株価や将来の価格変動については、最新の情報を確認する必要があります。
より具体的な質問をするとこのように正確な回答をしてくれます。ただし、2021年5月に1対4の株式分割を行なっていますので、この辺りの情報も加えて指示する必要がありそうです。
トレーニングデータが最新までのものであれば、より最新の正確なデータが取れますので、株価推測を行う上でも有効になりそうです。
まずは今回はここまで。
チャットGPTの利用方法のポイントは?
いくつかの利用方法のポイントを再確認してみましょう。
①投資の基本を学ぶには非常に良いツールとして完成度が高い。
②下手なファイナンシャルプランナーや証券マンよりもずっと公平で質の高いアドバイスをしてもらえる。
③指示内容がより具体的になればなるほど返答内容もより詳細になる。
④ キーワードを複数入れることで更なる絞り込みができる。今回で言えばAI*具体的企業
⑤ それぞれの企業へAIがどのような寄与をしてくれるかも詳細を教えてくれるため、投資における前調査の時間効率をかなり高めてくれる。
⑥ さらには企業業績など、ウェブ上にある詳細情報は既に保有しているため、ここにかける時間も相当に省くことができる。
⑦ より新しいデータをアップデートしたバージョンであれば、精度は更に上昇することになり、ある程度の未来予測もできるのではないか?それを元に効率的な投資を行うこともできるようになると考えられる。
まずは今回はここまでです。
更にこの後深掘りして研究していきます。