今回の記事は投資脳は柔軟な発想が重要だという視点から書いてみたいと思います。
このオーティス(Otis)というプラットフォームは非常に面白く可能性の大きさを感じます。
オーティス(Otis)の可能性は何処にある?
このプラットフォームはポケモンカードに始まり、昨年亡くなった伝説的プロバスケットボール選手コービー・ブライアントのサイン入りジャージまで何でも買って証券化し、その株式を投資家に販売しています。そしてこの株式自体がは売買が可能なのです。
オーティスは昨年、英国の芸術家バンクシーの作品の株式を1株20ドルで売り出しました。同社によると、株価は70%値上がりして今月34ドルを付け、作品自体の評価額は72万2000ドルとなりました。
オーティスの投資家の中心層は年齢が25―45歳で、可処分所得が10万ドル以上だそうです。絵画等の収集家よりも若い層が多く、その上で所得が高いことから、IT関連企業家、経営者も多いのでしょうね。
どのような商品が高値をつけるのか?
オーティスで売れた最も高い商品はスポーツカード・メーカー「フリーア」の、1986年製バスケットボールカード・セットで、2カ月前の株価は10ドルだったものが、その後305%上昇して40ドルを超えたそうです。
過剰流動性バブルにより、様々なコレクターズアイテムの価格が上昇していますが、値上がりを期待して保有、所有、購入する人も当然多く、そうであれば、そのもの自体を購入しなくても、そのものの権利の一部を株式で購入でき、さらに手軽に売買できるのであれば、この方がずっと効率的でもあります。
そしてOtisのようなプラットフォームが出来上がったことで、実際のコレクターズアイテムの価格も上昇し、上昇することで、このプラットフォームの利用者が今後急増することも考えられます。
アメリカでロビンフッターが急増したことと同じことがOtisでも起こる可能性が高いと考えます。それであれば、コレクターズアイテムで人気化しそうなものを先回って買っておけば、先々その予想が的中すれば思わぬ利益を生み出す可能性もあります。
日本の地方にもチャンスあり!!
コレクターズアイテムの多くは日本のポケモンなどのキャラクターも多いですから、日本の各地のゲームショップなどに将来のお宝が多数眠っているとも考えられます。こういうのはぜひそれぞれが調べてみると有益だと思います。今のうちに先回りし、地方の、特に古本屋など、本業の商品の延長線上に置いているお店などで大きなチャンスがあると思います。
様々なコレクターズアイテムがお宝化したとき、都心と地方では情報の格差があり、例えばブリキのおもちゃやソフトビニールのウルトラマンシリーズなども、都心で高値がついているのに、地方では定価のままで売られたりしていました。ジャパニーズウイスキーの山崎の12年、18年がプレミアム価格で売られているときに、地方のお酒屋さんでは定価で売られていたりしました。これと同様のチャンスが今あるのです。
まさにバブル!!
世界中でロックダウンが行われる中で、小金を蓄えた素人投資家は、価格が高騰しバブルが警戒される金融市場の外に出て、より高いリターンを得ることを狙っているようです。そうした投機が今度は代替資産の価格を引き上げているのです。
ゲームストップ株騒動では、手数料ゼロの取引アプリ「ロビンフッド」を利用し、個人投資家集団がヘッジファンドに大きな損失を与えました。これと同様に、投資資金数千円レベルの初心者でも、デジタルプラットフォームを使えば収集品投資を行えますし、そこで利益を上げるチャンスもあるわけです。
過剰流動性バブル真っ盛りという感じではありますが、この分野に関しては、コレクターの方々が情報を理解している分有利に働くでしょう。しかしまだまだ継続的に資金はこの市場に入ってくることになりそうですから、是非興味を持ってまずはサイトにも登録してみると良いでしょう。
この市場の価格変動こそが、この先のバブル崩壊のタイミングを知らせてくれる ” 炭鉱のカナリア ” になるようにも感じていますので。
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