為替

【 大相場に備えよ!】2020年に訪れる大相場とは

コロナショックからじゃぶじゃぶマネーへ

現在、新型コロナウィルスで金融市場が非常におかしな状況となっています。各国の金融緩和で、株価は上昇し実体経済は無視。しかし、これがマーケットというものだと理解しているトレーダーも多いでしょう。

ですので、このような状況では、チャートに基づいてルールを決め、それに徹することが一番早く成果をあげる方法です。とはいえ、今回はプロも頭を抱える展開であることには違いありません。理由は、コロナショックが得体の知れないものだからです。

今までの世界的暴落などは、金融市場からショックが始まっています。今回は、人、感染などから金融市場がおかしくなったといった状況です。ですので、このコロナショックは普段のリズムを崩されることがありますので、トレードを控えることも賢明な方法です。

「分からない」はやらない

トレードは、世界中のマーケット参加者にたいし、常に平等に参加する権利を与えてくれます。これが厄介なのです。いくらでも参加可能ということは、いくらでも資金を増やすことができる!反面、いくらでも資金を失うこともあるということです。

分からない場合は、あまり取引をするべきではない、という話を聞いたことがありませんか?ただ、その「分からないが分からない」といった人もいると思いますので、簡単な見極め方を説明します。

マーケットには、3つの状態が存在します。

・上昇トレンド
・下降トレンド
・レンジ

上昇、下降は読んで字の如く上へ上へ(下へ下へ)と流れが出ている相場を意味します。レンジというのは、どちらでもない動きを見せている状態です。ほぼ、レンジ相場です。これを見極めるのが、高値と安値です。例えば、日足で直近の安値と高値を探してみてください。

それが見つかったら、そのもう一つ前の安値と高値はどうなっていますか?これが、両方とも切り上がっていれば上昇トレンド、切り下がっていれば下降トレンドになります。

時間足でも流れは変わってきます。出来るだけ長い足、週足や日足でトレンドが出ているか?を確認して、その後に4時間足や1時間足ではどうか?を判断してみるといいでしょう。

長期的に見れば、大きな上昇中であっても、数日でみると、その中で落ちて、押し目を作りにいっていることがあります。あまり慣れていない人は、大きい流れに逆らわないように意識した方が懸命です。それでいえば、「見送り」という選択肢が出てきます。大きな上昇中と認識して、現在は下げている・・ では見送って、次に上昇したときに買いで勝負をしていこう、このような判断が出来るわけです。

大相場は、波に乗りやすい

ここ数年、為替市場ではボラティリティがなく、前述した分からない状態が続きました。しかし今年に入り、少しずつ流れが出てきています。流れが出て、それをしっかりと確認してから流れに乗るということも重要です。これは、過去に何度も起こっていることですし、後ほど説明しますが、今年もその大相場はやってくる可能性は大です。

僕がトレードをはじめてから経験した、過去の大相場は以下の通り

・リーマンショック
・アベノミクス
・トランプノミクス
・仮想通貨(ビットコイン)バブル

コロナショックは、まだ大きな流れとは言いがたいですので省きます。

上記のように数年に1度大きな流れが出ています。分かりやすいのが、アベノミクスではないでしょうか?ドル円が75円台と円高だったのが、77円、そしてそこから一気に円安になりました。

これは、安倍政権による徹底した政策による成果が出た形ですが、この円安は、2012年末から始まり、2015年ピーク時には、ドル円でいえば124円台まで到達しています。途中乱高下はありますが、数年続く大相場となりました。日本政府の明確な円安方針を理解した上で、トレードを行えば日々淡々と収益を積み増すことが可能だということです。

今年ポイントとなる2大大相場とは

2020年夏以降は、コロナ第二波が懸念されますが、それよりも株や為替に影響を与える出来事があります。そして、それらは大きなトレンド、大相場を形状する可能性が高いですので十分意識しておくべきです。日々のニュースは、なんとなく流れてしまいます。しかし、この2点がピックアップされ出したら、チャートをチェックし、合わせて動向を確認してください。

・米国大統領選
・英国ブレグジット

米国大統領選は、トランプ大統領とバイデン氏との争いとなりました。米国は、最大のコロナ被害国となっていますが、ここに来てトランプ大統領の継続も危ぶまれる声もチラホラ聞かれます。しかし、この新型コロナウィルスを国民がどう考慮するか?トランプ大統領が引きこ起こしたことだろうか?2016年からのトランプ政権はどうだったか?この辺が、論点となりそうです。

対抗馬のバイデン氏も、トランプ大統領の影響力を超える期待ができるのか?これらの結果で、大きく動く可能性があります。仮に、バイデン氏が当選となると、株価は暴落するとも言われていますが、これらも11月の大統領選にむけてマーケットがどう折込んでくるか?注視していくべきポイントです。

英国のブレグジットですが、2020年12月末までが、EUからの移行期間となっています。離脱が決まった後、普通に行動しても時間が足りないといわれていたこの移行期間。新型コロナウィルスの影響でどう変わっていくか?です。チャート的にみると、ポンドの価格が非常に安い位置にありますので、これは英国次第では、大きな上昇を見込める相場ともいえます。

あくまでも、ポンドに関しては個人的な観点ですが、大きく動いた時どう判断して、どう波に乗るか?ここに意識を集中させて見るのもいいのではないでしょうか。

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Hatanaka
投資歴16年。過去には様々な投資案件を行ってきており、為替FX、暗号資産(仮想通貨)分野に精通しており、現在は、トレーダー講師としても活躍中。