GAFAMという言葉は誰もが理解していると思います。
Google
Apple
Facebook⇒Tesla
Amazon
Microsoft
このIT大手5社の頭文字を取り総称されています。しかし、今この一角であるFacebookがここから落ちて、新たにTeslaがここに加わってくるのではないかとAI TRUSTでは考えています。
GAFAMからGATAMへ!!
その理由はFacebookの決算内容を見ての結論です。業績の先行きがかなり不透明であり、若い世代のFacebook離れが致命傷になると予測できるのです。
10月から12月の決算期でFacebookはかなり悲観的な事業予測を行ったことで、発表直後の先物市場では一時的に24%も下落しました。売上実績は多くの予想よりも上回っていましたが、既に収益は頭打ちにあり、今後事業は大きな伸びが期待できないと株を手放す投資家が多数いたということです。
Facebook(Meta)は年間で1.15兆円以上の赤字
そして、メタバース事業にザッカーバーグ氏が傾倒し、社名もFacebookからメタに変更しましたがこちらの業績も非常に悪いのです。年間ベースで1.15兆円以上の赤字なのです。売上は2,500円ほどしか上がっておらず、今後は競合もどんどん増える中で、事業の先行き自体が不透明なことを嫌われたわけです。
Teslaの業績はこれに対して絶好調
それに比べてTeslaの業績はこれに対して絶好調ですし、大手IT企業の中での選別も2022年は大きく進む1年になると考えられます。
といってもTeslaにしても、今後は電気自動車の競合が一気に増えますから、今後も今までのような大きな成長を続けられるかはまだ不透明ではあります。
時間の奪い合いをどの企業が勝ち取るのか?
今はより多くの消費者の時間を奪った企業がより高い価値(収益)を生み出します。若い世代のFacebook離れは深刻ですし、AI TRUSTでもFacebookページをもって日々記事をアップしていますが、以前に比べて圧倒的に拡散力が小さくなったと感じています。
テレビもそうですが、一定の割合で日々の習慣として見続ける人はいるわけですが、新規で利用する人が頭打ちになれば先行きは明るいわけがありません。株式投資を行う上で、GAFAMの中ではFacebookは投資対象から外すのが賢明だと思います。
AppleにはiPhoneという世界で圧倒的にシェアを持つスマホ端末があります。
Amazonは世界中の多くの人々の日々のAmazonでの買い物を習慣化させています。
Googleは検索というインターネットの本質利用で絶対的な地位を築き上げています。
Microsoftは世界中の企業や組織での利用で盤石の地位を築いています。
Facebookが時間の奪い合いを勝ち抜く要素が今は見当たらないのです。
暗号通貨市場 メタバース銘柄に注意!!
そして、この決算内容を見て改めて理解したことがあります。Facebook(メタ)は年間1.15兆円の赤字を出してもメタバース事業を進められるだけの体力があります。
暗号通貨プロジェクトの中でもメタバース関連銘柄というのは多数あります。しかし、それらのプロジェクトの資本力を見ても、巨大と言われているところでも保有する資金は100億円あればよいところです。数億円、10億円単位の資金しかないところが殆どなのです。
多くのメタバース関連暗号通貨銘柄は無価値になる
多くのメタバース関連暗号通貨銘柄の先はないということです。一時的なブームに便乗し、成長期には短期間で利鞘を取ることができても、本質的に言えば、多くは淘汰されて無価値になる可能性が高いということです。
2018年の暗号通貨バブル崩壊でも多くのプロジェクトのトークンは無価値化しました。時価総額上位100プロジェクトの半分近くがその後無価値化しています。
これが暗号通貨の厳しい真実です。ただし、それを理解した上で、選別し、上昇期を上手に活用していけば、非常に大きなリターンを得られる可能性が高いのも暗号通貨市場なのです。上手く市場を理解し、2022年の自らの投資戦略に活かしていきましょう。
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