新着ニュース

米金利上昇でドル円は136円台に!! 

アメリカの個人消費支出(PCE)は上昇!!

昨夜アメリカで発表された1月の個人消費支出(PCE)価格指数は予想を上回る伸びとなりました。アメリカ人の消費は引き続き堅調です。

インフレ率が高止まりする中で消費が堅調であれば、FOMCの利上げはまだまだ継続されることになります。

米10年債金利は3.94%まで上昇しました。来週にも10年債金利は4%を超えてくるのではないかと予想します。

米国株、暗号通貨市場は下落

そして、米国株は大きく下落し、暗号通貨市場も下落です。BTCは23,200ドル台をつけています。

今週の21日の時点で、米国株、暗号通貨については一時的な天井をつけると考えていました。

21日が天井で、まさにその通りになりましたが、保有暗号資産を売り切るのを残念ながら1日遅れた形です。

↓↓なぜ天井と考えたのか? こちらから確認してみてください↓↓

米国株・暗号通貨、一時的な天井間近か?今日は今週の米国株・暗号通貨市場の動きについて考えてみたいと思います。 メタ株上昇がNASDAQを押し上げるか? 3連休だった米国市...

アメリカ株はさらに一段下落していくと思いますので指数をショートしていきます。


期間的には1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月 この後の状況を見つつ買い戻しは判断します。

植田新総裁候補、意外とハト派?

昨日の国会の植田新総裁候補の発言内容を聞くと、早々に金融政策を変更するリスクは低そうです。

↓↓昨日の国会での植田新総裁候補から考えられる影響↓↓

日銀の金融政策変更は3月は無し、インフレは継続? 日銀の黒田東彦総裁の後任候補に指名された植田和男元審議委員の所信聴取が先ほどありました。 ” 現行の日銀の大規模緩和策は2%の物価安定...

就任後にいきなり方針変更のようなことを行えば、市場からの信任を裏切る形になり、金融市場全体が荒れます。

今の積み上がり、膨らんでいる日銀の財務状況を考えれば、市場が混乱するリスクを取ることはできるだけ避けるでしょう。

問題の先延ばしは続く?

黒田総裁の任期中、3月にサプライズでYCC解除という可能性がゼロではありませんが、市場を混乱させて史上最悪の日銀総裁と汚名を浴びるよりは、問題をそのまま先延ばしにして、新たな体制に問題を丸投げする形を選ぶでしょうね。

日銀が継続的にYCCで国債を大量に買い上げてくれれば、その分だけじゃぶじゃぶ紙幣が刷られ過剰流動性は続きますので、この点は暗号通貨市場にはプラスに働くと思います。

↓↓日銀の保有資産増加と暗号通貨市場の相関性↓↓

日銀の保有資産増加が米国株・暗号通貨上昇を押し上げている??昨日は注目されたパウエル議長の発言がありました。 インフレ沈静化のため複数回の追加利上げが必要になると指摘。 パウエル議長発言で...

外国為替市場ではドルが上昇、円安に!!

米インフレ指標と金融当局者のタカ派発言を受けて、アメリカでの利上げ継続を予想する流れがさらに高まっています。

新たな対ロシア制裁や米中の緊張もドルを下支えしました。円は対ドルで下落し、週間でも6週連続安となっています。円は対ドルで一時1.4%安の1ドル=136円52銭となり、2カ月ぶり安値を更新しました。

週間では1.7%安で、前週は2.1%下げています。

昨年の10月21日に151.9円まで円安は進み、日銀の市場介入もあり、そこからは円高が進みました。1月半ばは127円台まで25円程度円高は進み、専門家の間ではさらに円高が進むという声も大きかったです。しかし自分は本質的に中長期的には円安だと考えていました。

↓↓中長期的な視点から日本円の先行きを考えると?↓↓

中期的視点から日本円の先行きを考えると?昨日発表された1月の米小売売上高はほぼ2年ぶりの大幅増となり、堅調な消費需要を示唆しました。米経済は根っこの部分で強いです。 1月...

↓↓ドル円はこのあとどうなる?↓↓

【ドル円はどうなる?】経常収支の赤字から考えられること経常収支641億円の赤字!! 昨日財務省が発表した10月の国際収支統計によると、貿易や投資などの海外との取引状況を表す経常収支は641...

まだまだ紙幣は刷られ続け円安は加速する

昨日、植田新総裁候補は、基調的な物価見通しの改善が進めば、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の正常化が必要になるとの見解を示していますが、その上で、現時点では金融緩和の継続が適切だと指摘しています。

となれば、今の政策が暫く続けられますから、日銀は継続的に国債を買い、市場に円をじゃぶじゃぶ流し続けます。日本の金利を上昇させず、紙幣は刷られ続けるわけです。

それに対して米ドルは金利がさらにここから0.5%から1%上昇し、市場からどんどんFRBはばら撒いた紙幣を吸い上げています。どちらの通貨が強いかは明白です。

基本的には円安の流れは変わらないと思いますし、昨年の151.9円を超えていき、160円、180円と円安は進むように思います。

企業のキャピタルフライトは既にかなり進んでいる!!

円安をもたらす現在の日銀の政策には危険が伴います。最大のリスクは、自国通貨の減価を嫌うキャピタル・フライト(資金逃避)です。日本企業による海外企業の買収である海外直接投資は増加傾向が続いています。

それまで年間10兆円に満たなかった対外直接投資は、サプライチェーンの強化などを目的に2013年頃から増加しました。

2018年には武田薬品工業がアイルランド製薬大手シャイアーを過去最大の460億ポンド(約6兆8000億円)で買収するなど大型案件も続出しています。

海外企業の買収は事業の国際展開をにらんだ前向きな投資にも見えますが、成長市場ではない日本には投資しづらいことの裏返しです。

円安に対するリスク回避はどんどん増える

企業の保有する金融資産は今後もますます海外逃避していくと考えられます。円安による円の減価リスクからの回避ということもありますが、日本のインフレ悪化による円の減価リスクもあります。

↓↓日本のインフレがさらに進む理由↓↓

日本のインフレは更に進む!!昨日、日本の11月CPIが発表されましたが、生鮮食料品を除いた数字で予想通りの前年同月比+3.7%でした。 この数字は前月より0....

さらに日銀の金融政策変更により、実質的な債務破綻状況に陥れば、日本国内資産の海外移動に対してのなんらかの制限がかけられるリスクもあります。

中国では当たり前に行っていることで個人の海外への資金移動は年間額の制限があります。日本でも同様の措置が取られる可能性はあります。

既に個人の銀行窓口での海外送金はかなり面倒な手間がかかります。

対外直接投資増による円安は、日本企業によるキャピタルフライトという構造問題です。黒田総裁時代の10年にわたる大規模緩和は歴史的な円安を引き起こしましたが、日本経済の潜在成長率を高めることはできませんでした。

キャピタルフライトでは円を売り外貨を買います。基本的には米ドルを買います。そうなれば当然、円安は加速するわけなのです。

多くの富裕層の備えは終わっている

多くの富裕層は既にキャピタルフライトをある程度済ませています。過去10年、20年の間に多くの富裕層は海外に居住地を保ちつつ、日本と行き来しています。

既に万が一の時への備えは終わっています。

これが現在はさらにその下の層にまで拡大していますので、一般国民層のキャピタルフライトがある時点から加速しだした時、円の暴落が始まるように感じています。

インフレが日本でも加速します!!
円安が加速して日本人は相対的に貧困化していきます!!

それが今後も加速するとしたら?

インフレ・円安にうち勝つ誰でもできる最強ノウハウ完成です!!

こちらから詳細を確認ください