イーロンマスク氏が14日までの3日間で36億ドル相当のテスラ株を売却しました。先月は40億ドル相当を売却しています。
Twitterが赤字を垂れ流す中で仕方がない措置だとは思いますが、テスラファン、株主としてはなかなか納得できるものではなくテスラファンが離れることで、テスラの業績にも暗雲が垂れ込めます。
中国でも需要が減少し、工場の生産を抑えています。
↓↓自動運転技術も当初とは全く状況が変わり当面先の話になりそうです↓↓
テスラ株続落
イーロンマスクの売却によりテスラ株は数日で182.5ドルから157.7ドルまで一気に25ドル下落しました。
ちなみに年初の高値は約400ドルですから既に60%以上が吹き飛んだことになります。
そして、テスラ株を大量保有するアークインベストメントの機関ファンドであるアークイノベーションETFも大幅安です。
価格形成の本質を理解すること!
大口保有者が大量売却を行えば、当然需給バランスが崩れますから株価は下落します。
これは暗号通貨でも同様のことが言えます。この辺りへの理解を深めると短期的な投資チャンスは格段に増えます!
テスラ株に関しては、Twitterの業績が見通せない中では、さらにイーロンマスクの大量売却が続く可能性も高く下落リスクが続きますね。
しかし、ここでさらにショートをしていくには流石にこの下落率だと勇気が入りますが。
この後も引き続きこの辺りの動きには注目していきたいと思います。
米小売売上高が大幅に減少・株価は大きく下落!!
11月のアメリカの小売売上高は11カ月ぶりの大きさで減少しました。高インフレが続く中で流石に財布の紐が固くなっています。
食料品の売上は上昇しましたが、これはインフレによる価格高騰の影響です。それ以外は全てのカテゴリーの製品の売上が落ち込んでいます。
小売売上は来年もこの後は本格的に下落していくと考えておく方が良いでしょうね。
先日の記事でもアメリカの貯蓄が急激に減少していることを伝えていますが、実際の小売売上高がマイナスとなり、そして即座に株価にマイナス影響がでました。
↓↓インフレに食われる貯蓄↓↓
NASDAQはもう1段下がる可能性が高い
当然のことながら企業業績に直接的に影響してきます。
昨日の米国株は大きく下落しましたが、いよいよ業績相場への転換となってきています。
NASDAQは昨日は395.7ドル、-3.37%の大幅下落となりました。過去1年のチャートを見ても更にもう一段下値をつけると予想できます。
利上げは来年2月、3月で継続的に行われますから、この辺りがNASDAQの一番の底になるように考えられます。
このあたりで高配当株へのドルコスト平均法での分散投資はかなり効果的にになると思います。
ECBは0.5%利上げで欧州株も大幅下落
参照元:テレビ東京ビジネスオンデマンド(https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/nms/news/post_255753)
昨日、欧州中央銀行(ECB)は0.5ポイントの利上げを発表しました。2回連続の0.75ポイントに続く今回の利上げで、中銀預金金利は2%となりました。
ラガルド総裁はユーロ開始以来最悪のインフレの沈静化に向けて同様の利上げがしばらく続くと投資家に警告しています。
このあとも連続して0.5%の利上げが続けることを強調していますので欧州株は当然大幅下落です。
欧州平均で10%を超えるインフレ率ですから、アメリカよりもインフレ対策による利上げは長期戦になります。欧州株は今からでも各国の指数をショートしていくのが正解に思います。
ドイツ株価指数DAXのショートがおすすめ?
ドイツ株価指数DAXのチャートは10月からは20%程度上昇しています。今からのショートは十分旨みが大きそうです。
今回ECBは過去に景気刺激を目的に購入した債券の保有を減らす計画の概要も明らかにしました。利上げを補強する政策措置として量的引き締め(QT)を開始します。
来年4ー6月(第2四半期)には資産購入プログラム(APP)の下で購入した債券の保有を月平均150億ユーロ減らす計画です。
ただでさえ各国の財務状況がバラバラで、高インフレが続く中で市場から資金を吸い上げていくのです。
株価は大きく下落するリスクが高くなりますから、DAXのショートはかなり妙味が高いと思います。
本日は13,986EURをつけています。
↓↓来年は投資家は欧州危機を一番のリスク要因と考えるべきです↓↓
AI TRUSTでは強く賢く生き抜く力を得るための様々なヒントをメルマガでも毎週配信しています。
今すぐこちらから登録をどうぞ!!