経済ビジネス

2021年はサーキュラーエコノミーに注目

コンサルティングファームのアクセンチュアの調査によると、サーキュラーエコノミーに移行することによって、2030年までに4.5兆ドル(480兆円)もの経済効果が想定されています。

2021年はサーキュラーエコノミーは日本でも注目されることになりますし、この分野のベンチャー企業の上場には大きな期待が持てると考えられます。今日はサーキュラーエコノミーで世界でも先端を走るオランダに焦点をあててまとめてみましょう。

九州と同程度の国土面積しかもたないオランダ。しかし金額ベースでは米国に次ぐ世界第2位の食料輸出国です。国土の狭さをカヴァーしてきた同国の技術力はサーキュラーエコノミーでも見てとれます。

サーキュラーエコノミーとは?

「Take(資源を採掘して)」

「Make(作って)」

「Waste(捨てる)」

という従来のリニア(直線)型経済システムのなかで、活用されることなく、廃棄されていた製品や原材料などを新たな「資源」と捉え、ごみを出すことなく資源を循環させる経済の仕組みのことを指します。

この分野では特にオランダの進化が素晴らしく、わざわざ日本から時間とお金をかけてみにいくだけの価値もあります。ビジネスをされている方には訪れるべきお勧めの場所をいくつか挙げてみます。

①オランダのメガバンクが建てたサーキュラーエコノミー複合施設「CIRCL」

② アムステルダムの官民一体型サーキュラーエコノミー実験区「De Ceuvel」

③ 壊すときのことを考えて建てる。オランダのサーキュラー建築スタジオ「bureauSLA」

④ ノッテルダムにある 「Brue City」
サーキュラーエコノミーの起業家や資源・知識・ネットワークが集まる施設です。

オランダの中だけでもこれだけ見れますし、オランダ自体国土も狭いので移動もたやすいです。

水耕栽培や工場農業も進んでいますしエコエネルギー分野も浸透していますので、合わせてみて回るのが効率的です。見ておくべきお勧めのエリアを更に紹介してみましょう。

Floating Farm Dairy

オランダ・ロッテルダムの港には「Floating Farm Dairy」と呼ばれる水上農場があります。ここでは、Floating Farm Dairyを受け継いだ構造で、複数のフロアをもつ建物を水上に浮かべて養鶏場兼農園を運営しています。上階は7000羽のめんどりを収容する養鶏場、下階はLEDを使った水耕栽培を行う菜園で、その中間にあるフロアは、双方で生産された農産物の処理を行う施設になっています。

環境負荷を最小限に抑えるためにテクノロジーを駆使し、すべてのフロアで循環型のプロセスを使用しています。水耕作物のフロアでは、一定の温度を保ち、暖かく湿った空気を再循環。効率的な空気とエネルギーのシステムにより、養鶏に由来する粉塵や窒素の排出を大幅に減らすそうで、鶏糞は乾燥させて粒状の肥料にもなります。

また、建物の上部には太陽光パネルを設置することで、必要な電力を供給するとともに、その下にいる鶏を太陽の日差しから守ってくれています。見学用のルートも設けているので、訪れた人は、作業の邪魔をすることなく生産工程すべてを見ることができます。

Windwheel

オランダのロッテルダムで開発中の「Windwheel」は、巨大な風力タービンと住居やホテルを含む商業ビルを兼ね合わせたドーナツ状の建物です。ほかにも雨水の再利用や有機廃棄物のバイオガスへの活用なども行える、持続可能エネルギーの宝庫です。こちらは現在プロジェクト開発が進められており、詳細はこちらのサイトで確認できますので、興味ある人は是非ご覧ください。

今回は6つのプロジェクトを紹介しましたが、オランダにはまだまだ見るべきプロジェクトがあります。2021年の日本の方向性として、見るべき点も多く、コロナが落ち着いたら一度多くの人に是非訪れてほしい場所となりますね。様々なヒントが見え隠れしていますので。

脱炭素社会に向けて

世界が脱炭素社会に向けて確実に前進しています。世界の進化と比較すると、日本はこの分野でも残念ながら立ち遅れているように思います。ひとつひとつの企業では優れた技術を持つところも多く、世界に技術を輸出していますが、国家的な戦略としてはまだまだ実効性に欠けているように思いますので、今後の動きに期待したいところです。

脱炭素社会に向けて個人が行えることは数多くあります。AI TRSUTでは個人が脱炭素社会を実践しつつ、日々の生活コストを賢く上手に下げていく方法を今後いくつも提案していきます。

まずは誰もが自宅で簡単に取り組むことができる太陽光発電とバッテリーの組み合わせによる、家庭の電気代0円化です。入り口のヒントを実践すると、そこから先、様々な方法により、単にゼロにするだけでなく、そこから稼ぐ方法があることも理解できるようになりますので。新たな情報を楽しみにお待ちください。

脱炭素社会はどのように進むのか?世界中が推し進める脱炭素社会は2021年に加速度的に進むことになるでしょう。 そしてここには様々なヒントとチャンスがありますので、...
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【AI TRUST編集部】大泉
【AI TRUST編集部】大泉
AI TRUST編集部の為替担当大泉です。FX、為替歴は11年。今までにトレーダーとしても活躍。最近は為替の自動売買ソフトのアドバイザーなども務めており、為替のプロフェッショナル。
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