ChatGPT

チャットGPTでインバウンドの状況を検証してみた

政府観光局のページを見れば、月毎、年毎の訪日外国人旅行者数が把握できます。

ここからこの先の伸びを予測することで、この先のインバウンドビジネスへの影響もわかり、恩恵を受ける上場企業を絞り込むことも可能になります。

ただし、このサイトのそれぞれのページをみていくには非常に手間もかかりますから、チャットGPTを使い、データをまとめてもらいました。

チャットGPTでインバウンドの状況を検証してみた

しかし、最初は下記のように情報を読み込むことができませんでした。それぞれのPDFの情報を詳細まで読み込んでくれません。

次に具体的なエクセルデータを見つけ、そのデータを読み込ませてみました。指示の方法自体、人に指示するような形ではなく、独自の言い回しで指示することが重要です。

チャットGPT自体がそれを一度自ら英訳した上で作業に入っていきます。チャットGPTは本来英語で開発されていますので、英語での指示のほうがより確実な対応ができるようです。

そして、最終的に出できた結果がこちらになります。

コロナウイルス感染が最初に日本で見つかったのは2020年1月15日でした。2020年までは中国人観光客が圧倒的に多くを占めていました。

コロナ禍が開けて本格的に旅行者の移動が始まったのは2022年からです。そして、2023年に入り、検査等もなくなり、出入国が以前と同じようになりました。

2023年の上半期の来訪者数を見ても、年間ベースで計算しても2019年までの来訪者数には到底及びませんので、2024年以降、インバウンド需要はさらに高まることが予想できます。

外国人旅行者にとっては今の円安は大きなメリットであり、日本のものはなんでもバーゲンセールの状況にあると言えます。

中国人観光客が全く戻っていない!!

2019年には年間960万人弱が来日していましたが、2023年は上半期で38.6万人ですから、年間ベースでも77万人にしかなりません。2019年に対して1/10にも届きません。

今、中国人が日本に旅行をするには年間所得が1,000万円以上でなければビザがおりないと言われていますが、これには当然中国ですから抜け穴もあります。

しかし、これが大きなハードルになっていることは間違いありません。

中国国内の経済が相当悪い?

なぜこのような政策を行なっているのか想像してみると、中国国内の経済が実態として相当悪いのではないかと予想できます。

国内に資金を落とさせるために海外にできるだけ出させない。計画経済の中国ですから、十分にあり得る話だと思います。

そしてこういうことまでしなければ国内経済が戻らないということは、不動産市場が足を引っ張り、中国経済は元のような成長は既にできない国になった可能性が高いと考えられます。

日本のバブル崩壊後、20年、30年という単位で低成長が続きましたが、中国もデフレの罠にハマる可能性も高いと思います。

今日本に訪日する中国人観光客の多くは富裕層だと考えられます。そして彼らは引き続き日本の不動産を物色し、別荘として保有していくのではないかと思います。

インバウンド顧客の継続上昇で想定できることは?

①日本のインフレを後押しする

飲食業、宿泊、サービス業等で人手不足は継続しています。人材を確保するために給与を上げざるを得ません。

そして、その分は価格に上乗せされますので、外食単価は上昇します。宿泊費用も上昇します。日本のインフレは高止まりします。

高級ホテル・旅館、高級レストラン等は多くの日本人にとっては年々手が届かない場所になっていきます。外国人からすれば仮に30%値上がりしても全く問題ない水準ですので、値上がり幅は予想を上回って大きくなるのではないかと思います。

NYまでとは言いませんが、海外の主要大都市の価格水準まで上昇するのではないかと予想されます。

②優良不動産の外国人保有率が高まる

円安でのバーゲンセールにより、優良不動産は継続的に外国人が購入し続けます。日銀の金融政策も大きく変更は現実的に難しく、低金利も続きますので、優良商業不動産についても外国のファンドが買い続けていくことになるでしょう。

大都市圏のマンションは多くの日本人にとっては高嶺の花となります。今は無理をして高値掴みをする必要はありません。

③主要観光都市は大混雑

京都のような主要観光都市には外国人旅行者が溢れかえることになり、交通手段も激混みしますし、コロナ禍の時のようにじっくり見て回ることも今後はできないのではないかと予想されます。

今年はまだそれでも2019年までのようには戻っていませんので、来年以降の更なる観光客の増加を考えると、今のうちに日本国内の主要観光地は回っておくのが良いのかもしれません。

④インバウンド関連株の継続上昇

ここでは個別銘柄はあえて書きませんが、インバウンド関連株は継続的に上昇することになるでしょう。

そして、より質の高いサービス、高価格を提供できる企業、価格を大きく上昇させることができる企業はより収益力が高くなりますので、大きな上昇が見込めると考えられます。

⑤中古品価格の上昇

中古ブランド品、中古高級腕時計、ポケモンGO等のカード、コレクターズアイテム、中古ゲーム機器、中古携帯電話等、中古品価格が幅広く上昇が見込めます。

これはシンプルに円安が大きな理由です。海外に比べて日本の中古品は安いです。そしてインバウンド旅行者は消費税が還付されますからさらに10%引きで買えます。

そして、日本の中古品は品質が良いのです。中古品価格も総じて上昇することになるでしょうね。ものの資産はまだまだ継続保有しておくことが正しい判断のように思います。

チャットGPTの活かし方

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