年末を間近に控えたこのタイミングでまさかの日銀の実質利上げです。
黒田総裁も自分の退任後にスムーズな金融政策に移行できるようにという配慮なのでしょうがより難しい対応を後任に投げた逃げのように正直見えますね。
これによって投資市場は大混乱し、10年債金利は既に0.45%まで急騰しています。
日銀降実質利上げで日本株は急落
そして、日本株は昨日は急落し、本日は朝方続落後、今は少し反発して26,500円台です。
12月半ばの日経平均は28,150円ほどでしたから、そこから1,650円の下落です。
日本株投資家、債券投資家にとってはロクでもないクリスマスプレゼントとなりました。
日本株の多くの専門アナリストの予想は今年に関しては大外れの結果となっています。
専門家と言われる人たちがどれだけあてにならないか?
投資は最終的には全て自己判断・自己責任で行なわなければならないことを改めて感じた1年でしたね。
為替EAは順調に利益積み上げ!!
今回の日銀の実質利上げは、海外のヘッジファンドの日本国債ショート勢が勝ち組となり、彼らはさらにショートポジションを増やしていますので、日銀が制限する0.5%で収まるのか?
残念ながらとても収まらないような気がします。
個人的な投資としては、為替EAを使ってポンド円のショートのポジションを持っていましたのでこれが大当たりでした。
8.4万ドルの運用元本に対して1回のトレードで6,000ドルを超える利益を得ました。
日銀は国債の50%以上を保有するという異常な状況にあります。9月末の段階で日銀が保有する国債の割合は50.26%で536兆円に及びます。
保有国債は金利上昇によって価格は急落しますので、現在保有する日銀の国債はとんでもない額の含み損が出ていることになります。今の保有状況からの含み損については追って計算してみたいと思います。
↓↓9月末で8,749億円の含み損の状況でした↓↓
円高は海外への資産分散へのチャンスに!!
昨日からの金利急騰で日銀は実質的な債務超過に陥っている可能性が高いです。そして、その中で、日銀はさらに市場からの国債買い入れを倍増させると言っています。
長期金利を抑えるのが狙いと言っていますが、既に政策的に完全に終わっていると思います。完全に海外勢から狙い撃ちでさらに日本国債はショートされると思います。
財政ファイナンスを行っている日銀、日本の危機とはまだ海外勢からは思われていないのか円高が一気に進んでいますが、長期的に見れば、財政ファイナンスを行っている国の通貨など恐ろしくて持てたものではありません。
長期的には再度円は大きく下落していく
長期的には再度円は大きく下落していくと考えられます。
円安の中で日本円からの資産分散に躊躇していた日本人にとっては、この円安は大きなチャンスと捉えられると思います。
一番の円高のタイミングなど誰にもわかりませんから、ドルコスト平均法で分散して外貨に変えていくことをお勧めします。
日本円を日々稼ぐ日本人にとっては、日本円の資産だけしか持たないことは大きなリスクです。円は真面目な話として紙屑となる可能性はありますから。
防衛費の件でも国民へのまともな説明もないまま、聞く耳を持たない岸田首相は1兆円の増税を行なったわけですが、じゃぶじゃぶに日本円を刷り続けた、配り続けたツケはこのあと全部、日本人に回ってきます。
財源の裏付けない状況でこの数年は国債を発行しまくり、円という紙幣を刷りまくりました。リフレ派、財政ばら撒き派は出鱈目。そして支援金や助成金をクレクレとばかり言っている日本国民ば大馬鹿です。
↓↓防衛費2%財源問題↓↓
断言します!!
日本人の生活は時間の経過とともにどんどん苦しくなり続けます。
国が積み上げた借金は税金として、そしてインフレによって解消するのが日銀・国の狙いでしょう。
多くの国民生活はこの後破綻していくことになるでしょうね。
今のタイミングは海外に退避することが正解
だからこそ、今のタイミングは一時的にしても海外に退避することが正解なのです。
円安が進み、インフレが進む中でもらえる年金は減り、国民負担がますばかりの日本。
本当にこのまま日本に住み続けて良いのか?
どのように対応すればリスクを逃れられるのか?
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