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2023年、投資家は欧州危機に注意を払うべき!!

昨夜のNY株はパウエル議長のタカ派的な発言内容を受けて米株は下落しました。

今回CPI,FOMCは結果としてみれば上がって下がって行ってこいの展開で当初想定していたよりもボラティリティは低く、手堅く乗り切った感があります。米国株の下落もあり、この時間は東京株も少し下げた展開です。

↓↓CPIの伸び鈍化 米株は一昨日は上昇したが?↓↓

米消費者物価指数の伸びが鈍化、株価は上昇したが?アメリカのインフレの峠は超えた? 昨日の米CPIの発表で、前年同月比7.1%の上昇に止まり、アメリカのインフレも峠は完全に超えてきた感...

BTC18,000ドル台を一時回復!!

そして暗号通貨市場では昨夜は市場を試すような動きがありました。

昨夜、BTCは18,300ドル台をつけて上を目指す展開となりましたが、米株下落の中で価格を下げて17,600ドル台と昨日よりも少し下げている展開で暗号通貨市場全体も下落しています。

ただし、18,000ドルを一時的としても超えたというのは重要で、実は過去1ヶ月ではありませんでしたので、久々の18,000ドル台だったのです。クジラ(大口所有者・大口投資家)達が少し市場を試したのかもしれません。

BTC過去1年チャートを見てみると?

BTCの過去1年のチャートを見ると、基本的に下落基調が続いているように見えます。

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しかし、実は

・年初からのFOMCの利上げ・金融引締からの値下がり
・5月のLUNA:UST崩壊での値下がり
・6月のスリーアローズやレンディング会社の連鎖的な破綻からの値下がり
・11月のFTXの突然の破綻からの値下がり

それぞれ大きな市場ショックが訪れたわけですが、下落率自体は小さくなっています。そろそろ底値が固まってきていると言えるのかもしれません。

ドルコスト平均法での分散買いのチャンスは近いと言えますね。実は暗号通貨市場ほど、本質を理解して投資すればわかりやすく、利益を得やすい市場は他にないと思っています。

↓↓暗号通貨市場 バブル形成と崩壊の方程式↓↓

暗号通貨市場、バブル形成と崩壊の方程式過去2回の暗号通貨バブルの形成から崩壊までを見てみると正直なところ、かなり意図的な価格形成がされているように思います。 まずはトレ...

ちなみに先週仕込んだ暗号通貨は昨日は一時的には50%近い含み益まで伸びました。たった1週間でここまで利益が膨らむのが暗号通貨投資の醍醐味なのです。といってもまだまだ売らず、継続的な仕込みを続けます。銘柄名は次週あたりの公表したいと思います。

ユーロ圏経済からのリスク拡散に注意を!!

さて、2023年の投資を考えた時、個人的にはユーロ圏経済からの金融市場リスク拡大に最も警戒しています。昨日はイギリスの消費者物価指数が発表されましたが、予想を下回ったものの、10%を超えて高いインフレ率が続いています。

イギリス経済は来年落ち込みは酷いものになりそうです。

ちなみにポンド円の為替EA(自動売買)でのトレードを1,200万円ほどの元本で行っていますが、今月のトレードは非常に慎重に行っており、ほとんどポジションを取っていません。個人的に為替市場を見ていてもこのところ読み辛い展開が続く中、EAもより慎重な姿勢でのトレードを行っているのだと思います。

慎重であるからこそ、安心感のあるシステムです。損切りを即座に行う判断も非常にGOOD。

マーチンゲールのように高い利回りが続いていも、いきなり元本全てが吹っ飛ぶようでは意味がありません。バカ高い利回りが続くよりも、安定性が高い事が何よりも重要だと思っています。

興味のある方はこちらで確認してみてください。昨年の春から運用し続けてますが、本当に安心感の高いシステムです。

 

【 欧州各国の10月のインフレ率 】

リトアニア: 23.6%
エストニア: 22.5%
ラトビア: 21.8%
スロバキア: 14.9%
オランダ: 14.3%
イタリア: 11.8%
オーストリア: 11.0%
ベルギー: 10.6%
ユーロ圏全体: 10.6%
ドイツ: 10.4%
ポルトガル: 10.1%
スロベニア: 9.9%
アイルランド: 9.2%
ギリシャ: 9.1%
キプロス: 8.8%
フィンランド: 8.3%
マルタ: 7.4%
スペイン: 7.3%
ルクセンブルク: 6.9%
フランス: 6.2%

バルト三国のインフレ率は20%を超えてハイパーインフレといって良い水準です。このような状況の中で欧州中央銀行がどのような手を打てるのか?

欧州中央銀行のバランスシートは約5兆ユーロ(約723兆円)規模にまで債券保有が膨れ上がっています。インフレを引き下げるためにはこれを圧縮していく必要があります。今アメリカが行っている市場からの資金の引き上げを欧州でも行う必要があるわけです。

そして、アメリカよりも高いインフレ率が欧州の多くの国で続いていますから、このインフレ率を抑えるために利上げを継続的に行う必要があります。

ラガルド総裁と政策委メンバーから、来年の早い時期の開始を予定する量的引き締め(QT)の基本方針が間も無く公表されます。

インフレ率がこれだけ大きく差がある中でどのような対応策ができるのか?

引き締め強化を行えば、当然経済は落ち込むわけですが、多くの国がスタグフレーションに突入することになるでしょう。

それによって国民の不満は外にも向きます。” ウクライナ支援に対しての各国の協調姿勢は来年は壊れていくのでは?” と考えています。

表面的には協調を言い続けるでしょうが実態的には相当崩れていくと思います。

今の欧州の状況はプーチン大統領によって仕掛けられたものでもありますが、プーチン氏は狙い通りでしめしめと思っているのでしょうね。
欧州各国の株は来年は厳しい年となるでしょうし、ユーロ資産を保有するにはリスクが高い状況だと考えます。ユーロ危機が拡大した場合、世界経済へのダメージも大きくなるでしょう。

中国はただでさえアメリカからの締め付けが厳しくなる中で、ユーロへの輸出が低迷するようであれば、中国経済の成長にもマイナス影響は大きくなります。このところ上昇した中国・香港株にも悪影響が及びます。

中国経済が低迷する中で利下げも行っていますが、香港・マカオはドルペッグ制をとっていますので今回のFOMCでの0.5%の利上げを受けて、香港・マカオでも利上げを行うことになります。

いよいよ香港ドルペックも限界が近いように感じます。

↓↓香港ドルペックは継続できるのか?↓↓

香港ドルの米ドルペッグ制は廃止になる?今後も継続できるのか?香港ドルとUSドルはペッグしており、一定の狭いレンジで価格は推移します。 現在は1USDは7.8HKDです。 実は過去何度か...

マカオの中国銀行のUSD定期預金金利

12月14日時点ですので、ここから利率は0.5%上がるでしょうね

1ヶ月  3.00%
2ヶ月  3.50%
3ヶ月  4.10%
6ヶ月  4.20%
9ヶ月  4.25%
1年   4.30%

1年金利で4.8%になれば日本人には魅力的な水準だと思います。香港のHSBCには口座を持たれる方も多いと思いますので、是非チェックしてみてください。

パタヤ不動産を中国人が爆買い進行中!!


タイのパタヤはもともと中国人に非常に人気の高いリゾート地なのですが、先月あたりから本格的に不動産の動きが速くなっています。

ウェブ上に情報が載っている物件で面白そうなものがあってエージェントに連絡してもその殆どが売れてしまっています。中国人、中華系の人たちが、物件をみずにガンガン買っているといっています。

北京でのコロナ再拡大の状況を見ても、本当にもう懲り懲りと考える人たちは多く、来年は、コロナ禍からの海外への渡航制限が解けたタイミングからは、中国からの中間層、富裕層の海外逃避は加速すると予想しています。ウクライナ戦争で、ロシア人やウクライナ人が海外逃避したように。

ロシア人、ウクライナ人もパタヤに大量に押し寄せていますが、来年のパタヤの不動産はかなり上昇することになるでしょうね。賃貸利回りも大幅上昇が見込めますので、コロナ禍での投げ売り物件の仕込みは大成功です。

日本人も、今ある様々なリスクを考えた上で、海外に逃避する選択肢を持つことは、非常に重要なタイミングにあると思いますよ!!

円安が進み、インフレが進む中でもらえる年金は減り国民負担がますばかりの日本

本当にこのまま日本に住み続けて良いのか?

どのように対応すればリスクを逃れられるのか?

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