昨日発表された1月の米小売売上高はほぼ2年ぶりの大幅増となり、堅調な消費需要を示唆しました。米経済は根っこの部分で強いです。
1月の小売売上高は3%増で、市場予想の2%増を大きく上回りました。
市場に安心感が増し株価は時間の経過とともに上昇
そして、2月の米ニューヨーク連銀製造業景況指数は、3カ月連続で製造業活動の縮小を示しましたが、市場予想より大きく改善しました。
昨日のNY株は朝方強い小売売上を受けてFOMCの利上げ継続ムードからの警戒感が強くなり下落で始まりました。しかし、製造業指数の発表後、賃金の上昇が抑えられていることから、市場に安心感が増し株価は時間の経過とともに上昇しました。
↓↓米CPI発表前の市場予測です。ほぼ正解↓↓
金利上昇
強い経済指標を受け、米10年債利回りは一時1カ月半ぶりとなる3.82%台に上昇です。金融政策に敏感な米2年債利回りは一時4.7%付近と昨年11月以来の高水準を付けました。
金利スワップ市場では、米政策金利のピークが5.2%を上回り、年末まで5%台にとどまるとの予想が示されています。
FOMCの利上げは0.25%を後2回ではなく、3回続く可能性が高くなっており、さらには利下げが行われるまでは相当時間がかかりそうです。少なくとも年内は5%台の高い金利のままで推移しそうです。
日本の10年債に対しては外資の売りが相当膨らんでいるようで、過去10日間をみても、0.5%を超える水準にある時間が多くなっています。
日銀による10年債買い。イールドカーブコントロールでの爆買いは相当大きく膨らんでいるように思います。今月発表される日銀の国債買い入れ金額には注目です。
米国株上昇、BTC価格の上昇は日銀の紙幣ばら撒きと相関性があると以前から書いていますが、まさにこの展開の中、米国株は上昇し、BTCは大きく上昇しました。
↓↓日銀の保有資産増加と米株・BTCの相関性↓↓
BTCは24,650ドル台に回復し、アルトコインも強いです。こちらにも書いた通り、10日にBTCを21,800ドル台他のトークンも買いましたが、やはりここが底値でしたね。
↓↓暗号通貨市場急落の要因は?↓↓
今回はたった6日間でBTCは13%以上の上昇です。
2倍のレバレッジで買っていますので、実際は26%以上の含み益です。
今回買ったポジションについては市場の様子を見て短期売買は視野に入れます。暗号通貨市場はこのあとは当面大きな下落は起こらないと考えています。
もう一段の伸びは予想できますし、BTCが25,000ドルを超えると弾みがつきそうです。
暗号通貨市場、大きな下落リスクは?
今後の大きなリスクは大きく分けて3つです。
① 米国株が何かの経済指標で大きく継続下落
② FOMCのメンバー、特にパウエル議長からのタカ派発言が繰り返された場合
③ そして最も大きなリスク要因は日銀のYCCの撤廃及びマイナス金利終了
この場合は市場に大きなインパクトが起こり、暗号通貨市場も急落しますので一度その前に売却して買い直しをします。
↓↓新たな総裁のもと日銀の政策変更は?↓↓
日本の経済は弱い、そして貿易赤字は過去最大に!!
内閣府が14日発表した2022年10~12月期のGDP速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比0.2%増、年率換算で0.6%増でした。
エコノミスト等、専門家が予想した数字よりも大幅に低く、日本の景気は決して良くないということが改めて数字として出てきました。
紙幣のばら撒きはインフレを引き起こします。インフレは様々なものの価格、サービスの価格の上昇を意味しますから、家庭の使えるお金がどんどん減るということです。使えるお金が減れば、経済は落ち込むのは当然です。
だからこそ、世界の中央銀行はインフレに対して金利を上げてインフレを止めようとしています。
日本政府はインフレを加速させる策ばかりを実施中
黒田総裁はいまだに日本は恒常的なインフレではないといってYCCを続けます。燃え盛る炎にガソリンをばら撒いているわけです。そして政府は訳のわからない旅行支援などインフレを後押しする政策をしています。
↓↓全国旅行支援 インフレを加速させる愚かな策↓↓
日銀と政府は何をやりたいのか全く理解不能です。日銀も愚か、政府も愚か、そしてそれを支持する日本国民の多くも愚かです。
どう考えても更に日本は落ちていくしか道はないでしょうね。残念ながら。
貿易収支は過去最大の赤字
さて、日本の貿易収支の問題です。
日本の1月の貿易収支は3兆4966億円の赤字と、過去最大の赤字額となりました。
資源高や円安の影響で輸入の高い伸びが続いた一方で、海外景気が減速する中で輸出は前月から鈍化しました。自動車関連が特に弱いですね。世界がEVにシフトする中で、今の状況は日本には致命傷になるように思います。
貿易赤字は18カ月連続で、赤字額は比較可能な1979年以降で最大となっています。完全に貿易赤字は定着化しましたね。貿易赤字の定着は継続的なドル買いにつながります。エネルギー、食料、資源、全てがそうですが、輸入のためにはドルが必要です。
その中で少しの希望としてはコロナ禍解除によるインバウンドの増加です。今後、この分野は大きく伸びます。日本株への投資を行う人は関連株に引き続き注目です。
カジノ関連株は30%程度の上昇
12月27日の時点で中国のコロナ緩和で最も恩恵を受ける投資先として、カジノ関連株が最も効率が良いと記事で書きましたが、当時34ドルだったMGMの株価は現在44ドルまで30%程度の上昇です。
これもタイミングとしてどんぴしゃりでした。
↓↓中国隔離措置解除 カジノ株に注目↓↓
中長期的にはやはり円安は進む!!
米金利の上昇によりドル円は現在133.85円までドル安が進んでいます。昨年秋の151円台の円安から1月の127円台に円高に振れました。
そこから改めて円安に振れています。このあとはYCCの解除ということになれば一時的に円高にはなります。
しかし、貿易赤字は定着化しており、YCCを解除しても日米金利差は依然大きいです。積み上がった国債リスク、先延ばしされる様々積み上がっている問題。
円からの資産分散は早めに行うのが大事
これを嫌気した日本人のキャピタルフライトはある時点から加速すると思います。それを考えた場合、中長期的な視点からみれば、大きく円安は進んでいくと思いますね。
円からの資産分散はドルコスト平均法で継続的に行なっていくことがお勧めです!!
インフレが日本でも加速します!!
円安が加速して日本人は相対的に貧困化していきます!!
それが今後も加速するとしたら?
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