昨日の米国株は大幅続落で、特に金融関連銘柄が売られました。暗号通貨系のシルバーゲート、そしてITスタートアップ企業への融資に特化したシリコンバレー銀行が破綻。
※参照元:テレ朝NEWS(https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000291065.html)
金融機関連続破綻で実際に経済に利上げの悪影響が出てきました。
SVBファイナンシャルグループの破綻は、銀行の資金コストと運用リターンのミスマッチという問題を浮き彫りにした形です。
今は長短金利が逆転し、短期金利が長期金利よりも1%程度高いです。銀行が短期で資金を借り入れて長期で貸し出すパターンは完全な逆ざやになります。これもFRBによる連続利上げによる影響なのです。
金融機関の連続破綻が続く
一部では取り付け騒ぎのような状況になり、資金の流出が加速し、結果的にあっという間の短期間に信用力のない銀行は破綻します。
昨日のNY株をみても、金融セクターが大幅に売られています。大手金融サービスのチャールズ・シュワブ株が大幅続落しました。
1月高値の85ドル超えから昨日の62.4ドルまで26%以上の下落です。米金融サービス、ファースト・ホライゾンの株価も1日で6.7%下落しました。
短期の戻りは期待できる
流石にシュワブなど売られすぎだと思いますので、短期の戻りは期待できると思います。
金利が高くなることでの実体経済へのリスクが今回表面化したわけです。米国の体力のない銀行からの資金流出は続く可能性も高く、破綻が広がるリスクには注意をして観察する必要がありますね。
現在はNASDAQ 指数を2月21日からショートしていますが、ここから更なる下落を想定しています。といっても個別ではエヌビディアなど買っていますし、バランスを取り、ヘッジをかけながらの投資です。
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生成系AIが爆伸びしていますが、エヌビディアが今は最も恩恵を受ける投資先だと考えています。
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暗号通貨市場の今週の下落相場は?
米銀行の連続破綻は暗号通貨ではさらに影響が顕著になり、不安心理悪化により、市場はあっという間に大幅下落となりました。
大手取引所からも資金が流出していますが、シルバーゲートの破綻の影響もありますし、昨年のFTXやレンディング企業の破綻で痛い目をみている投資家も多いので逃げ足が速いわけなのです。
↓↓FTX バンクマンフリードの愚かな行為↓↓
今回の暗号通貨下落は金利高&株安+シルバーゲート銀行破綻の連鎖による負の連鎖により、投資家の弱きムードから利確売り、投げ売りが進んだ形です。
ここからの大きな下げはないと思うが注意は必要
BTCは2万ドル割れまで落ちましたが、今の時点ではさらにここから大きく下落することはないと考えています。
ただし、米国での金融機関の連続破綻や、大手企業の破綻など実体経済が大幅に悪くなれば話は変わります。臨機応変に状況を追っていく必要があります。
しかし、つくづく残念だったのは、2月21日の段階で市場は天井だと考え、保有暗号通貨全部(Ton以外)に売り指値を入れていたのに1日遅れ、欲を張ったことで売り抜けできなかったことが悔やまれます。
一度売却し、今の時点で買い直しすれば、25%程度暗号通貨を増やせてましたので。
↓↓米国株、暗号通貨は一時的な天井↓↓
暗号通貨下落基調の中で、Tonは堅調
主要暗号通貨とTonの過去1ヶ月の値動きを追うと違いが明確です。Tonが非常に耐性が強いことがわかります。Web3.0の主役のひとつがTonだと考える理由がここにあります。
暗号通貨初心者の方がどの暗号通貨を投資先として選ぶかわからないのであればTonはおすすめだと思います。そしてTonをそのままステーキングに回し利息をTonでもらう。この形が効果的だと思います。
Tonがなぜ魅力が大きいのか?こちらから理解を深めてみてください。
↓↓ Ton価格形成論↓↓
雇用統計は無難に
2月の雇用者数は予想を上回りましたが、賃金の伸びは前月比0.2%上昇と予想を下回り失業率は上昇しました。来週の14日のCPIが高くなければ、米利上げは0.25%で収まる可能性が高いです。
流石に今回のSVBの破綻で、急速な利上げでの経済への悪影響が表面化したことで、FOMCでの利上げ判断もより慎重になるでしょう。0.25%の利上げで収まれば市場には安心感が出ると思います。
今週の下げが厳しかった分、反発する展開が期待でき、特に下落幅の大きかった暗号通貨市場の反発には期待できますね。
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