人生

世界中で行った様々な投資④

37歳 世界での本格的投資の始まり ハワイ

34歳で自己破産をしたあとに考えたことがあります。40歳までにリタイアできるように10億円の金融資産を作ること。そしてもうひとつは日本ではなく海外に住まいを移すことでした。40歳までとした10億円の金融資産を作る目標は既に37歳で大きく超える事ができたため、海外に住まいを移すため、様々な国、街を訪れることを35歳以降始めていました。

そして37歳のとき、ハワイのワイキキに別荘としてのコンドミニアムを購入しました。古いコンドミニアムでしたが、内装をかなり凝って時間をかけて作りました。しかし残念なことに、1km程度離れている高速道路の音が夜間に気になるため、数回利用しただけで売却を決め、アラモアナショッピングセンターに隣接する高層コンドミニアムを購入しました。

ハワイの不動産価格が上昇している最中で、物件の内装分を考えても、かなりの利益をこの物件では上げることもできました。そしてハワイではその後幾つものビジネスへの投資も行っていくことになります。

37歳 バンクーバーで自宅を購入

ハワイで高層コンドミニアムを購入したタイミングと同じような時期に、バンクーバーの自宅も購入しました。正月休みに家族とウィスラーにスキーに訪れ、日本に帰る前の数日バンクーバーに滞在しました。本当にバンクーバーに一目惚れし、この街に住むことを決めたのです。地元の日本語のタウン誌で不動産会社を探して連絡を入れ、翌日に5つの物件を案内してもらうことになりました。

最初の1時間は車でバンクーバーのダウンタウン、スタンレーパークを案内してもらい、自然が豊かで本当に住むには最高の環境だと理解も深まりました。視察した不動産物件は全てダウンタウンに在るコンドミニアムです。どれも一長一短で正直ピンとこない中、最後にスタンレーパークの目の前にあるコンドミニアムに案内されました。オープンキッチンがリビングとつながり、更には大きなバルコニーがついています。

目の前にはスタンレーパークの森が広がる眺望に一目惚れし、5,000万円程度の物件を現金一括購入を決めました。ちなみにこの物件は5年ほど後だったと思いますが、為替が円安になったこともあり、1.2億円かそれ以上で売却できましたので、良い投資となりました。FXをやめ、為替投資と不動産投資を組み合わせるという方法をこの頃から始めているのです。

37歳 海外移住の準備 そして香港へ移住

ハワイ、バンクーバーと海外の自宅も手に入れた上で、海外移住のための準備も着々と進めていました。当時は所得も高いこともあり、行っていたビジネスの売却などもあり、住民票を抜くためには万全の状態にしておく必要がありました。移住先を何処に置くか?これは当時答えは明確で既に香港に決めていたのです。

香港に既に法人を設立し、金融関連のビジネスでの登録も行っていました。自らの資産運用のための法人です。法人設立や銀行口座開設のために何度か香港を訪れる中で、住むための不動産物件を決定しました。

当時完成したセントラル地区にあるフォーシーズンズホテルのレジデンスです。最上階にプールとジムがあり、部屋からの景色も最高で、家賃は当時としても高額の80万円程度でしたが、新築ということもあり即座に決定です。そしてここに住民票も移し、晴れて非居住者となったのです。

37歳 スイスでのビジネス

今思えば、自分の人生の中で37歳の時が最も動きの激しい1年間だったと思います。この歳から年間100フライトが始まり、1泊4日で世界1週ということをしたこともあります。

途中2泊は機内泊というかなりハードな出張です。香港−ジュネーブ−ニューヨーク−香港 これを4日間でこなしました。ビジネスクラスとファーストクラスなのですが、今ならお金をもらってもいきたくもありません。

時計オークションハウスの買収

当時スイスではジュネーブにある時計のオークションハウスの買収を行っていました。世界中の2万人の富裕層を顧客に持っており、展開次第では面白い事ができると考えていたのです。

この会社のM&Aには成功しましたが、自分自身は買収後、様々な事があり、直接的な関わりはなくなっていきました。なぜ様々な高級腕時計に詳しいのかと言われれば、時計自体のコレクターでしたし、時計ビジネスへの関わりもあるからなのです。

プライベートバンクの大株主に

そして同時に進めていたのがプライベートバンクの大株主になるというものです。スイスのとある街の市長の持ち分の株を譲り受ける契約がほぼ決まっていました。プライベートバンクと時計オークションビジネスの顧客を結びつければ、展開が大きく広がると考えていたのです。

しかし残念ながらこの話は途中で頓挫します。まさにこのタイミングでライブドア・ショックが起き、日本の新興株式市場が大暴落し、資産の殆どが解けて無くなる中、大株主になる資金的余裕がなくなってしまったのです。本当に劇的に同時進行で様々な事が起こりました。

同時進行で劇的な1週間

まるで映画のような展開ですが、このときに同時に起こったことはというと。

スイスのプライベートバンクを訪問し、市長と会食した翌日、ジュネーブに移動。現在のナポレオン家当主とナポレオン家で会食。

翌日は時計オークションハウスの買収の調印。そしてその1時間後に日本ではライブドアに東京地検特捜部がはいる。

翌日にはニューヨークに移動し、ジュリアーノ元市長と面談。

更には翌日にはマイアミに移動し、ファッション業界の重鎮、ヴェルサーチ氏の別荘でのパーティに招待。その最中も日本の株式市場は大暴落中。

翌日はニューヨークに戻り、1日で60cmという歴史的豪雪の中、夜中に飲み歩き、酔っ払ってホテルがわからず、2時間以上路上を彷徨う。

そしてその翌日、バンクーバーの自宅に夕方到着。日本では株式市場の暴落が続き、日本の資産はほぼこの時点でゼロとなりました。人生の中で、最も激動の1週間となりました。

投資心得4:自分は自分、人は人

37歳のこの歳、世界中の様々な著名経営者や著名人との出会いがありました。とんでもない富豪とも知り合いになり、その世界に憧れました。彼らと付き合うためには今の資産では圧倒的に足りない。この気持が焦りを呼び、よりリスクの高い投資にもつながりました。

当初の資産構築目標を大きく上回って達成していたのにも関わらず、更に上を見て、結果的に殆どの資産を無くしたのです。人と自分を見比べること自体が無意味なことであり、投資はあくまでも自分の中心に軸を起き、ブレないことが大切なのです。

世界中で行った様々な投資⑤に続きます。

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チャーリーTAKA
チャーリーTAKA
日本を代表する投資家兼実業家でもあり、グローバル・チーフ・ストラテジストとして活躍中。
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