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大人気のNFT、BAYC(退屈した猿のヨットクラブ)はなぜ流行っているのか?

” 退屈した猿のヨットクラブ(BAYC) ” と言われるNFTが流行っています。

日本人にはまだあまり馴染みがないですが、Twitterでアイコンにしている人を数多く見かけるようになりました。

BAYCはNFTとして販売している猿のデジタルアートで、もともとの価格はイーサリアム通貨で200ドル程度でした。今ではNFT売買プラットフォーム最大手のOpen Seaで40ETH程度から売られていますので、仮に1ETH:40万円として計算すると1,600万円ということになります。

先日のサザビーズのオークションでは、101種類のBAYCのNFTが約26億円で落札されました。今回のオークションについてサザビーズは、最終的に約13億円から約19億円の値がつくと予想していましたが、それにたいして大きく上回る落札額となりました。

それぞれのNFTの単価は2,574万円ということになりますから、今のOpenSeaでの取引価格もあながちデタラメというわけでもないことになります。

BAYCがなぜ流行っているのか?

BAYCと同様のアバタークラブが現在多数出てきていますが、これらは

” ゲーテッド・オンラインコミュニティ ”
” 所有=株主 ”
” アート所有 ”

の3つの要素をミックスしたようなものだと考えるとわかりやすいかもしれません。

BAYCの場合、サルのアバターのうち1つが高値で売却されると、同シリーズのアバター画像すべての価格が上昇します。これは1つの絵画が高額で落札されると、同じ画家の作品全ての価値が上がるという絵画作品と同じ価値基準であり、アバタークラブの投資的な側面となっています。

また、Twitterアイコンを購入したアバターに変更することは、その作家を中心としたコミュニティの一員であることを示す忠誠心の現れになります。

実際にアバターを購入してサルに変更すると、大量のフォロアーが増えるそうです。

BAYCを所有する人たちが繋がっていくのです。アバタークラブの「オンラインコミュニティとしてのつながり」ということなのでしょう。

マーケティングツールとしての側面も

暗号通貨投資家の絶対的な多数とのつながりを作ろうと考えれば、BAYCはマーケティングツールとしては非常に有効なものともいえます。

BAYCの自身の所有するサルのNFTを、TwitterやFacebookのアイコンにすることで、暗号通貨投資家の繋がりを一気に広げることができるわけです。その繋がりから、新たな暗号通貨関連プロジェクトを広げることも可能になります。

そして、同様に非常に面白い点として、BAYCのクラブのメンバーが、自分自身が作成した製品をBAYCブランドのもとで販売することが可能となっている部分にもあります。自身の所有するサルのNFTを使って物販を行うことが可能となります。

TwitterやFacebookで同じBAYCの所有仲間の繋がりが広がっていれば、そこで大きく販売することも可能になります。この辺りのことを理解した上で、BAYCのNFTを所有している人も多いのかもしれません。

既存の多くのブランドのビジネスモデルの中心は独占権であり、知的財産を自由に流通させることはありません。BAYCでは、自分の購入した猿のNFTで、様々なビジネスにつなげることができますから、そこにチャンスを感じとっている人も多いでしょう。巨大なコミュニティが既に出来上がっていますから、アイデアが確実にお金になると考えられます。

BAYCは分散型ポケモン?

BAYCは将来的には「分散型ポケモン」となる可能性があります。人気のあるBAYCのアバターを取得することは、将来的なピカチューの権利の一部を取得することになるわけです。といっても、BAYCを真似した様々なNFTのアバタークラブが乱立していますから、このバブルは必ず崩壊するでしょうから、むやみやたらに手を出すのは大きなリスクも伴います。

多くのNFTのバブルは崩壊し、無価値化するとしても、NFTの絶対的な可能性の高さ、ポテンシャルの高さは無限大にあります。

インターネットも当初は単なる子供のおもちゃレベルの代物でした。それが今では誰にとってもなくてはならないインフラになったのです。NFTも同様のものだと考えられますから、暗号通貨投資家であれば誰でも、しっかりと理解を深めておく必要がありますね。

なんといっても2021年の暗号通貨市場の最も成長しているカテゴリーのひとつなわけですから。

ABOUT ME
チャーリーTAKA
日本を代表する投資家兼実業家でもあり、グローバル・チーフ・ストラテジストとして活躍中。
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