活用すべき内容「GoToイート(eat)」
政府が打ち出す、需要喚起策のGoToキャンペーン。トラベルやイートなど話題になっていますが、今回は身近でだれでも簡単に利用可能な、GoToイートについてご紹介します。同じ外食をするのであれば、GoToイートを「利用する」と「利用しない」では、大きな差が出ますのでぜひまだご利用になられていない方も、そんな使い方があるのか!そこは注意だな、、と参考にしていただければ幸いです。
そしてそんな中、錬金術ともいわれる抜け道が色々とネット上で公開されたり、お得な無限ループなどの使い方がさらに出ています。繰り返し金銭を払わずに食事ができることに対して、6日西村経済再生相は、参議院予算委員会にて「制度として認められている」と容認の考えを示しています。飲食店、消費者共にお得になるキャンペーンのポイントとそして落とし穴も解説しますのでどうぞお付き合いください。
絶対にやってはいけないこと、対象外になります
まずGoToイートは、ただ外食をすれば割引されるのか、といえばそうではありません。注意点があります。ここを間違えるとせっかくGoToイート目的で外食しても何のお得にもなりませんので、十分ご注意下さい。ただ、特にむずかしい内容ではありません。
・オンライン飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店すること
・電話での予約は無効
予約サイトで予約して飲食を行うと、ランチなら1人500円、ディナーなら1,000円分のポイントが付与されます。そして、付与されたポイントですが、2回目の食事からポイントで支払っても、新たに1,000円分のポイントがもらえますので、1,000円分の食事をすれば、金銭負担なしで何度でも食事ができる、これが「無限ループ」「錬金術」などと話題になっています。
ただ、サイトやお店によっては、コースのみしか使えないなどの制限がある可能性もあるので、その辺はネットなどで各お店をチェックされてからご利用ください。席のみ予約で使えるお店も当然あります。2020年10月1日より開始しています。ポイントが付与されるネット予約の受付期間は2021年1月末まで、獲得したポイントの利用期限は同年3月末までとなっています。
15時以降が狙い目
ランチとディナーではポイントが変わってきますが、そのポイントが変わる時間帯を把握しておきましょう。
・ランチタイム:(6時~14時59分)⇒ 500ポイント
・ディナータイム:(15時~翌5時59分)⇒ 1,000ポイント
時間の都合がつくのであれば、15時以降の入店が圧倒的にオススメですね。もちろん、それぞれの予定もあるでしょうから強引に時間を合わせるかは各自の都合ですが、知っておいて損はないポイントです。15時をすぎた少し遅めのランチのつもりが、1,000ポイントゲットなんてことになります。店舗により予約条件(2名以上から予約可など)が異なる場合もありますので、対象店をチェックされて下さい。
GoToイートに各飲食店も続々参加
GoToイートを行うことで、飲食店側にもメリットはありますので、続々と参加しています。
・和食さと
・ココス
・夢庵
・安楽亭
・鳥貴族
・くら寿司
・磯丸水産
ホットペッパーグルメやぐるなびなどから色々と探して、お目当てのお店をチェックされてみて下さい。
無限くら寿司
ネット上で話題になったのが、くら寿司です。無限くら寿司とも呼ばれました。無限くら寿司とは、くら寿司アプリのトップに「Go To Eatキャンペーン」専用サイトへのタブが設置されていてそこからの予約、来店で対象となります。
注意点は、普通にアプリで予約すると対象外となることです。そして対象は2名〜 となっていますので1名の利用は不可です。ポイント取得には1人1,000円以上の飲食が必要で、ランチタイムとディナータイムではもらえるポイントが、500ポイントと1,000ポイントに変わります。元々人気のくら寿司が、さらにGo To Eatキャンペーンを行うことで、待ち時間は厳しいことになっていますのでこの辺は覚悟しておく必要があります。
中止となった鳥貴族「トリキの錬金術」とは
GoToイートの抜け穴として、消費者が目をつけたのが鳥貴族でした。トリキの錬金術とも呼ばれ、ネット上でTwitterなどを中心に一気に拡散されました。では、この錬金術とはどのような内容だったのでしょうか。
・飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店
・予約時間になったら入店、税抜298円の商品(鳥釜めし等)を一品注文
・食事を済ませ支払い
・人数×1,000ポイントが追加
お分かりでしょうか。300円ほどの料理を食べたのに、1,000円分のポイントが付与されていたということです。これが錬金術として話題を呼びました。ただ、流石にこの内容に関しては、鳥貴族側のメリットは薄く中止となりました。これは、制度の落とし穴だったともいえるのではないでしょうか。
モラルを守ってお得な外食を
本来の政府の目的である、需要喚起策・飲食店支援という観点からあまりにもかけ離れた、自分勝手な利用方法はオススメしませんが、正しく理解し使うことで、楽しい外食を安く楽しむことが可能となっていますので、是非、期間限定のこのGoToイート、活用されてみてはいかがでしょうか。
毎週1回情報をまとめてお送りします。
AI TRUSTでは日々の金融市場に影響を与えるニュースを独自の視点から解説を行っています。是非ご自身の投資指標としてご活用ください!!