暗号通貨市場が先週から急落しています。
日曜日の午前の段階で、BTC価格は65,800USD程度となっています。
14日には73,500ドル台をつけていましたので、数日で8,000ドル近い急下落です。
過去1年のBTCチャートを見ればわかりますが、昨年10月半ばの26,000ドル台から、たった5ヶ月で3倍近くまで急騰していたわけですので、多少の調整はあって然るべきです。
今回の上昇はここまでで終わってしまうのか???
今が底値で買うチャンスなのか???
個人的には大きなチャンスだと見ていますが、幾らで指値を入れるかがポイントですし、売るタイミングも重要です。
暗号通貨は非常にボラティリティが高いですから、投資を行う人は、それを理解して行わないのであれば、リスクが非常に高いと思います。
暗号通貨トレード39連勝中!!
1月後半から本格的に開始しているトレードですが、現在39連勝中です。
3月は既に22回のトレードとなりました。市場が下落した週末も何度か利確をしています。
現在も13ポジションを保有していますが、流石にこの大きな下げの中で、含み益はかなり減っていますが、まだまだ含みも大きなプラスです。
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自動車産業はどうなる?
日産自動車と本田技研工業(ホンダ)は3月15日、クルマの電動化や知能化に向けた戦略的パートナーシップの検討を始めると発表しました。
急速に変化する自動車市場で、世界3位(ホンダ)と7位(日産)の自動車メーカーが手を組み、スケールメリットを生かして競合に対抗する狙いがあります。
自動車輸出世界一位の座を昨年日本は中国に奪われました。中国は国策として自動車産業を推進しており、特にEVについて言えば、圧倒的に中国が優位に立っています。
そこに立ち向かうには単独では無理だと判断したのだと思いますが、残念ながら、圧倒的なコスト面での差で、EVについては中国車、特にBYDが世界では勝利すると考えています。
しかし、EVそのものが販売台数が急速に低迷していますので、ハイブリッド車ではまだ日本は優位に立っていますから、この点に望みがつながります。
EV専門メーカーであるテスラも大苦戦です。アメリカ株が好調な中で、テスラ株は年初から既に35%程度と非常に大きく下落しています。そして下落はまだここで終わりではなく、この先まだまだ下げていくと考えています。
EVのトップメーカーとしての地位はBYDが着実に固めていくと個人的には考えています。
そして、日本の自動車メーカーは多くが衰退し、日本の基幹産業の一つが崩れていくと考えていますが、この辺りは引き続き、マーケットトレンドリサーチで説明していきます。
18日 日銀金融政策会合でマイナス金利解除か?
18,19日に開催される日本銀行の金融政策決定会合を控え、植田和男総裁が賃金と物価の好循環の動向を中心に点検し、適切な判断を下していきたいとの考えを示しています。
市場では同会合でマイナス金利政策の解除に踏み切るとの見方も強まっており、マイナス金利政策は終了する可能性は高いと考えます。
ただし、Fマイナス金利解除と言っても、マイナス金利分の総額はたかだか知れており、これによる影響など実際のところは微々たるものです。
ただし、金融市場がどう反応するかはわかりません。波乱の大きな数日となる可能性は高いです。
3月7日には40,300円弱まで上昇した日経平均ですが、そこからはアメリカ株の下落もあり落ちています。
利上げが意識されれば株価にはマイナス影響が出ますので、今週は大きく下げることも想定しておく必要があると思います。
円はどうなる?
週末のドル円は149円ほどでした。11日には146円台半ばまでの円高がありましたが、再度円安方向に進んでいます。
日銀がマイナス金利を解除し、日米間の金利差が縮小されると意識されれば、円高に進みそうなものです。
しかし、実際には、先週はアメリカの経済指標が強く、インフレが下げ止まらないことで、利下げがまだ先になる公算が高く、アメリカの金利は上昇しました。日米間の金利差が拡大したこともあり、再度円安の流れになったのです。
今回ゼロ金利を解除しても、そこから金利を大きく上げることは日銀にはできないでしょう。
積み重なった国債の利払いの原資には余裕などなく、金利が急上昇するようなことになれば、日本の予算そのものが組めなくなります。日本の財政は残念ながら終わっています。
日銀は大量に国債を保有していますので、金利が上昇すれば、巨額の含み損も発生することになります。
残念ながら日銀にできることは限られており、日本円は一時的にゼロ金利解除で少し円高に進んでも、本質的には長期的に円安がさらに進んでいくと考えるべきでしょう。
ホーチミンへ!!
7年ぶりにベトナムのホーチミンを訪れました。
ホーチミンの中心部は既にこのように巨大ビルが次々に完成しています。
ベトナムはコーヒーが有名ですが、ショッピングモールに入っている有名なカフェで飲むコーヒーの価格は1,000円ほどしましたので、既に日本とあまり変わらない物価ではないかと感じました。
7年前に訪れた時とは明らかに違います。円がどんどん弱くなっていることも理由ですが、ベトナムが着実に高い成長を続けているために、インフレも進んでいるからです。
日本は長期間デフレの中で、安い物価に慣れてしまいましたが、コロナ禍以降のインフレの中で、多くの日本人がインフレに戸惑っています。
このあとも世界は確実にインフレは定着し、日本でもインフレは続きます。大企業中心の春闘では高い賃上げが多くの企業で行われることになりましたが、日本人の多くが働く中小企業では残念ながらそんな余裕はないでしょう。
日本人の中でも更にこれによって二極化が進んでいきます。
しかし以前にも書きましたが、日本そのものが継続的に国力を下げていますので、日本という下に下がるエレベーターの中で、更に二極化が進むため、二極化の上に入る日本人であっても、その多くは世界と比較したときには下がっているのです。残念ではありますが、これが真実であり現実です。
日本人のパスポート保有率がどんどん減っていますが、今の現実を理解するためにも、日本から近い諸外国を訪れ、現地の成長、物価を実感し、今の自らの置かれている状況を理解することが、自らのリスク意識を高め、自らの、家族の将来を守ることにつながっていくと思います。
実践あるのみなのです。