新型コロナウィルスが残した傷痕。倒産、失業
新型コロナウィルスは日本では最長の東京では4月7日〜5月25日までの期間緊急事態宣言となりました。その間テレワークの導入などを積極的に行う企業もありましたが、反面機動力がなかなか発揮できない業界もあったでしょう。
これはテレワークに適さないということもあります。例えば個人の飲食業などは大打撃です。宅配に切り替える大手フランチャイズはまずは人手ありきで行えますが、なかなかそこまでを個人が行うとなると労力が半端なく、人件費や経費もかさみます。
これらはあくまでも一例ですが、緊急事態宣言が日本経済に与えた影響は膨大なものです。いえ、今後も大きな傷が消えるには時間がかかります。早くも倒産、廃業などが増えてきており、新型コロナウィルスの感染被害はたいしてなかった日本ですが、経済的ダメージは先進国同様の事態となっています。倒産すれば確実に失業者が増えます。現在人材過剰な業種があります。
・旅館、ホテル
・飲食業
・観光業
日本では近年人手不足が懸念されていました。しかし新型コロナウィルスの影響で人手過剰となっています。これは簡単にいえば需要が必要なくなったということ。
例えば製品を作るのに10人必要だったが売れなくなった(需要不足)ので5人で十分となります。売れないということは経営者側も10人分のお給料を支払うのが厳しくなる・・
そういう事態が増えてきています。そしてさらに日本に打撃なのが今年開催だった東京五輪にあります。これに向けてのインバウンド期待で人手を早めに確保していたのが上記の業種ではないでしょうか。
東京五輪は開催されるとして1年後・・ それまでその人手を雇用するための需要はあるでしょうか。
現金給付金などの政府支援策
政府支援策はどうでしょう。休業を余儀なくされた場合は会社から「休業手当」が支給されますが会社側は雇用調整助成金でそれを補います。
しかしその手続きがうまくいっていない、難しく時間がかかるとの現状があります。
さらに相談先がハローワークで今後ハローワーク崩壊などが懸念されます。そうです。医療崩壊のハローワーク版です。ハローワークには失業した人が手続に訪れますし、既に失業中の人もいます。失業者が増加すればなおさら気になりますね。
個人にたいしての現金給付はどうでしょう。5月1日に予算が通り国民一人に10万円の現金給付は皆さんの元には届いてますでしょうか?
僕の場合は5月16日に申請用紙が来てすぐに申請、そして現在5月末ですが音沙汰なしです。地域によっては市町村が建て替えるなどの対応ですぐに支給された地域もあると聞いていますが、バラバラです。丸1ヶ月経っても手元に現金が入っていない人も多いのではないでしょうか。
学生にたいしての給付やひとり親世帯にたいしての給付などさまざまな政策は打ち出されているので利用するべきですが、早くても1ヶ月はかかると見ておいた方がいいでしょう。
個人で稼げる時代到来。
今はインターネットが発達し多くのサービスが生まれています。個人ですぐに稼げてしまう時代です。そんな中で手っ取り早く手元に現金が必要でコストもかけたくないという方へのお勧めは「不用品を売りまくる」です。
マスクの転売が流行り今は規制されましたが、あれはマスクを購入して売るのでコストがかかります。現在マスクバブルは崩壊しましたのでタイミングによっては在庫を抱えてしまっている人もいるでしょう。あくまでもいらない物にターゲットを絞り家中を見渡してみてください。
みんなが売りまくっているけど売れる理由
メルカリやヤフオクなどを活用すればいいのですが特に今お伝えしている内容は真新しいことでもなんでもありません。ただ市場が盛り上がっていると考えられます。
理由は同じようにいらないものを売りに出そうと考えている人がいるからです。その人たちの中にも当然すぐにお金が必要な人も多いでしょうがついつい人はネットサーフィンをしてしまいガチです。
「メルカリで商品を出しておいてその後いろいろな人の商品を見て気づいたら購入していた・」など。必要なものであれば特に悪いことではありませんし、いらない物をいる物に交換するという考え方でいえば合理的といえます。そんな市場にあなたのいらない物を出しておくとそれを必要としてくれる人がいるということです。
ステイホームの意識は続く
新型コロナウィルス第二波、第三波などいわれていますが、自粛要請で自宅での楽しみを見つけた人も多いでしょう。僕自身が出品してみて反応が良かったのが「経済にたいする本」や「投資の本」などです。
このコロナ禍で改めて経済や投資などお金にたいして真剣に向き合おうと考えた人が増えたのか?と個人的に考えていますが、ただ自分からするとすでに頭の中にインプットした情報ですので逆にお金に変わってありがたい話です。
ちなみに中古本屋にはまとめて何百冊持っていっても数百円ということも過去に経験しています。自分で出すと買い値に近い価格で売れるのでいらない物としては最高です。出品にたいしての若干の知識や手間は必要ですが、ネットで調べてだれでも出来るレベルです。
実家を忘れていませんか?
実家に住まれている方には関係がないかも知れませんが、実家は宝の宝庫となる場合が多いです。例えば古い置物。だれがこんな物欲しがるんだよって商品でも高値で売れてしまうことがあります。
トロフィーなど意外な物が売れてしまうのは、買い手がなにか目的があるからでしょう。もちろん両親など他の家族の持ち物である場合はしっかりと交渉してから進めないと後々揉める原因となりますのでその辺はご注意ください。
価値不明の怪しい骨董品を見つけたら
実家にはたまに意味が分からない、どこで買ったのか?家族すら覚えていない代物があります。例えば壺とか。。その手の商品はさっさと市場に出してしまうのではなく、質屋や骨董品やなど数件巡ってみるといいでしょう。
思わぬ価値を知ることにもなります。そしてそこからネットで出してみて最終一番いい条件を選ぶのがあなたにあります。ブリキのおもちゃや昔集めた切手やミニカー。女性でいえばおもちゃのミシンなどもありましたね。
これらは壊れていてもその旨を伝えるとそれでも欲しいという人が現れる場合があります。修理して再利用するかは不明ですが、あなたがゴミ、不用品と決め付けている物を世の中には欲しがっている人が存在するということは覚えておくといいですね。
*全てがとんとん拍子に売れる訳ではありません。ご了承ください。
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